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2021年1月28日木曜日

1月27日 吉田博 展 東京都美術館

東京都美術館で開催中の「吉田博」展に伺って来ました。写真は「劔山の朝」、現在の北アルプス剣岳です。沸き立つ雲が素敵です。高所登山者でなければ解らない雲上の景色ですね。

画伯は自身も北アルプスを縦走したり、南アルプス、果てはヨーロッパアルプス、ロッキー山脈へも行っています。百年以上前にヨーロッパアルプスやロッキー山脈へ行ったのは凄いですよね。

「露営 北岳、間ノ岳」。鳳凰三山からの景色でしょうか。今と違って山小屋は無いので案内人や荷役を雇って登っていますね。

「エルキャピタン」


「レーニヤ山」

 「潮待ち」。瀬戸内の景色も多いですね。

東京都美術館では、かってない作品展示ですので、お薦めします。


2021年1月24日日曜日

1月24日 東郷青児 蔵出しコレクション

今回のポスター、今日が最終日でした。陽の当たる道を歩んだ大家といった趣きで、大作が並べられ圧巻でした。
「バンスの女」。プロバンスの地の事です。
「タッシリの男」。画伯はアルジェリア南部まで行ったそうです。
「チェッコの女」

「婦人像」1936年


「スペインの女優」

 「赤いベルト」

2021年1月14日木曜日

1月12日 田中一村 千葉市立美術館

千葉市立美術館で開催中の田中一村展へ伺って来ました。パンフレットです。

盛況でした。何時もは高齢女性が多いのですが、20代の若い方がほとんどでしたね。同時開催の絵本展のせいもあったのでしょうか。

千葉市に20年居住し、支援者も居て、支援者遺族から寄贈を受けたので所蔵作品が多いとの事で百数十点の展示で、お薦めです。

「奄美の海」。千葉市から奄美大島に移住しています。
帯の絵付けも行っており、数点展示されていました。
「仁戸名蒼天」
「夕日」
椿図屏風

 「アダンの海辺」代表作でしょうか。パンフに使われる事も多いですね。


2021年1月12日火曜日

1月11日 初詣

初詣、巨木巡りを兼ねて伺って来ました。静岡県熱海市の「来宮神社」「下多賀神社」。神奈川県湯河原町の「五所神社」「城願寺」。
来宮神社は盛況、帰りは駐車場も満杯となっていました。社務所、社殿、喫茶店等、新築で立派です。門前前に新幹線と東海道線の高架があり、ビュンビュンと走っています。
日本第2との根回りの楠が社殿裏にあります。
周囲にウッドデッキがあり周回できます。主幹が5mまであって、そこから3本の幹が伸びているのですが、最大の物は枯れて切られています。昭和8年に国の天然記念物に指定されていますが、その頃はあったのでしょうか。
主幹の部分も枯れており、寿命で仕方がないのでしょう。


五所神社です。こちらも新しく有難みはありません。
門に入って直ぐに楠木の大木があり、杉の様に根元から10m位そのままの太さで伸びており圧巻です。半分がコンクリが敷かれており残念です。
門前の道路を挟んで天然記念物の楠木があり、こちらは根塊が凄いです。アスファルトの道路を何とかしろよ。半径10m以内は構造物を置かないとか。


駅向こうの山の中腹の城願寺です。こじんまりして海が見えます。
町天然記念物のビャクシン。右回りにツムジの様に伸びています。

 真横に伸びた枝は支柱で支えられています。ビャクシンはなかなか見る機会の無い木ですよね。

巨木は社寺仏閣に多いです。他の場所だと切られてしまうのでしょうね。



2021年1月10日日曜日

12月31日 房総半島の巨木 千葉県

勝浦市の「上野村の大椎」。そう、どんぐりの木です。後ろが寂光院という寺です。門なども一切なく、案内が無ければ古民家と思ってしまいます。



張り出した横枝には支えの棒が。反対側の大枝はすでに落ちています。

樹幹中央部は朽ちており、いつ倒れてもおかしくはない感じです。寺の記録に日蓮さんが来た時にはあったとあるので、800年は経っているのでしょう。県の指定天然記念物です。



「賀惠渕(かえぶち)の椎」小原川から近い所に、両側に民家があります。
真横に伸びた枝や、斜めに伸びた主幹等、珍しい生え方です。


多くの枝が切られており、そんなことしなければ良いのにと思います。直ぐそばの掘立小屋もじゃまです。君津市指定天然記念物です。保存に対する配慮とかは全くありません。


特異な生え方ですので、見る方向に寄って全く感じが違います


「環の大クス」崖の斜面に生えていて、下には道路が、そして山側直近に寺へ行く道路が通っています。
大きくてカメラのファインダーに納まりきれません。


直ぐそばの道路からです。主幹はこういう風に伸びた物か、合体したものか、複雑な様相です。


道路を登った所から。存在感は十分です。県指定天然記念物です。



ネットで日本の巨木ベスト20を知りました。


 環境省、全国巨樹・巨木林の会、奥多摩町日原森林館が協力してデータベースの充実に努めています。ガジュマルは幹の形が特殊なため、ランクには入れておりません。」との事です。まあ、確かにガジュマルは何十本もの枝が収束して生えていますからね。

リストの内、登山で伺った北金ヶ沢のイチョウと縄文杉は伺っています。
リスト以外で印象深かったのは福島県の滝桜と岐阜県の石徹白(いとしろ)の大杉です。
2番目の阿豆佐和気神社の大クスは熱海ですので正月明けに伺おうと思います。一般的に来宮(きのみや)神社の方が通りが良い様です。

九州が多く、楠が多い、神社の神木が多いです。そうでない木は、やはり切られてしまうのでしょうね。