旅館矢野で朝食後、出発します。国道から林道を1時間20分走り、登山口へ着きます。着替え後、緩やかな登りのブナと笹の道を行きます。しばらくすと樹間から景色が見え出します。海から数100m突き出した様な大島、小島が見えて飽きることがありません。快晴の元、昨日に続き素晴らしい眺望が始まります。
やがて1m程の笹原となり、360度の眺望となり日本海を見ながらの、北から昨日の狩場山、奥尻島、大島、小島、南に津軽半島、前方に山頂、東に津軽海峡と函館そして駒ケ岳も遠くに見えます。
周りの山々には木が生えているのですが、大千軒岳から前千軒岳は一面の笹原です。遅い時期まで雪に覆われているからでしょうか。
笹原になってから頂上まで、最高の眺望は続きます。
1番目の写真は山頂から北東方面の山々。2番目は山頂から千軒平と前千軒岳。3番目は南東の津軽海峡と中央に函館山。4番目は来し方を振りかえる、笹原のピークに登山道、奥に奥尻島。5番目は日本海に突き出す大島が。
前方の千軒平までと思い降り始めますが、山頂までは風は無かったのに、凄い強風。寒さを覚え数100mで引き返します。
降りも何度も立ち止まって眺望を楽しみます。笹原から樹林に入った所で地元のアベックとすれ違います。12時下山。地元の方が1人。彼が云う分には「林道は全面開通していると表示されている」と。
私が「それは、この登山口までのことではないのか」というと「それでは全面開通ではない、自信はないのだが」とのことです。実際、「上の国までは通行できません」という立て看板は幾つもあります。が反対方面へ入って行く車はあります。山菜採りか、引き返してくるのかは解りませんが。
私は行く事にして、進みます。両側から草や葉が出て、路面中央には20cm程草が生えて、あまり通っている気配はありません。ダートの道を40分程走ったところで、完全に塞いだゲートが。
残念、戻ります。
その後、松前から函館へ向かいます。函館市内から見る北側の函館山はぽちょっとした柔和な感じですが、西側から見ると断崖の台形状で迫力はあります。
明日の駒ヶ岳に備え森町に投宿します。
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