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2014年7月20日日曜日

7月16日 ペテガリ山荘へ

林道の鹿、15m位でも逃げない

峠から降ってから間違って入った沢
同じ地点から正規ルートの沢
 16日、羽田から全日空987便6時25分発で千歳へ。手配済みの大手の半額料金のにこにこレンタカーで9時過ぎに道央自動車道へ。無料の日高道へ入り終点から一般道。
単調な国道から静内を過ぎ、荻伏交差点からカムイ山荘への林道へ。
嫌になる位走ってカムイ山荘手前を左に入って2台止っている所へ駐車。

今年春はカムイ山荘手前が土砂崩れだったのも修復されています。

この林道はカーブで転覆死亡事故があって閉鎖され、一昨年でしたか大学生が山中で鉄砲水で死亡したのを期に開放されています。

誤登した急斜面
伐採地跡のきつね

小屋と登山口
 道自体、危ないところは無く、そもそも事故があったら閉鎖と言う営林局の考え方が倒錯的です。
一般道で事故があったから閉鎖ってありえないですから。


峠手前の二股の沢、右が正解

13時、着替えて70Lザックで出発。ニシュオマナイ川を渡渉し林道跡を歩いて川に取り付きます。
後は峠まで、この川を登っていくのです。
はっきり言って、川を登っていくのです。ネットでこの部分の記述が少ないのは写真を撮る暇も無いからと思います。


右に左に渡り、分岐からは写真の様にナメのような川の中を登って行きます。

そう、この分岐で誤ります。右への方向10mの流木に赤テープが巻いてあります、その先にはありません。ここで、しばし逡巡します。
こちらなのか、それともこっちでは無いという表示なのか。「解りづらい」と先着の愛知県からのアベックも言っていましたが。GPSも登山道では無いので標高線だけです。

ふと左の急斜面を見ると真新しい登り跡が。
これに従って登ります、土の急登。
笹を掴んで汗だくで登り切ります、そこまでは道らしき物があったのです。
やや降りかげんに藪の薄い所を右方面に行きます。

25m程で消え藪一色となり、戻ります。今度は左方向のやや薄い所を進みますが先程と同じ結果となります。

断念し急斜面を降ります、汗だらけで。1時間以上のロスです。


また逡巡しマーキング方向へしばらく進むと、ありましたマーキングが。

そのまま細い川を進み、やがて笹の土の道となり峠の鞍部へつきます。
笹の中の稜線を反対側に降ると直ぐに川となり、左側から1本合流する沢と出会います。合流点に赤テープはあるものの先にはどちらにもマーキングはありません。

ある方のブログで丘陵を左に行く、私は右に迷い込んだというのを見ていたので、その影響もあって左上に登って行きます。

50m進んだ所でマーキングも無いので引き返します。ここで16時半、真っ直ぐ行ってはっきりしなければ引き返そうと思います。ペテガリ登山どころではありません。



1人がやっと通れる細い沢、4、50m進むとありました赤テープが。
しかし今までで最高に暑い、湿度も最高。額の汗を拭いながら進みます。ウエアもプールで泳いだ様にびしょ濡れです。

川から右に上がると伐採地跡です、トドマツの苗木に赤テープが幾つも巻きつけてありペテガリ山荘の表示もあります。
ちょっと進むと10数mの渡渉となり、立派な林道となります。平成22年完成の標柱があり、ネットで工事関係者をよく見たと多いでしたね。

資材は高見ダム側の林道から搬入しているはずですから、一般にも1日も早く開放が良いでしょう。新しいタイヤ痕もありました。


以前も書いた事がありますが、林道は税金で作られています。納税者の国民を排除する、それだけで本末転倒です。



この林道歩きも長い、2時間近く歩きます。嫌々歩いていると右に小屋が見えて入ります、18時過ぎ。道迷いと暑いので本当に疲れました。


リタイヤしたとのアベックがおり歓談します。中型ザックが1個置いてあり、駐車場にもアベックの他に1台あったので「とても気になる」との事。私もそうです。


赤飯だけの夕食後19時前に就寝、ところが21時になってそのザックの方が小屋に入ってきます。初老の男性、「今降りて来た」との事でうーーん。自己責任ですし色々な登り方があるから否定は出来ませんが。



この方が枕元を通って2階へ2度ほど行き来します。上がってからもごそごそと1時間近く音を立てすっかり目が覚めてしまいました。
やれやれ。




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