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2022年12月7日水曜日

2022.12.04 鋸山岬突端まで その2

トンネルまで戻ります。トンネルの向かって左側に高さ10m位に凹型に掘った部分があります。作業場だったのでしょうか。


60cm四方の容器型に掘った石が残っています。


金谷側は直ぐに稜線に上り、しばらく進むと高さ5m程の石切り場となります。他は真っ平らに掘っているのに、ここはジグザグですね。とても低いですし。左が保田側となります。




上の位置からの動画です。右手に見える東京湾を。


直ぐに稜線突端に着きます。そこに初めて見る図根点(ずこんてん)が。市町村が国交省の基本杭に基づいてより正確な地籍調査のために設置する物です。
この先は30mの絶壁です。30m程戻って下に降りれますが、降りてもしようがないので戻ります。


トンネルまで戻りました。さて下山します。来た道は危なくて大変なので、前2回に使った樋道(といみち、石を降ろした道)を降りる事にします。
トンネルの金谷側は広い土の斜面になっており、ジグを切って標高を下げて行きます。
標高を何10mか下げた所で横へ、来た方面へ進みます。


こんな感じの所を、行きやすいと思われる所を進んで行きます。とにかく目印や標識は一切ありません。自分で判断していきます。
平らでは無く、うねっているので行って、ダメな所は上下どちらかへ動くか、戻って来る事になります。


進んで行って振り返った所です。石を切った跡です。この壁の様になってる切り方は岬近くに多いですね。


樋道は片側が石を切った道でしたので、その石壁を目指します。それらしきものが前方に見えます。その前に沢状の急斜面があり、木や根といったつかむ物がありません。
何とか渡ります。しかし樋道ではありませんでした。もっと先の標高も上の所だった様です。
探して進むのも大変ですし、沢状になって傾斜もさほどではありませんし、標高を下げているので崖は無いだろうと判断し、ここを降って行きます。

途中、右側に樋道の石壁ではと思えるところが見え、登って行きますが違いました。下部は前が見えない猛烈な藪漕ぎとなります。


やがて藪の薄い所が見えて行きます。振り返った所です。


その藪の薄い所に前回も見覚えのある赤い境界杭を見つけます。ここから傾斜は緩くなって、下がって行けば昭和時代の幅10m位の道路跡に出るはずです。


背丈以上の藪を漕いで進んで行くと、道路跡に出ました。
これで先の見えない部分は終わりました。後は道路跡を歩くだけです。ここでヘルメットを脱ぎます。


藪にならないのはトラックに踏み固められているからでしょうか、除草剤が撒かれたからでしょうか。
道路跡を進んで行くとカフェ岬前の国道に出ます。後は国道を歩いて行くだけです。


途中の岩礁帯にウミウが何百羽もいます。
陽射しの中を海浜プール駐車場に停めた車に戻りました。


ヤマップのログです。行動中は機内モードにしていますが(それでもGPSは作動します)、しょっちゅう画面確認をしたせいか、電池は30%になっていました。ヤマップ作動中は電池の消耗が早いと思います。もちろん別に携帯電源は持っていますが。

楽しい探索でしたね。これで鋸山の探索は完了しました。



 

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