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2020年12月29日火曜日

12月24日 清澄寺と三石山観音寺

清澄寺に25年ぶりに伺って来ました。やっぱり木と銅瓦の緑青は良いなーー。コンクリだと有り難味が全くありません。
千年杉です、この巨木を見るために伺いました。寺の記憶はありましたが巨木の記憶は全くありません。

こちらは天然記念物の大クス。周りがコンクリートで固められてかわいそう、もう少し配慮が必要ではと思います。


この日は強風、参詣者は私の他に二人でした。


クスノキ全景、巨木は訴求感があります。人の何倍も生きて来ているわけですから。畏敬や敬う観念が、人々にもっとあって良いと思います。

広重も旅行で伺って素敵な浮世絵を残しています。デッサンや配色はほんとうに素敵ですよねー。

 


同じ場所からの景色です。天気が良ければ、もっときれいなのでしょうね。当日は曇天でした。
三石山観音寺、人里離れた山中の崖の上です。岩峰が目立ったのでしょうね。何百年も前に開山されたました。奥の岩峰の上に奥の院があります。亀山ダム湖の南側になります。
奥の院には網があって願掛けのハンカチが結ばれています、寺が焼却するそうです。御覧のとおり山々の中です。房総半島は中心部は皆こんな感じですね、低山が連なって、平地が無い。
岩峰下の社、これだけが古いのです。他は最近の築ばかり。彫り物が素敵です。
手前から岩峰下の社を。食い込むように建てられています。手前階段を登って右に回って奥社に向かいます。社の後ろにも道があり、帰りはその道を利用しました。
参道途中に天然杉の大木があります。枝打ちされずいっぱいに枝を広げています。良いですねー。
参道は山門から800m位でしょうか。舗装、平らですが、両側ともほぼ絶壁です。
柱は古いですが他は新築。
山門です。手前に100台以上停車できる駐車場はあります。田舎の山奥で開門が6時から14時って、いやーー常識から大幅にズレてますよね。



 

2020年12月26日土曜日

12月23日から 養老渓谷

道路から観音橋
朝、誰もいません。去年は旗振りガイドがインバウンド100人位連れて歩いていたのに。
観音橋、鉄筋コンクリートが艶消し
出世観音
源頼朝も参詣したというが、眉か。建物は新しい、裏手に人が住んで車もあって、ありがたみは無い。
こちら側から弘文堂という川廻しのトンネルがあって、以前は行けたのですが崖崩れで通行止めとの事で、戻って川の家さんへ向かいます。
川岸の上にある川の家さん
25年前に泊まりました。川魚の食事がとても良かった。今回はとれなかった。また泊まりに行きたい。
上流に白鷺
拡大します、スマホなので望遠は弱い
養老川に緋鯉
右岸(下流から見て右側)に遊歩道があり進みます。養老川に放流された緋鯉が見えます。
アップです
コノ字型のコンクリが渡してあり反対側に渡ります。渡ってから写したものです

あーー、ブログアップがうまくいきません。弘文洞他の写真がアップできません。


車で粟又の滝へ行きますが、水が全然無い。ガックシ、遊歩道を歩く気もしなかった

2020年12月20日日曜日

12月16日 御殿山、大日山 登頂

高照寺駐車場
鴨川市金束の古民家宿を朝食後高照寺駐車場へ向かいます。道路わきで広く直ぐに解ります、トイレも有りますし。
着替えて出発します。風が有ってやや寒い。

水道施設前の案内板
民家と水道施設が有り、ここまでは舗装されています。ここからダートの杉造林となります。予算が付いたからやった、不必要と思うコンクリ柱と鉄鎖が進行方向右側に続きます。
大黒様から伊予ヶ岳
軽トラ道を歩いて行くと大黒様に。90cmと説明されてる小さな大黒さんがあり、杉造林が無く眺望が広がります。

大黒さんの所から高照寺と駐車場

御殿山山頂
杉造林が続く道を進むと急な木の階段となり、登ると御殿山です。大きな照葉樹が6本程残されており、直径30m程の広場となっています。その周りは杉造林です。

山頂から南側を

山頂からの急な下りは、椿が植えられています
とにかく予算がたくさん付いたのでしょう、両側に椿が植えられています。ここを降って行きます。


房総の山には珍しいアップダウンです。御殿山から急に降って、鷹取山へ急に登ります。
鷹取山山頂はコースから40m位入る。


高取山から良く踏まれた道を進んで行きます。ここからびっしり杉造林となります。
木にプレートが
両側杉造林の最低の道を進むとプラのプレートが林道を示します。直ぐ下に林道がある様です。


