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2010年8月31日火曜日

8月31日 デジタルデバイド

ネットサーフィンで山情報を楽しんでおります。今月の各地の情報が得れるのですからネットは凄いです、使わない良さもあるのでしょうか。

少し前に岐阜の開かずの大門山の林道が開かれているのを知り急遽伺った経緯もあります。

通行止めだった北海道、神威岳の13kmの林道が今年は通れる様になっています。昨年営林署に問い合わせてそっけない応答を思い出します。
行きたいのは当然ですが、やはり北海道は1週間は行っていたいですよねーー。

北海道は雨が振り方がもの凄く、一昨年6月に1週間伺ったのですが、駄目でした。ニセイカウシュッペ登山口前では車のワイパーが効かない豪雨でした。
ニペソツは1時間半ほど登った所でガスと雨で中止しました、他の方々は登っていかれていましたが。
4年前の幌尻岳も凄い雨だった事を思い出します。


今週末は一応活火山の焼山を杉野沢橋から予定しています。
うーん、行ってない所はやはり行ってみたいですよねー。霞、鋸、燕、大天井、ガイドブックを見て思案しております。

2010年8月29日日曜日

8月29日 ソール張り替え完了

スカルパ重登山靴

AKU

今日、石井登山本店にアクの張り替えた靴をとりに行ってきました、12600円でした。
そんなに減ってはいなかったのですが、つま先とかかとの先端の部分がやはり減りますね。

スカルパの2度目は21000円位、1度目は13000円位、まー為替相場、輸入原価もありますが倍も違うのはねー、今回のアクは12600円ですから。
ソールと本体の間のゴムの覆いが厚くなっています。スカルパの1度目は半分位でしたから、これで内部への水の浸入を防いでいるのだと思います。

2年ほど前にアクを購入してからはスカルパは使ってなかったのですが、先週の小秀山、昨日の有明山と使用しました。重登山靴と軽登山靴では用途が違いますが、アクはタイトでホールドが強い感じです、最新のインナーソール対応も考えているのでしょうか。
スカルパは甲が広く余裕があります。薄い靴下やインナーでは足が泳ぐ感じです。


最近はトレッキングシューズに近い感じの登山靴を使用している方も見かけるようになりました。
楽でしょうがダメージという問題もあります。
登山では石の間に挟まったり、とがった石や枝がありますから。

NHK「試してガッテン」でマタギは地下足袋を履いているので地面の感じがつかめ小股になり疲れないと、扇動的放送がありましたが。
ネットでは、それで爪を剥がしたり小指をおったりで靴に戻したという失敗談が多々ありますね。マタギと登山は違うんだよ。

8月28日 有明山 登頂

先行する甲府からの二人ずれ

山頂手前稜線のツガ

山頂の社と標識

中岳の社

三段の滝


一瞬ガスが晴れ、松川の町が
午前7時中房温泉第3駐車場から出発、三段の滝分岐までは緩やかな登り、そこからは木梯子とロープ、仰ぎ見る様な急登です。

ここ2カ月程、樹林に入ったとたん頭から汗が噴き出す湿度の高い、汗だくの登山が続いたのですが今日は涼しい。

そこからやや緩くなった杉造林を直登で進みます。1時間15分程でトラバースというか、ずーーと緩く巻いていきます。
木の根道、石で段差があり往きは良かったですが帰りは難儀します。

八合目標石を過ぎると、緩やかなツガの稜線となり、3時間40分で山頂の北岳へ。
ガイドブックではきつい登りとありましたが、たいしてきつい所は無く、あっけなかったです。もっとも反対側の松川からですと標高差1300mで、かなりきつい様です。


山頂標識はありません、小さな社前に板の案内板があります。更に進むと三角点、そして社とその跡がある中岳、さらにガスの中を甲府からの二人ずれと進みますが、案内図には南岳には行かれないとなっており(道は続いていましたが)、ガスなので引き返すことにします。北岳山頂で食事と歓談。ガスの中のんびりします、このところ眺望の無い登山が続いています。

12時、二人ずれと別れ下山します。が、段差や石、木の根で歩きずらく、笊でやった左足の腱が痛みます。13時15分、段差を降り際に右ひざを木の根にぶつけて悲鳴。
ま、登山では軽い負傷は仕方ないですよね。
14時過ぎると晴れなくて良いのに、上方だけが晴れ直射日光がそそぎます。またしても汗だくに。

上りは難なくという感じでしたが、下りは手こずります。1箇所160度位の戻り気味の所で往きも帰りも道をロスします。中盤は針葉樹の下の赤テープを追う感じとなり若干注意を要します。

三段の滝分岐から、滝へ。規模は小さいですが最下段の透明なベールの様なのは珍しいですね。更に、たる沢の滝があり有明荘の水源となっています。そのまま進むと第2駐車場へ出ます。

