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2021年8月13日金曜日

加勢ピーク、加勢歩道 8月11日


降り立った小仁田歩道、素敵な道です。90%以上が自然林で道型もはっきりと残っています。
当初、加勢神社から入るか迷ったのですが、はっきり解っている小仁田歩道から入る事にしました。


8時、小仁田林道の小仁田大橋手前から出発します。久し振りの登山靴です、中敷きを忘れました。
この後は1軒しか家が無く道は清掃されてないのです。落石や落ち枝が多く3NO.車は困難です。ここまでも2回、停まって落石と落ち枝をどかしました。
直ぐ先が橋ですが奥は20cm位泥が溜まっています。


橋から四郎治沢を覗く。50m位高さがあります。


橋を越えると50mに渡って、ピンポン玉大の実を鈴なりに付けている木が並びます。油桐なのでしょうか、御存知の方、御教授お願いします。


1軒の家を犬に吠えられながら通過しますと、加勢林道分岐です。右が加勢林道です。土沢遡行で小仁田歩道を降った時は、この先に降りました。


やがてダートとなり小仁田林道終点となります。古い写真ではここに木材が積まれていました。集落から先は伐採林道だったのでしょう。
事前に手前から308mピークへと思っていたのですが法面が垂直に8mあってだめです。
この写真右に作業道に近い道が有り、登って行きます。直ぐにピークが見えます、鉄製の標識棒もあります。


ピークまで20mという所で左に道があり、行きます。


浅いですが切通しがあり、左に石票もあり千葉県と60と掘られています。ピークは見えてるので登りますと石票があり61となっていました。
戻ってこの切通しを降りると直ぐに小仁田歩道へ、あっけなく出ました。


降りた所に標識も。トロッコ道だったと思われる歩道の上の稜線にも道はあります。トロッコ道ができる以前の道だったのでしょう。


自然林の素晴らしい道を進みます。四季それぞれ良いのではないでしょうか。小仁田歩道は大変にお薦めです。


土沢中腹歩道、牛道歩道の標識を過ぎて、土沢を登り上げて左に70mにあるトンネルに着きます。後で解りましたがここまでが小仁田歩道、右に加勢ピークへ進むのも、トンネルを抜けて右に進むのも加勢歩道となります。
今日は暑い、頭が暑い、ここからたまらずヘルメットを脱ぎました。


土沢登り上げ地点から右へは道は無いと最初思いましたが、注視しますと道で進んで行きます。岩盤を削った所もあり、この直ぐ後にはV字型に戻る稜線への道もあります。
そこからは上から土砂や土なので道型がはっきりしない所もあり、90%杉造林となり、小仁田歩道の様な素晴らしさは半減します。
根から倒れている倒木帯を越えますが、これが一番大変です。


やがて川桟歩道分岐となります。しっかりした道で猪ノ川林道へ行くのでしょう。ここに祠もありました。置物の類は全コースでこれだけでしたね。
この日は暑くて仕方がありませんでした。喉も乾いて、体調万全ではなかったですね。


加勢ピーク手前で石段に、それまでのトロッコ道ではありませんね。
やがてピークを巻く様に進むと、完全に藪状態で道は無くなります。


とにかくピークへ行かなければなりません、しばし思案します。背丈の藪と倒木です。杉造林なのでヒルに次々とたかられます。
まさかの藪漕ぎでここをピークへ進みます。


三等三角点の加勢ピークです。360度杉造林で眺望0、間伐もされてない放棄状態です。ピークを踏んだので加勢神社には降りず戻ります。尾根筋は道がありました、加勢歩道へ降りました。


戻る途中で180度ターンの所、右から来て左へ行くのですが、ここで真っ直ぐ行ってしまいます。GPS確認で気づき、戻りました。


小仁田歩道終点のトンネルまで戻りました。くぐって右に進みます。


直ぐに切通しがあって180度ターンとなり飽きさせません。


切通しの先も素敵な道が続いています。


直ぐに五角形のオーストリア式のトンネルとなります。


進んで行きますと四郎治沢近道の分岐となります。左下へ行くのが近道、右へ真っ直ぐが加勢歩道です。
四郎治近道は四郎治沢を渡って大欅歩道へ続く物と思われます。近々に伺いたいと思います。


振り返ったものです。上の稜線にも道があり、トロッコ道ができる以前の道だったのでしょう。
一部崩落もありますが、加勢歩道を進み橋の沢林道へ向かいます。


橋の沢林道へ降りた所です。左上の加勢歩道から降りましたが、目印や標識が何も無く、知らない方が橋の沢林道から加勢歩道に入るのは難しい。
まー、これが解っていたら前回の四郎治沢遡行で延々と林道、国道を歩く事はなかったわけですが。


