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2009年9月23日水曜日

9月22日 川上岳(かおれだけ)登頂 










起床後、(下半身パンパン)人形山を目指します。ガタガタの林道を辛抱に辛抱を重ねて愛車で4、5km行きましたが、未舗装林道は更に続きます。あきらめて引き返します(愛車は超可哀想)。
国民宿舎五箇山荘前を通り、国道をブナオ峠林道(大門山登山口)ゲート前へ行きますとゲートが開いています。
その前のGSに「行って良いのか」と尋ねると、「駄目だ、3km地点崩壊で、今はダンプが入っているのでゲートが開いている」との事。
でも、この分では来月位開通しそうですね。

曇天で眺望もないので、レンタを借りてかって知ったる鷲ヶ岳と思い(林道は悪路)、高速を高山へ向かいます。日産レンタカー高山支店で尋ねると「連休で空いてる車は1台も無い」との事、尤もでした。

下見でもと思い、位山手前から県道を川上岳登山口へ進みます。ネットでは大半は下呂側からの登山で西側高山側からの登山は少数です。
登山道まで7.5kmの表示がありきれいな舗装道を進みます。
が、2km程手前の開いてるゲートから穴だらけの簡易舗装となり雨も降ったらしく、道は荒れます。その間も県道から沢山の林道が山側に刻まれています。

川上岳登山道への林道ゲートへ着くとファミリーカーが1台、隣に止めて着替え10時10分林道を進みます。曇天ですが薄雲です。このままだったら良いなと思います。
細かな黄土が敷いてあり大型観光バスが楽勝で通行可能な道です。
直ぐに大イチイへの分岐に、帰りに見ることにして林道を進みます。体調悪く下半身が重く中止しようかと思います。何とか進み1時間で1番目の写真登山口へ。(山頂まで2.9kmの表示)
他からの林道も合流、手前は大型50台位止めれる平坦地です。凄い林道は更に先へ進んでいます。国有林内に何で巨大な林道網がと不信感が生じます。

階段の急登となりますが、大笠山の半分以下というか、大笠山が凄すぎるのですが。
ブナやツガの高木が残されて自然林の良い雰囲気の道です。直ぐにガス(雲)の中に入ります。支陵線手前50分程で雨となりカッパを着ます、雨の中の登山は本当に久方振りです。直ぐに2番目の写真支陵線に達します。標識は登山口と同じく山頂まで2.9kmとなっています、何だこりゃーー。


陵線上は殆ど平らな笹原の間の道を進みます、晴れていたら良い眺望なのでしょうね。
40分程で下呂側からの登山道とぶつかります(3番目の写真)。T字路を左側に進むと山頂です(4番目の写真)。先が位山への天空遊歩道でしょうか。雨とガス、眺望は全くありません。

直ぐに来た道を引き返します。陵線を降りる手前で雨は止みます。陵線から下ると水戸からのやはり三百名山を目指しているという登山者と会います。駐車場に止めてあった先行者は宮川源流から大イチイのコースをとってゲート近くで会ったとの事、歓談後別れます。

林道に降りるとガスも薄くなります。ゲートから350m地点の分岐で大イチイへ4番目の写真宮川上流の橋を渡り向かいます。川を渡ると25m位のブナ、ツガ等が林立し素晴らしい自然林です。
かっては日本中、この感じだったのでしょう。
150mほど登ると5、6番目の写真の大イチイ。能書きは樹齢2000年との事です。縦に何本も割れ目が入り、根元付近にも大きな穴が開いて何時倒れても仕方ない感じです。それも薄墨桜や神代桜の様に接ぎ木や添え木で既に死んでいる物を生かしているより良いと思います。
山奥にあり一般の方はあまり見る事の無い木です。

鑑賞後戻りますが、粘土質の土がソールに着いて行きは何ともなかったのに、戻りは橋の木の上に足を乗せた途端、滑落。手で木を掴み事無きでしたが。

二転三転、また雨の登山は避けたかったのですが川上岳に登ってしまいました。


16時、着替え後、平湯、安房トンネル経由で帰宅します。かつての平湯峠も今はトンネルであっという間です。上高地下まで行くと渋滞にはまりました。そして笹子トンネルから八王子まで史上最高の46km渋滞へ。23時には自宅に着きました。







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