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2022年5月22日日曜日

5月21日 鋸山 皇居造営丁場跡

 鋸山皇居造営丁場跡の情報がヤマップに上がりまして、行って来ました。その方は石の階段の旧登山道から入った様ですが、私は昨年12月に行った第2アドベンチャーコースでロープウエイ山頂直下から、コースは東側の稜線へ鋸山山頂方面へ進んだのですが、反対の海側へ行く作業道を確認していたので、そこから旧登山道への間も確認したく、ロープウエイ直下を山頂駅下まで登り上げ海側へと進みました。


第2駐車場へ車を停め着替えて出発します。2度目ですので何の躊躇もありません。登り始めて直ぐに前回は気がつかなかった20m四方、高さも20m位の丁場(石切り場)が左側にある事を発見します。右側も石垣や人為的な平地があって、昔は盛況だったことを偲ばせます。
湿度が高く汗ぐっしょりで調子が上がりません。

ロープウエイ山頂駅直下まで登り上げて海側へ、岬側へと進むと直ぐに切通の奥に大きな丁場があって入って行きます。高さ70m位、トップから垂直に見て、下部は50m位奥に掘り込んでいます。安全性とか常識とかは全く無視です。
そのせいで、次からの丁場は巨大な落石で埋まっているのです。



そして、それからの丁場と丁場の間の道は、崩落で落ちており、一度3、40m下へ降りてから移動してまた登る事になります。全部崖で木や木の根に常時つかまって進むので時間も労力もかかります。汗ぐっしょり、泥だらけになります。
両手が塞がっているのですから、写真を写すこともできません。
またアクションカメラは全く写っていませんでした、がっかり。


崩落の上に木々がびっしり生い茂っていますが、丁場がある事は解ります。


巨石の崩落で埋まっている切通です。随所にあって気を使います。


覗くと深さは15m位、落ちるとアウトです。


遺構はありますが、道が無く、感で見極めて進みます。


巨石の崩落で埋まった奥に丁場が確認できます。危なくて近づけません。


石垣の遺構があって進んで行きます。

丁場から丁場への移動は先に書いたとおり、落ちたらアウトの崖の斜面を30m以上下に降りてから横へ行き、また登り上げで、全て木や木の根をつかんでなので、時間と体力を使います。

縦横高さ20m立方の小さな丁場が続いた所で垂直の壁で下も崖で進むことができず、手前を稜線へ上がります。
上がると前回歩いた登山道でした。いや、とても時間をくいました。進むと丁場の壁の所の上を石段の登山道が下へ降って行きます。
70m位進んだ所で、行けそうなので海岸方面へ進みます。しばらく進むと丁場跡です。


5m位の巨石で埋まった切通の上です。穴だらけで危なくて近づけません。


奥に丁場があった事は確認できますが巨石で埋まっています。


その次の丁場も5m位の巨石で埋まって入る事ができません。


その次の丁場、入って行きます。金水色の石壁が美しかったです。

支稜線を降ってしまい、木や根をつかんで稜線へ登り上げて戻ります。
岬方面へ進みますが崖の斜面を木や根をつかんで進ますが、進退窮まります。
上に丁場があるのはみえましたが、岩盤の崖で上がれません。
コース取に失敗です。
戻りますが、これも難儀します。落ちたらアウトの所を木や根を何とかつかんで行きます。

岬手前の金谷側と保田側を短い穴トンネルがある所まで行きたかったですが、残念。200m近く戻ったのでしょうか、樋道が下へ行っています。木をつかみながら降るとL字型に岩盤を削った急な道となり降って行きます
藪に阻まれ下へ降ります、2、3日前と思われる足跡がありましたね。
境界杭があって細い道にでます。笹がびっしり倒れこんでいて漕ぎながら降りて行きますと昭和後半と思われる石切り場跡に出て10m幅の道路跡に出ました。
カフェ岬の反対側の民家の所に出ます。
カフェ岬の国道入り口に出て、国道を歩いて第2駐車場へと戻ります。



10m幅の道路跡に出て振り返る、丁場跡も見えます。今日は手こずりましたねー-。



ヤマップのログです。