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2022年12月5日月曜日

2022.12.04 鋸山 岬突端まで その1 

金谷側と保田側の稜線下のトンネル


懸案だった旧登山道から稜線を岬突端までを、3度目で行って来ました。

海浜プールの駐車場に車を停めて、ロープウエー入り口を過ぎて進みます。第2駐車場手前を右に行きますと、東大地震研究所の建物の前に旧登山道の階段があり登って行きます。


苔蒸した階段を登ります。バサッ、バッサッと音がします。鹿かと思いましたら、10数匹の猿でした。


後ろ姿望遠です。鋸山で猿を見るのは初めてです。木の葉でしょうか、何かを食べています。

石の階段を登って行きます。南房総は温かい。極寒仕様アークテリクスアルファSVジャケットでは暑い。脱いで毛のアンダーウエア1枚になります。


稜線手前80m位の分岐進入点ですが、稜線のマツダランプの標識を見たくて稜線へ進みます。


ホウローの標識。ググると東芝系の電球会社で、登山部があって一昔前に関東各地に標識を置いた様です。ホーローなので朽ちず、きれいに残っています。子供の頃にホーローの洗面器やヤカンをよく見ましたが、最近は見る事はなくなりました。


稜線から館山方面の景色


さて、分岐まで戻って岬方面へ進みます。石切り場跡の石壁が続きます。80cm幅の道様が続き進んで行きます。右側は落ちるとアウトの崖です。


切通があって入って行くと石切り場跡があります。逆階段状に掘っているので、崩落が激しく大石で埋まっています。


石切り場跡は金水色で美しい。岩の色と最初は思っていましたが、後から地衣類が貼り付いたものと解りました。


激しい崩落が続きます。これは下が10数mの切通が埋まったものです。隙間から落ちるとアウトです。これが幾つもあります。


激しい崩落の後に草木が生い茂ってますので、立ち入り困難な所が続きます。

また下方は土の崖で、木や根をつかんで3点確保で進みます。


石切り場からの切通ですが巨大な岩の崩落で埋まっています。


切通しが埋まったものでしょう、数m降りてまた上がって行きます。

洗濯板を横にした様に、畑の畝の様になっていて先が見えずルートファインディングに手こずります。


2つ目の石切り場跡の切り通しからです、金水色が美しい。


逆階段状に掘っています。


この下にも更に奥に掘っています。実際に見ますと金水色がとても美しいです。


切り通しを戻って進みます。珍しい石切り場に対して水平に切り通しがあり進みます。右に階段状に切ってあります。



石切り場跡を水平に進んで行きます。

高さ10m位に石切り跡がずーーっと何百mも続いて行きます。80cm幅で下は歩いて行けますが、右下は切れ落ちていてます。岩盤も浸食されて海綿の様になっています。

進んで行きますが行き詰ります。振り返ると40m手前が4m位の高さで太い木の根が這っています。ここしかないと思い戻って登り上げます。


図星ーー、ばっちり石切り場跡に登り上げます。水平に続く切り通しを進みます。



石切り場が続き水平な切り通しを進みます。

直ぐに、念願の稜線下の金谷側と保田側のトンネルに到達します。


金谷側は更に続きますが、後で行く事にしてトンネルを保田側に抜けます。



トンネルを保田側に抜けた所です。

ここも面白かったです。高さ80m位の石切り場跡なのです。昭和時代の機械掘りでしょうねー。

動画はサイズオーバーでアップできません。

ここから保田側を岬に向けて進みます。金谷側の様な崖では無く、やや緩い斜面です。

石を重ねた樋です、50度位の急角度です。この上は岩盤を樋に削ってあります、70度位。ここを稜線に登り上げます。


登り上げた所から館山方面。


登り上げて稜線を振り返ります。トンネル上の部分が垂直に何10mも掘り下げているので稜線を進んでくるとここでアウトとなりますね。

先は進めず降ります。


戻って岬へ進むと20m位のまっ平らな台上の切り跡。


上部は浸食で海綿状になっています。


こんな感じの稜線下20数mの高さの単調な石切り場跡が続きます。岬手前で戻ります。

トンネルの所から保田側を東側へ進みますが単調な石切り場跡が続き数百m行った所で戻ります。

トンネルをくぐり、金谷側を岬に向けて進みます。直ぐに稜線へ上がります。



稜線へ上がって振り返ると石積みの樋があります。昭和後半はリフトで降ろしてますので、樋は百年近く前の物でしょう。

その2へ続く






 

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