前回、四郎治沢遡行で四郎治林道を来て、橋の沢林道終点でV字型に戻って引き返したわけですが、そのわけは派手なピンクテープがあったからです。これが何を意味するかはわかりません。
ブログではここを進んで崖の斜面を四郎治沢に降りたといのもありました。


来た道を戻り、加勢歩道へ入ります。念のため靴を脱いでみるとヒルにやられていました。渓流用のピチピチのスパッツを着けてれば大丈夫かと思っていましたら、ウールソックスの上からです。
沢用のネオプレーンだったら大丈夫でしたが。
ヒルは化繊系だと太刀打ちできない様ですが、ウールや綿の自然素材は平気な様です。ウールの中に潜り込んだのもいて、洗濯後に死骸が出てきました。

暑くて小仁田歩道をダラダラと戻ります。小仁田林道終点へ降りて人家を通ります。行きはワンワン吠えていた犬も帰りは吠えません。


林道脇に杉造林の中にソテツが。昔はここに家があって人が生活していたのでしょう。


ヤマップ途中ログ。青線中央が小仁田歩道。下部から左に上がって行くのが加勢歩道。下波線が橋の沢林道。
左の川が土沢。Y字の左を登り上げますと青線下部に着きます。右の川が四郎治沢。右を登り上げますと下の346mピークへ着きます。波線の四郎治歩道を左に進むと波線頂点で橋の沢林道とぶつかります。




今回、気になっていたのは東条みち。

催事「安房と上総を結ぶみち『東条みち』をゆく」

2018年に千葉県営の内浦山県民の森が主催したツアーです。
江戸時代上記は街道だったというのです。
庤(もうけ)神社~林道西嶺線~郷台林道~加勢歩道~亀山神社まで

今回ネットで調べたのですが、宣伝告知以外は参加者のブログ1本だけで他は一切出てきません。
上は1922年の地図です。何軒かしかなかった追原と湯が滝は載っていますが、中央部分には加勢集落や道は皆無です。
エビデンスがあれば良いのですが、御存知の方は御教授願います。

この件は別しまして、古道歩きは面白かったですねー。道の分岐以外でピンクテープや表示は一切無いのでGPSと地図は必携です。


ヤマップのログです。サーバーに保存されてました。



 

2021年8月1日日曜日

四郎治沢源頭部まで遡行 7月31日


房総丘陵の最深部とも云える四郎治沢を源頭まで遡行しました。346mピークが源頭である事を確認しました。写真は中間のナメの部分です。
腰上までの釜が1つ、後は膝上位です。
上流部は蛇腹の様な蛇行が長く続き、時間もかかり景色も単調で嫌になりました。土沢の最上部と同じ位置で稜線に上がった方が良いですね。



何時もの片倉ダムの所の道の駅に車中で前泊します。ここは隣にコンビニのミニストップがあり、朝6時からですのでコーヒーを頂いたり、ここのお店で作るおにぎりを買い求める等、重宝しています。
車のトラブルがあって時間がかかります。国道から小仁田林道へ入り、前回入渓して降った橋の所から入渓と思い橋を渡った所の退避所で車を停めますが、スズメバチがブンブン飛び回ってウインドウにも体当たりしてきます。
橋の反対側にも待避所があったので戻りますが、ここも同じで更に何匹も来ます。車の色が黒なのも影響するのでしょうか。何匹も纏わりつきます。見ると顔がスズメバチとは違います。
30分ほど待つといなくなったので、着替えて出発します。ここでヒル除けの飽和食塩水を忘れた事に気づきます。


橋から80m下流の杉造林から入渓します。認識はしていましたが、ここでヒル2匹がつきます。はがして水たまりに入れると、慌てて上がってきます。



遡上を開始して直ぐに有名なトンネルとなります。やや深いですが、へつって行けば楽勝でした。


出てからです。中もへつれば楽勝、何の問題もありません。
皆さん川廻しのトンネルと言いますが、上から直線で来てるので木材搬出のために掘ったんでしょうね。


渓流が続き沢音も心地よく、直射日光が当たらないので快適な遡行が続きます。



ここら辺まではナメもあって広いし、快適です。



やがてゴーロ帯が続きます。鹿が多く5分おき位に出会います。ゴーロが玉石位に小さくなった所で足を見ると、ヒルが何匹も付いています。
山の土の上では何度もありますが、川の中では初めてです。鹿がこれほど多いと仕方がないかと思いました。
1匹はズボンとスパッツの間から入ろうとして、必死に動いています。本能なのでしょうねー。
その後もヒルに付かれましたが、ピチピチにきつい沢用スパッツでは中に入れず、実害は0でした。これがゆるゆるの登山用では、オールフリーで中に入られでしょうね。



