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2010年5月23日日曜日

5月22日 針の木岳 登頂
































































































5時40分、扇沢駐車場を出発します。雪が無いと大沢小屋まで左岸の夏道を歩くのですが、右岸に雪が残っており、その片斜面上を歩きます。1番下の写真が雪渓の全景。拡大すると大沢小屋が見えます。雪渓が伸びる最上部がマヤクボカール、その右が針の木岳です。
小屋の砂防ダムが雪渓の終端です。ここでシールを貼ってスキー登行を始めます。長い雪渓の登りが始まります。徐々に急となり、休み休み進みます。カール手前で直進する最低鞍部の針の木峠と、右へのマヤクボ沢へと別れますが、針の木岳を目指す方がほとんどで、私も右へ行きますが急斜面です。ここでスキーを担ぎ、アイゼンでの登行に変えます。すぐ側のはい松に雷鳥のつがいがいて写真を写します。オスは半分夏毛に、メスは全て夏毛に変わっています。

とにかく急斜面、カール手前と稜線手前はあえぎながら登ります。11時40分、稜線に到達します。ここで昼食と大休止にします。石の上に小1時間、寝転んでいました。
ピッケルを使いながら山頂へ向かいます。なかなかの景色です。1番上、すぐそばのスバリから右に爺ヶ岳、折り返す様に鹿島槍、五竜、白馬三山と北アルプスが日本海まで続きます。2番目が山頂から黒部湖、遠くに槍、別に剣の写真も写しましたが、剣はどこからでも見えて感動が無いなーー。3番目は山頂から雪渓を。


稜線まで戻り、滑降を開始します。急斜面ですので転倒しない様にして降ります。カールの淵ははい松帯になっており、針の木峠の方か、登って来たマヤクボ沢を降りるしかありません。カールはじょうごの様になっており、針の木雪渓へ向かいます。整地された様なデコボコの無い急斜面のスリルを楽しみます。
4番目の写真がカールを振り返ったもの、右がマヤクボ沢です。5番目がこれから滑る針の木雪渓。一気に滑り降ります。6番目が雪渓の半ば過ぎで。


大沢小屋からも右岸の雪の片斜面をかなり下まで滑って降りることができました。林道歩きで一緒になった神奈川からの3人組も「泊って明日蓮華岳の予定だったが天気が悪いので中止する」との事で、私もそれにならって帰る事にしました。





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