15時半、第3駐車場の車へ。着替えて有明荘で入浴、穂高のとんかつ屋さん藤味庵で食事後、東京へ戻りました。

2010年8月24日火曜日

8月22日 位山中止 加子母観光

加子母の大杉
早朝は牛もお休み
内木家
明治座

21日夕方は夕立で加子母の大杉を良く見れなかったので、立ち寄り撮影します、近くの乳池も見ます。牛舎もあり牛達も寝そべっています。
そのあと下呂から位山スキー場へ向かいます。7時到着しましたが、気温も高くカンカン照りです。昨日と同じく、街中は晴天、山は雲がかかっているという状態です。
登頂しても眺望が無く、日陰の無いスキー場を歩いて行くのは嫌なので、中止しました。

小秀山登山口の加子母(かしも)へ戻り、観光します。良質のひのきが採れたため尾張藩の直轄地であった加子母は名残りを残します。山守だった内木(ないき)家の大きな屋敷、道祖神。歌舞伎のための明治座等を見て回りました。

中津川は日本の栗きんとん発祥の地で付知(つけち)には和菓子屋が数件あり、購入します。普通は餡の中に栗が入っているのですが、ここのは栗を挽いたものとなっており、美味でした。

11時、中津川ICから東京へ戻ります。






2010年8月23日月曜日

8月21日 小秀山 登頂

男滝
滝源頭
小笹の第2高原
兜岩から来し方、右に少し見えるピークが三の谷コース

デズニーランドかと見まごうばかりのウオークボード


午前7時半、復旧なった二の谷コースの乙女渓谷を行きます。ジムニーなら進んでいけるウオークボードです。
木ですので前日の雨で濡れてとても滑ります。濡れた木は要注意です。

湿度が高く頭から汗が吹き出します。渓谷沿いに1時間半ほど進むと夫婦滝が見えてきます、落差が80m近い2本の滝は見事です。
更に進むと男滝下に出ます。写真のとおり見事です。この渓谷の滝は素敵でまた訪れたい気分です。
ここから滝を巻いて源頭に登る急登が始まります。その上に子滝、孫滝とあり、三の谷コースとの出会いまで急登が続きます。
樹間から兜岩ピークーが見えます。今日は下の方は陽射しが差し、上の方は雲がかかっている感じです。
晴れていれば名古屋が見えるという第1高原でしたが、ガスで何も見えません。ここからはたおやかな稜線の道となり、すぐに第2高原へ着きます。12時、昼食とします。

第3高原から少しの登りでガスの山頂へ、立派な小屋もあります。反対側からネットで話題の王滝村からのコースも通じています。
すぐに下山します、帰りは三の谷コースを降りましたが、杉造林の斜面を大きくジグを切りながら林道までただただ降りて行きます。眺望も無く、つまらないコースです。
私は出発が遅く、ペースも上がらなかったので三の谷コースを降りましたが、帰りも二の谷コースがお薦めです。

他の方もネットに書いておりましたが、二の谷コースは変化に富み、ほんとうに面白いコースです。眺望はありませんでしたが、楽しむ事ができました。
林道を30分あるくとキャンプ場の駐車場に着きます。17時、9時間半かかりました。
着替えて車に乗ると、激しい夕立となります。倉屋温泉へ向かいました。

2010年8月13日金曜日

笊ヶ岳 考察

去年秋の大笠山以来の急登でした、大腿二頭筋がぱんぱんです。

その後、ネットで検索しますといろいろと情報が出て来ました。ランカン尾根で検索しますと、結構登られています。大金山まで林道が伸びているので距離は短いでしょうが、アップダウンや岩があり、やはりきつい様です。その1つ北側の尾根も登られています。

ネットで欲しい情報をタイムリーに検索するのも、なかなか難しいですね。

山と高原地図のコラムで岸田明氏の笊のコラムを見つけました。
http://yamachizu.mapple.net/column/column.asp?TCLMNO=1153


2年ほど履いたAKUの登山靴のソールが減って、濡れた岩の上では滑る様になったので石井スポーツに張り替えに出しました、2週間以上かかるようです。
車のタイヤと同じで、早めの張り替えが良いかも。

すり減るまで履いて登山中にソールが靴からとれた等という豪傑女性もいます。

毎週末登山でしたが、今週末はお盆で大渋滞ですので山は止めて射撃の予定です。

2010年8月8日日曜日

8月7日 笊ヶ岳 登頂

山頂から小笊

広河原先のガレ場から

投棄された大量のワイヤー





山梨側の雨畑からのコースを登りました。静岡の椹島からですと東京から静岡市に行って、そこから畑薙第1ダムへ、椹島ロッジへの最終バスが15時、行くだけで1日かかる事になります。


