先行する甲府からの二人ずれ |
山頂手前稜線のツガ |
山頂の社と標識 |
中岳の社 |
三段の滝 |
一瞬ガスが晴れ、松川の町が |
ここ2カ月程、樹林に入ったとたん頭から汗が噴き出す湿度の高い、汗だくの登山が続いたのですが今日は涼しい。
そこからやや緩くなった杉造林を直登で進みます。1時間15分程でトラバースというか、ずーーと緩く巻いていきます。
木の根道、石で段差があり往きは良かったですが帰りは難儀します。
八合目標石を過ぎると、緩やかなツガの稜線となり、3時間40分で山頂の北岳へ。
ガイドブックではきつい登りとありましたが、たいしてきつい所は無く、あっけなかったです。もっとも反対側の松川からですと標高差1300mで、かなりきつい様です。
山頂標識はありません、小さな社前に板の案内板があります。更に進むと三角点、そして社とその跡がある中岳、さらにガスの中を甲府からの二人ずれと進みますが、案内図には南岳には行かれないとなっており(道は続いていましたが)、ガスなので引き返すことにします。北岳山頂で食事と歓談。ガスの中のんびりします、このところ眺望の無い登山が続いています。
12時、二人ずれと別れ下山します。が、段差や石、木の根で歩きずらく、笊でやった左足の腱が痛みます。13時15分、段差を降り際に右ひざを木の根にぶつけて悲鳴。
ま、登山では軽い負傷は仕方ないですよね。
14時過ぎると晴れなくて良いのに、上方だけが晴れ直射日光がそそぎます。またしても汗だくに。
上りは難なくという感じでしたが、下りは手こずります。1箇所160度位の戻り気味の所で往きも帰りも道をロスします。中盤は針葉樹の下の赤テープを追う感じとなり若干注意を要します。
三段の滝分岐から、滝へ。規模は小さいですが最下段の透明なベールの様なのは珍しいですね。更に、たる沢の滝があり有明荘の水源となっています。そのまま進むと第2駐車場へ出ます。
15時半、第3駐車場の車へ。着替えて有明荘で入浴、穂高のとんかつ屋さん藤味庵で食事後、東京へ戻りました。
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