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2009年9月23日水曜日

9月20日 大笠山 登頂








桂湖の最奥部の大笠山登山道へ向かいます、途中2か所崩落がありますが、ダムがあるため迂回路が整備され、ブナオ峠とは違います。車が数台止めてある突き当り登山道を7時出発します。

ネットでも高名な直登の梯子、鎖場が続き、更にやせ尾根の急登が続きます。2時間半程で支稜線に達すると1番目の写真、特徴ある笈ヶ岳が全貌を現わします。
2年前のGWの素晴らしかった山行を思い出させます。分厚い雪だった北面も今は緑一色です。同時前面に2番目の写真大笠山が大きな姿を現わします。下界からは見ることのできない、近くの陵線まで上がらなければ見えない山です。

まだまだ遠く、急がねばとの気持ちがわき起こります。
ここから幾つかの急なピークを越えるのですが、常時見える笈ヶ岳が本当に勇気を与えてくれます。
出発時は山頂部分には雲がかかっていたのですが、全て消え快晴、地平線までの最高の眺望となり、振り向くと山越しに御岳から乗鞍、槍穂、剣まで素晴らしい1年に数日の景色となります。

11時前、空腹のため登山道上で昼食とします。その後ちょっと進むと避難小屋でした。4畳半位の丸太で組んだ、まさしく避難小屋です。

そこからロープの急登、こたえます。先行者が4組下山してきます。直登で陵線へ、強風でヤッケをはおります。そこから左へ200m5分で12時山頂。

360度の眺望、3、4番目は山頂から笈ヶ岳越しの白山。5番目は来し方のピークを、拡大すると御岳から乗鞍、槍穂までが見えると思います。北側には金沢、南砺市越しの日本海も見えます。
山頂は風もなくぽかぽかの陽射しで気持ちよく、富山市のからの単独登山者と話して1時間程滞在しました。
素晴らしい眺望で登って良かったと思わせてくれる山です、きついですが。

13時下山にかかります。下りも結構きついものとなります。急下降は能合白山根尾谷を思い起こします。

最後の鎖場、梯子は笑い出した下半身で慎重を期します。梯子最上部には小さな地蔵さんと枯れた供花が。落ちれば命はありません。
17時下山、本当の急登で1、2年振りに大腿筋を使ったという感じです。
陽射しがあって水1Lでは全く足りませんでした、陽射しよりも急登ですか。でも、良かったーーーーー。







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