ネットで情報を見ますと、カラマツの尾根筋急登について何もありません。眺望も無いし、写真を写しても絵にならないですから。その他の部分についてがほとんどです。
しかし、これがコースの大部分であり核心部です、且つハードです。

4時に出発しましたが他の3名はそれ以前の出発でした。水3Lを持ちます。樹林の中は湿度が高く汗が頭から噴き出します。山の神の祠まではまあまあの登りですが、そこから尾根筋急登が始まります。
皆伐採されて細いカラマツの造林となっていますが、直径1m程の無数の切り株と数100mに渡り、ワイヤーやウインチ、滑車、鋼板、ドラムカンが投棄され山は完全に破壊された状態です。
細いカラマツに覆われ眺望は全くなく、当然ですが稜線に近ずく程急になり、「まだか」「まだかよ」「ほんとかーよー」という感じです。

11時、やっと布引山に着きます、ヘトヘトです。山の神の所で30分朝食でしたが、ここで昼食30分とします、暑い。樹間から緑の南ア主稜線が覗けます。

笊ヶ岳への稜線は鞍部へかなり下がります、か細いツガ系に覆われ眺望は全くありません。1時間ちょっとかかります。ここでもワイヤーが散見されます。

13時山頂、ガスが急速に湧いてきて、小笊の上の富士どころか小笊を見るのがやっとです。写真の後、すぐ全く見えなくなりました。

眺望を楽しむのであれば、幕営で朝でしょうか。鞍部で先行者と会いましたが「3時過ぎに出た、水2、5Lを持ってきたが無くなりそうだ」との事。今日は前日幕営1名、日帰り3名、全て単独男性。椹島からは、いたのでしょうか。

トンボがえりで戻ります、鞍部の登り返しが嫌になります。布引からの下山、急下降。樹林の中に入ると、暑い、暑い。山の神で水3Lは飲み干しました。東側の尾根筋ですから西日が入ってこず、16時を過ぎると暗くなってきます。17時半、広河原に着きます。川の水をガブ飲みします、ここまで来れば一安心。渡った後は、平らで歩きやすい道です。途中、つり橋の所で「ブフォーー」、という鳴き声と逃げる音、熊か猪でしょうか。掘り返しの跡もあり、反対側からは「ピーピー」と鹿の鳴き声。動物は濃いです。
稜線鞍部から笊
広河原までの行きの1時間半はあっという間でしたが、帰りの1時間半はとても長ーい時間に感じます。

19時、駐車場に戻りました。15時間の長く、きつい山行は終わりました。山服上下は汗ぐっしょりで臭います。一仕事を終えた感じです。

広河原までは杉造林、それ以後はカラマツ造林。完全に破壊され、眺望は山頂以外ありません。反対側の椹島も似た感じなのでしょうか。
造林のため道は完全に整備されています。一昨年までの傾いた橋も今は立派な橋に付け替えられています。


布引のガレ
ビィラ雨畑へ向かい入浴、泊まりたかったのですが満員との事。疲れきっていたら道の駅で仮眠と思いましたが、意外と元気で高速を東京へ戻ります。双葉SAで食事後(朝昼コンビニ飯だったので美味しかったー)、この時間はすいています。高速走行をを楽しみます。
22時半自宅着。

2010年8月4日水曜日

ブロッケン現象


何度か遭遇しています、森林限界で高山で夕方、ガスの中という条件が必要ですね。

写真はほんとうに綺麗に撮れていますね。

6年前に高瀬ダムから入って裏銀座、大キレット、西穂高と縦走した時に槍の小屋に泊まった時の夕方に写したものです。

今日、見返しているのですが、ジャンダルムの印象が強烈です。

2010年8月2日月曜日

8月1日 人形山 登頂





今日も曇天です、国民宿舎五箇山の先、林道を10km近く入るでしょうか、ダート道です。
昨年自分のスポーツカーですぐにあきらめています。
200平米程の駐車場へ止め7時出発します、降り出しそうな気配です。1番目の写真、道はすぐに杉造林の中に入ります、今日も樹林帯の湿度はとても高く、汗をぬぐいながら登ります。

第1休憩所で京都からの大学出立ての若者と会います。
大学ではワンゲル、三百名山を目指し、今110との事。私と同じく「目標が無いとやらないから」と申します。
同時「雪山はやらないので(達成は)難しい」と申します。
道が無く、藪がひどく残雪季でなければ登れない山もありますから。

そのまま1時間程進むと自然林に変わり急登となります。登り切ると2番目の写真、宮屋敷跡へ。ここだけ刈り払われており眺望が広がります。雲がはれ強烈な陽射しとなります。サングラスとフェイスマスクを着用しましたが、すぐに曇天に戻ります。

