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2021年9月13日月曜日

房総丘陵四郎治林道 9月11日

岩盤をL字型に削った古道

追原廃集落から大ケヤキ歩道、湯ヶ滝廃集落からと探してもダメでした。
はっきり解っている小仁田歩道か橋の沢林道という選択肢もあるのですが、行っていない四方木からの池の沢歩道からと思い行きます。
前日、笹Pに前泊。隣のミニストップでコーヒーや軽食を頂き、この店で作っているおにぎりを購入。四方木に向かいます。
四方木ふれあいの里、まー公民館です。駐車場に停めて着替えて出発します。

以前、キンダン川から四方木に上がったので道は解っています。
介護保険施設の四方木ふれあいの里から入って民家の横を行って、コンクリ舗装を登ってお墓に行きます。真横に杉造林を渡ると道があり登って行きます。
解っているから行けますが、この辺りは不親切ですよねー。
そもそも、キンダン川が倒木ダムで進めなくエスケープで、池の沢歩道を作って四方木への道を造ったと思います。

道を進むと小屋ノ沢歩道と池ノ沢歩道分岐となり、以前郷台林道を歩いた時に池ノ沢歩道のプレートがあって、行けるのではと思い池ノ沢歩道へ行きます。
崖を降ります、お助けロープもあります。キンダン川に着きますが、反対側は高い絶壁で取り付くシマもない。引き返します、崖の登り上げは疲れます。たまらず1本入れます。
倒木帯の上流はほんとうにきれいな川床になっており、倒木帯を処理すれば郷台林道に登れるのではと思いますが。大変でしょうが。


戻って小屋ノ沢歩道を進みます。やがて郷台林道へ着きます。面白くも無いダンプ林道を歩くと池ノ沢歩道のプレートがあります。これを進むとどうなんでしょうね。


ダンプ林道の橋の沢林道へ入り終点の崩落から四郎治林道へ入ります。

7月31日の四郎治沢を登り上げた時は、うっすらと地面が見えて進めたのですが、今日は藪で全く見えません。
たまらず稜線へ崖を登り上げます。直ぐに古道のトンネルのはずですが、346mピークを踏みたかったので稜線を進みます。屹立の感じのピークへ木の根をつかんで登り上げます。

ピークには大きな栂の木が
ここでミニストップのおにぎりの昼食にします。

尾根筋を少し進んで古道へ降ります。稜線から直線で40m、崖の降りは疲れます。

最初のトンネルで
一応戻ってトンネルを確認して戻ります。




素敵な古道を進みます。岩盤をL字型に削った所は素敵です。
すっぱりと崩落してる所もあります。何十mも落ちています。高巻きします。
ここで粘土状の土で滑って落ちます。「やばい」と声が出ました、落ちるとアウトです。
斜面にべったりと体を付けて接地面を最大にします。掌を広げて登って立ち上がって復帰しました。
何度も経験しましたねー。

今日は軍手でしたので手首が出てしまうので、この時ヒルや虫が着きます。つまみ取ります。100均の水色のビニールを吹き付けてある手袋が良いですね。手首が出ないし、水もそんなに含まないし。軍手ですとびちゃびちゃになります。
BDのクライミンググローブは色も形も素敵ですが、内側の握りがバックスキンで、指の部分が直ぐに減って破れてしまうんですよねー。

ヒルは化繊には歯が立たないですが、綿や毛の自然物には生地の中に食い込んできますね。


進むと湯ヶ滝歩道のプレート。四郎治林道を先に進みます。


2本目のトンネルです。蝙蝠が飛び交います。
四郎治近道歩道のプレート。加勢歩道にもありましたね。加勢歩道からつながる様です。
3本目のトンネル。四郎治林道のトンネルは5本共道に対して直角に造られています。トンネルを短くするためでしょう。