底が見えない深い釜。ドボンかなと思いましたが左をヘつると腰上で済みました。後も膝上が3回位でしたね。

隣の土沢と同じ位の位置から、蛇腹の様な蛇行が嫌という程続きます。幾つもの分岐は水の流れの多い本流へ行きます。迷う事はありませんでした。


最後の倒木帯を越えると土砂で埋まっています。


ヤマップのログです。エクスペリアを機内モードにしておいたのですが、ポケットの中で解除されたり他のアプリが立ち上がったりで、電力を消費して40%以下になったので、引き返し地点からスタミナモードにしましたので、その後は直線になっていますね。左の土沢を過ぎた辺りから、滅茶苦茶な蛇行となっているのが解ると思います。


土砂で埋まった部分を越えると狭いV字渓谷となり、先に源頭への突き上げが見えます。


幅50cm位となりちょろちょろと水の流れる岩盤を登り上げていきます。この辺Goproがをメットに付けてれば、良い映像が撮れたでしょうね。
滑り台の様になりひっかかりもありません。四つん這いで行きますが、稜線手前で落ちると次の世となり、あっちょっと(大幅にか)まずいなと思い右の草付きに逃げますが足を付けると草ごと落ちていきます。
つかまる物が何も無いので、熊の様に両手両足をべったり付けて4m右の樹林帯に逃げ込みます。

落ちずに樹林帯へ入りました。樹林帯なら垂直でも大丈夫です、ほっと一息。
登って行きますが急斜面はきつい、この日初めて休憩を入れます。
木につかまりながら上がっていくと、稜線手前15m位で道に当たります。


稜線を突き上げれば道があるとは、他の方のブログでも拝見してましたが、この346mピークの、ほんとうの源頭では無いようです。


道を右に数十m行くと標識がありました。この道は四郎治林道との事。ログを見て下さい、265mピークを通過して反対側の小櫃川に降りて行く道です。
この標識地点から180度反転して上に登って行く道は山椒沢林道との表示があります。同時右手にトンネルが見えています。


短いトンネルは抜けると右に道は続いています。進みますと直ぐに虎ロープが張ってあります。行くなという事でしょうが進みます。道は荒れていますが進みます。


ほんとうにあっと思う結果で、前回ブログの橋の沢林道の終点です。
他の方のブログでこのピークを巻くと道があるとの事、左上にピンクテープも見えています。

入りますが、道というか痩せ尾根です。テープや標識は一切ありません。
土沢源頭の小仁田歩道へは左かも知れませんが、真っ直ぐの痩せ尾根を行きます。

やがて稜線は凄い崖を降ります。ヤマップでは四郎治沢に降りる事になります。崖で降下に手こずるかもしれません。降りて小仁田歩道への登りがあるのかも知れませんが。小仁田歩道へは500mも無いですが、この時点で14時20分です。突破や探索に時間がかかると日没になってしまいます。冒険の時間は終了です。橋の沢林道まで戻ります。

橋の沢林道から、郷台林道、猪ノ川林道とつないで折木沢に降りるか。清澄寺へ行ってバスで七里川温泉までバスで行くか思案しましたが、前者をとる事にします。
橋の沢林道を歩いて足を見ると、何とヒルが。ダンプ林道でヒルが付くなんて、もー勘弁してくれよという感じです。

自然林の林道は直射日光が当たらず快適でした。途中前回の黒滝も林道からビュースポットを確認します。国道へ出て歩いて小仁田林道へ、ウエアが汗臭いーー。更に四郎治沢にかかる橋まで歩きました。長かったですねーー、久し振りの長距離。
18時10分、車に着きました。着替えて保田の常宿へ向かいました。

いろいろあって今日も面白い1日でした。ヒルは凄かった、40匹位剥がしました。




 

2021年7月25日日曜日

猪ノ川渓谷遡上 7月24日


黒滝を見たい事もあり、猪ノ川渓谷を遡行して来ました。写真は手前から見た黒滝です。
国道から折木沢橋を渡り進みます。加勢未成廃林道分岐点で、道はゲート閉鎖されており、邪魔にならない所に車を停めて着替えて出発します。道の手前に「川はこちら」という標識があり四駆道を降ります。

入渓点です。右が四駆道で難なく入渓できます。アオサギが飛んでいきます。

日本川トンボです、胴体の色が美しい。シジミチョウやアゲハも飛んでいます。

直ぐに底が見えない深い淀になります。左岸が底が見えるので行きますが胸まで浸かります。

峡谷の中を進んで行きます。

釜が幾つかあり腰上まで浸かります。パンツは沢登り用のネオプレーンでは無く登山用の透湿性のペラペラの物で、4、5回浸かるとