稜線に到達すると山形側の山々や街並みが |
ブナ林を九十九に登ってすぐ、緩やかな道となり升沢小屋まで
えんえんと歩きます。
眺望は無くブナの純林といえ、飽き飽きとしてくると三光の宮の標示が。左に30mとの事で行きます、50cm程の石碑が、何だこれはという感じです。
ただ、初めて視界が開け山頂が見えます。
戻って升沢小屋へ向かいます。
去年夏の二王子やエブリサシの様な暑さ地獄では無いですが、喉が乾く、暑いー。
1Lのアクエリアスと500mlの水をペットボトルで持参しましたが、もう心もとない。朝4時前に出たという老人に会います、「水場はあるか」と尋ねると「升沢小屋は沢なので何ぼでも取れる」との事で一安心。
コンクリ基礎の立派な小屋を降りると川が。水を詰め進みます。
初めての体験、何と川をずっと登っていくのです。登山靴での沢登といった感じです。
解ってる方は何でもないでしょうが、初めての者は「何時沢から登山道へ登りあげるのか」と躊躇します。
また、川原の石の上を進むので足にはこたへます。マーキングもあまり無いのです、逡巡します。
途中、何人もの下山者に行き交います。100m近い雪渓を乗り切
稜線到達点から山頂 |
山頂は50名近くで賑わう |
ちょっと進むと千畳平となります、8畳位の広さで何がという感じです。
でも眺望が開け山頂も見えます、直ぐに稜線です。山形側の山々や街並みも見えます。山頂も指呼のうちです。
ちょこっと石楠花も咲いています、平坦な道を山頂に進みます。
12時15分山頂へ着くと50人位が、皆1時間半の大滝キャンプ場からの様です。
昼食としくつろぎます、4時間半はきつかったです。前日の焼石岳とは、花や池塘も無くいまいちの感。
その間もどんどんガスが上がってきます。
充分に寛いだ後、下山します。ガスがどんどん上がり太陽が遮られると途端に気温が下がります。
暑くて喘いだ登りと対照的に涼しい降りとなります。
升沢からは変化の無いブナ林の中となります。新緑紅葉が楽しめる時期以外は大滝からの短いコースが良いでしょう。
登山口直前で蛇ガ岳直前で雪渓が落ちそうで怖くて戻ってきたという方に会います。
山頂のウスユキソウ |
山頂から泉ガ岳方面 |
焼石岳の秋田側東成瀬コースは3時間半で最高に素敵と話すと「次は焼石岳だな」とつぶやきます。
16時駐車場へ、あー今日は暑かった。3L以上水を飲みました。
小さな台が森温泉で入浴後、大和ICから東京の自宅へ戻りました。
川はやがて滑に |
こんな川を登って行く |
ブナの純林 |
三光の宮の石碑 |
稜線手前の石楠花 |
山頂で |
稜線から升沢へ降りるコースを |
0 件のコメント:
コメントを投稿