4本目のトンネル、四角ですね。

分かれ道です、上へ行きました。正解でしたが下も興味津々です。

綺麗に岩盤を削った道、苔も素敵です。

やがて道はスッパリと崩落しています。崖上を落石や倒木を越えて進みます。

崩落を進んで行くと左に50cm位の穴が。


頭を入れて除くとトンネルです。ここを見逃すと彷徨って撤退ですね。
強力なヘッデンを付けて進みます。2017年のブログで怖くて入れなかったともあります。
バサアーーンと大きな音が響きます。人か大型動物かと思い、「おーいおーい」と私も叫びます。
蝙蝠でした。トンネル内で反響したのでしょう。普通真っ黒なのですが、ここのは茶色でしたね。握り拳位あります。
一昨日の大雨もあるせいか、トンネル内部は水浸しなのです。じゃぶじゃぶ漕いでいきますが、出口は深くなっています。登山靴を濡らしたくないのでここで戻ります。
前回、追原から大ケヤキ歩道崩落地点とつながりました。出て右は倒木や土砂があるのでしょう、反対側も土砂が凄いですものね。


上に蝙蝠が止まっています。

湯ヶ滝歩道分岐まで戻って、人道の湯ヶ滝歩道を進みます。道は半分消滅しており難儀します。山の斜面で彷徨いました。GPSは現在地は明白に解りますが、方向性がはっきりしない時があるのです。
崖を登り上げて稜線へ復帰します、崖の登り上げはきつい。

杉造林斜面を降りるか、稜線を進むか逡巡しました。
杉造林を降りる事にします。降りて行くとプレートと東大の立入禁止の看板がありました。一応正解だったわけですが、ここから川沿いの絶壁80m位あり、足元は土で荒れていて非常に危険です。稜線を進んで湯ヶ滝集落へ降りるという選択肢も大いにありかと思います。


絶壁の淵を進んで前回湯ヶ滝集落から詰めた所に着きます。まー、一安心です。


来た所を振り返ります。どう見ても道には見えないですよねーー。
この沢を渡って反対側に取り付き廃集落へ向かいます。後は経験済ですので安心です。集落からキンダン川への道を降りて行きます。


キンダン川に着きました。U字峡谷のキンダン川は取り付きはここしかありません。沢の段々状の田んぼの跡でしょう。


キンダン川を下ると小櫃川に出合います。上流に少し進んで県道81号に上がり、県道を四方木まで戻りました。
最高に素敵な1日でした、天に感謝でしょうか


この日のヤマップのログです。
林歩道名は私が書き込みました。



 

2021年8月21日土曜日

房総丘陵の大ケヤキ歩道撤退 8月19日 

追原の大カエデ

西側の君津市の沢登りや古道を楽しんでいたのですが、反対東側の鴨川市の古道数本と四郎治沢源頭の346mピークを、一気にと思っていたのですが、大ケヤキ歩道は途中で消滅していて、探しましたがGPS電源も半分となったため撤退しました。
道の無い所では常時GPSで現在地を確認しなければならず、予備電源は持参しなかったからです。
多少でも道型があれば進めたのですが。


札郷トンネル手前に車を停めて出発します。戻る形で山神社の所のつり橋を渡ります。


ヒル除けにデイート30の製品をスパッツにたっぷりかけます。30%製品は医薬品となり10軒近く薬局をまわって入手しました。効果は抜群、大きなヒルが靴のくるぶしで戻って行きました。早く使えば良かったですね。
群馬県林業試験場のユーチューで知りました。
https://www.youtube.com/watch?v=mXWgDkUGsUg



通行止めとなっていますが、板は腐食しておらず、高さも4m位でしょうか。ワイヤーをつかみながら往復とも渡りました。
ちなみに橋の辺りは高さ5mの崖となって降りる事はできません。川を歩いて渡る場合、札郷トンネル先の階段から降りて川を歩く事になります。


