あまり早いと熊さんの心配もあるので7時の朝食後出発、国道出て1本南側の千走(ちはせ)川沿いの道、賀老の滝へ進みます。昔、賀老の滝は観光で伺いました。落差90m一見の価値あり。
登山道はそれを通り越し国道から20kmの所です。新道登山口となりますが、旧道は案内表示板も無く、事実上廃道です。
立派な林道は通行止めの立て看板の先へ更に続いています。着替えていますと3台車が到着します。8時10分晴天の中を出発します。
とても気持ちの良い岳樺の樹林の中を進みます、1番目の写真、真ん中の雲の影で黒っぽくなっているのが賀老高原です。北東には北海道では珍しい特徴のない山々が地平線まで続きます。
5合目は台地状になっており平坦な道がやや続きます。2番目の写真、帯状に平坦な市街地と右側には日本海、左端には太平洋さへ、かすかに見えます。素晴らしい眺望が続きます、本当に素敵です。
8合目表示で(この何合目表示というのは何を基準にしているのか、あてにならないのですが)、左側からの真駒内コースと合流します。ちょっと行ってみますが草に覆われ全く使われていない様子です。新道コースの倍の距離ですから。
ずーと見えていた南狩場山へ着くと灌木の中をしばらく進むと、草紅葉の緩ーーい傾斜を1km程進みます。早い時期は雪渓なのでしょう。
山頂付近だけが雲の通り道らしく、ガスの中を進みます。
山頂はガスで、直ぐに引き返します。南狩場山手前でガスは切れ、眺望を楽しみます。3番目の写真は山頂から続く尾根と日本海を写したもの。北海道独特のモスグリーンに輝く山は羅臼岳からみた硫黄岳
を思い出させます、植生の違いでしょうか。
4番目は南狩場を降った所、左端に狩場山頂が見えます。5番目は下山中の南狩場、登山中は常時見えています、最初はこれが山頂かと思いました。5番目は林道から写した南狩場と狩場、2km位でしょうか、拡大すると草紅葉が良く解ります。
とにかく常時180度以上の、千変万化の眺望。登って良かったと思える本当に素敵な山です。北海道の山は別格でしょうか。
下山後、滝の第2展望台(樹間から少ししか見えない)、炭酸水を見学します。炭酸水は枯れたのか出てはいませんでした。駐車場先で飛び出してきて餌をねだるキツネと遊んだ後、日本海沿いの国道を松前町に向かいます。
快晴の中、瀬棚の三本杉岩、奥尻島、大島小島を見ながら松前城隣の旅館矢野へ投宿します。
後ほどウエブアルバムにもアップします。
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