ここからは小さなピークを登って平坦な道を進みます、ピークを巻きながら登り、虎ロープの急登を登り切ると稜線、三辻山との分岐です。

3番目の写真、たおやかな稜線を人形山へ向け進みます、稜線は木が無く眺望があれば素敵なのでしょう。
少しですが花々もあります。
山頂手前で灌木が視界をさえぎったと思う間もなく5番目の山頂です。道は先へと続いています。

50m程離れた崖際にも山頂標識があり、こちらは新日本百名山の岩崎氏の一派が立てたものです。
4番目の写真、そこから稜線と三辻山を。左端が分岐ですね。デジ写真は皆明るい感じですが、実際はもっと暗いです。

雨の気配に戻りを急ぎますが分岐から雨となりカッパを着用します。カッパ着用と雨中登山はほんとうに久しぶりです。宮屋敷で雨は止みます。そこから樹林の中をえんえんと降ります。今日も服を絞れるだけの汗でした、14時車へ。

昨日と今日は曇天で景色も少なく、当然写真も少なくなります。写したものも、綺麗ではありません。


「くろばの湯」で入浴、食事後(量の少なさと値段の高さに閉口、田舎は食事にほんとうに困ります)帰路につきます、これでこの山域での山は終了しました。

7月31日 大門山 登頂





鷲ヶ岳を登った後、五箇山ICからブナオ峠を目指します。国道から10km、沢水を道路上から流すためのくぼんだ箇所が5か所ほどあり、スポーツカーはきついかも。舗装されており難無く峠に着きます。今もキャンプ場の標識が国道に出ており、昔は小屋やトイレもあった写真がネットに出ていますが跡かたもありません。
ゲートから徒歩ですと往復5時間のアルバイトとなるでしょう。


1台軽が止めてあり登り始めてすぐ、下山するこの2人づれと会います。「今から山頂ですか」と。

2番目の写真ブナの中を登ります、1度丸刈りされているのでしょうか、細い木ばかりで大木はありません。樹林帯ですので湿度が高く頭から汗が噴き出す感じです。
中程で雑木林に変わってから急登となり3番目の写真の稜線分岐点に着き、ここから山頂も見えあと500mの標識も。

先を急ぎます、ここからは笹をかき分けながら進む事になります。笹を掴んで急登を登りやや平らになって笹を漕いでいると4番目の山頂です。残念ながら眺望はありません。

撮影後すぐ下山、降り際樹間から人形山が見えます。

分岐を過ぎると雲の中という感じでガスの中を降ります。5番目の写真、とにかく暑い、木々の中のサウナという感じです。急ですねー。

大笠、笈、この周辺の山への稜線へはガケの様な急登ですねー。

大急ぎでしたが16時過ぎ峠へ戻ります。

7月31日 鷲ヶ岳 登頂


素晴らしかった北アルプス、余韻が残ります。霞、表銀座等の未踏へとの思いもありますが、まずは日の長いうちに南の笊への予定でいましたが、富山県砺波土木センターへ問い合わせるとなんと、開かずのブナオ峠への林道が開通しているとのこと。急遽行くことにします。
山頂からの景色
人形山へのダート道は途中まで去年行っているので解っています、ブナオへの道もネットですとあまり良くないので、岐阜羽島でレンタカーを借り向かいます。大門山は峠から1時間半との事ですので、途中高鷲SAから立石林道を鷲ヶ岳へ向かいます。昨年林道を半分以上歩いているので知った道です。安平路山の林道もそうですが、傾斜のある未舗装ですと雨が土をえぐっていってしまいます。バーストしない様慎重に車を進めます。
やがて鷲ヶ岳登山口の標識、ここはいっぷく平への登り口でスキー場からの登山道はここへ出ます。登ってもまた林道へ降りることになります、そのまま林道を進むとすぐどん詰まりとなり1番上の写真、登山道入口へ。道は丸太で階段状に整備され、丸太の間にはジャリがひかれ観光地の様にきれいな状態です。
霧雨の中、着替えをしているとスキー場からの登山者が登って行きます。私も後を追い20数分で山頂へ。三角点と方位板だけで山頂標識はありません。曇天で眺望はありません。

4番目の写真は山頂手前から振りかえったもの、拡大すると入口に止めた車が見えます。中央ピークがいっぷく平。右奥の山が高鷲スキー場です。

一昨年冬にスキー場からきていっぷく平を降りたところで猛吹雪で中止、去年1月スキー場からと思ったら雪が全然なく中止。去年秋に立石に自分の車を置いて林道を半分以上歩いてかったるく中止。4度目で山頂へ登る事に。

1日帰りに高鷲SAから見た、スキー場の隣、妙高を小さくした感じの両肩のある姿が印象的でした。