そのすぐ先に樹間から鴨川市街越しに太平洋が望めます。


直ぐ下に林道が見えます。

面白くも何とも無い杉造林を進みます。


石碑のある宝きょう山頂に着きます。ここから直ぐに大日山です。気温も低く風があって寒かった。
左が富山、右奥が鋸山
5分で大日山山頂へ着きます。3人の高齢女性が居ます、一人が盛んに話しかけてきます。坊滝駐車場から最短距離で登って来たとの事です。

館山越しに大島も

小さな大日如来もありましたが、御覧のとおりごちゃごちゃした山頂です。寒いし特に見るべき風景もないので、戻ります。

とにかく鷹取山から大日山の間は杉造林で見る処もなく、嫌になります。前評判が以外に良かっただけにガッカリでした。

復路は写真も撮る事は無く、たんたんと高照寺駐車場まで戻りました。着替えて道の駅富楽里で昼食をとり、高速で東京へ戻りました。
 

2020年12月19日土曜日

12月15日 烏場山(からすばやま) 登頂

トイレのある登山口、車の右が花嫁街道登山口
宿の主人から「軽トラしか走らない道ですよ」と言われたが大丈夫。車が2台停めてあって、写真の車の後ろに停めます。
着替えて出発します。
両側に杉造林が続く
出発しますが両側にびっしり杉造林が続きます、テンションダダ下がり。「花嫁街道」という、とってつけた様な名前より「杉造林お先真っ暗街道」に変えた方が良いのではないかと思いました。

素敵な照葉樹林
やがて、残されたのでしょう素敵な照葉樹林が両側に続く素晴らしい道が少し続きます。
登山中に海が見えるのはほんとうに良い
やがて見晴台との事で太平洋が一望となります。幾つか展望台と呼称される所がありますが、人為的に刈払われたと思います。全般に道は大変に良く整備されています。
経文石
経文石に着きます。別にただ石の上に伸びた木です。登山道は半分が杉造林で、半分が照葉樹というのが続きます。
この先で遅い歩きのカップルを追い抜きます。ウエアは素敵な物を着ています。
このカップルが、山頂で歓談した方により80歳台という事を後で知ります。
素晴らしいと思います。
馬鹿丸出し標識
杉は水の浄化には全く効果は無い、保水も広葉樹に比べて極めて低いとうのは、解ってるんだろう馬鹿。
山頂手前の見晴台
山頂手前の見晴台で太平洋が一望、素敵です。後ろ側はヒバ系の植林、海側は人為的に刈払われて下草もありません。
全体的に登山道は地元の関係者に寄って、とても整備されています。それだけに杉造林は何とかならないのかという感じです。
ここで先を行く単独者を見ます。山頂で歓談する事になります。
山頂から西側の景色
直ぐに山頂へ着きます、単独先行者と歓談します。千葉県船橋市の方で車が無いので電車で来た。和田浦の駅で地図をもらったとの事で見せてもらいます。
山頂のみの登山でしたら、直ぐ西側に県道があり20数分で可能でしょう。
愛宕山とレーダーサイト
千葉県最高峰の愛宕山が指呼の内です。ちなみに今はコロナで自衛隊基地内の登頂見学は禁止だそうです。
花婿街道方面
枝振りを広げた照葉樹が素敵です。見える様に間伐採はされていますが、先は杉造林です。
杉造林の花婿街道を降る
旧烏場山展望台
山頂からどんどん降ると、しばらくして旧烏場山展望台となります。昔はここが烏場山だったのでしょうか。ここも人為的に刈払われています。
少し降って太平洋が煌めく
花園街道分岐点
今は山頂手前が崩落で通行禁止の花園街道合流点に着きます。手前で急峻なピークがあって見晴らしが良いかと思って登ると全くそんなことは無くて、急斜面を横向きで下山しますがカラカラに乾いた土で滑り落ちてしまいます。50cm位で右手で木をつかみます。ザックの上から木に当たります。凄い衝撃です、右手も背中も痛みが走ります、後から見ますと左ひじがザックリと切れていました。
階段を
黒滝
直ぐに黒滝に着きます。10m位ですが両側断崖です。水が細く滝つぼも浅く幽玄という感じではありません。杉造林のせいでしょうか。
木の階段が設置されており階段を降ります。
上から木橋が見えます。
降りて木橋を進みます。水深はせいぜい20cm、水は少ない。
山茶花のキャンプ場
直ぐに山茶花が咲いているキャンプ場に着きます。元は学校とか何かの施設があった感じです。ここから舗装道路となります。先行のカップルを追い越します。
養蜂場跡
廃棄された養蜂場もしくは休業、何百もの巣箱があります。

舗装道路を進むと、出発点の花嫁街道入り口に着きました。車が2台増えていました。着替えて今宵の宿泊の鴨川市金束の宿へ向かいます。

新日本百名山で道は大変に良く整備されています。ただ、ほとんどが杉造林でほんとうにその点は残念です。照葉樹の元々の自然だったら100点とすると今は20点位。