道なりに進むと立入禁止の立て札があります。左が四郎治林道、右が川台歩道で追原廃集落への道です。

川台歩道標識

道幅は3.5m位ある


道は明白で迷う事無く杉造林に達します。真っ直ぐに進み右に作業小屋もあります。高さ1m程の田の畔も残っており、かなり水田はあった様です。

農科大学と掘られた石票、丸に三角矢印は何を意味するのでしょうか。


小川の橋を渡ると道は無くなり、杉造林の中を真っ直ぐ進みます。やがて墓石群に着きます。30以上あるのでしょうか。ネットでは享保年間と彫られた物もあるとの事、300年前です。
辺りを見回し、大カエデを探します。右手に幅、深さ10m程の沢の向こうにそれらしきが見えて行きます。


直ぐに着きますが、思ってたより小さいんですよ。本体部分は高さ2m位、そこから枝分かれして伸びています。毀誉褒貶があってこの形になったのでしょう。
ネットには追原廃集落がかなり出ていますが、人物比較が一つもないのは、やはり思ってたより小さいからでしょうか。


反対側に回ります。木は石垣の角にあって、石垣を膨らましながら成長したのです。石垣自体もかなり古い事になります。

別角度から
家屋、水田跡は杉造林がびっしりで艶消しです。


戻って四郎治林道へ向かいます。最初道型ははっきり残っており川沿いにぐんぐん高度を上げて行きます。やがて絶壁に近く高さも70m程になります。崖の上部をL字型に削って良く作ったものだと思います。この先に良木材あって搬出のために造ったのでしょう。


しかし突然、崩落となります。下は高さ70m近くで木は全く無く落ちるとアウトです。ここで引き返します。上は数mの崖となって高巻きはできません。
数十m戻って登れそうな所から木をつかんで稜線方面へ登ります。
最下部の地図のとおり、舌状の台地となっており、杉造林やモミの木の中をGPSを見ながら進みます。


台地が痩せ尾根になり、更に進むと道に出ます。切り通しもあり進んで行きます。


唐突に大ケヤキ歩道にぶつかります。そばに大ケヤキが。そんなに大きくないんですよ。高さ5m位で枝分かれしてますし根元直径も1m位ですし。

大ケヤキ歩道標識


川台歩道標識。川台歩道は追原の石標の所から台地の奥まで無くなっています。



大ケヤキ歩道を進みますが崩落で道は無くなります。ここを進んで探しましたが見つける事は出来ませんでした。
とにかく265mピークへ進みます。その先のピークに珍しい御影石の石標が、字は消えています。
この先が道とは言えないような急斜面の降りとなります。265mピークを巻いて進む尾根があり、行きますが四郎治沢へ降りる感じで戻ります。
四郎治林道への方面へ行きますが浸食地形で同じ地形景色で遠望もきかず、常時GPSを見てないと別方向へ行ってしまいます。電源が50%になっています。30%になるとスタミナモードになり、アプリが作動しなくなります。予備電源は持参してないので、ここで撤退を決めます。進むのも戻るのも、道は無くて崩落の高巻きが多く、汗が目に入るので何十回も汗を拭います。
体幹が燃えるように熱くなります。

大ケヤキ歩道を戻り川台歩道に入って、広い台地状の所で道は無くなりますので、舌状の先端部へ進みます。山間で不自然とも思える広い平地です。モミの大木は生えていますが。

265mピークの隣のピークにあった御影石の石標

舌状の平面台地を進む
台地を降って行きますと9番目の写真の集落入り口の杉造林にあった石標の所に出ました。道なりに車に戻りました。暑かったですねー。

神社の印の所のつり橋を渡って波線が林道でこれを進みます。黒の手書き実線が今日の歩いた軌跡です。青丸が札郷トンネルの出発点。ヤマップを終了するときにスクショを、どうしても忘れてしまう。

湯ヶ滝廃集落からの湯ヶ滝歩道が見つけられて、四郎治林道へとつなげられれば1番良いのですが、難しそうだなー。


ヤマップのログです。終了してしばらくすると保存されてるのですね。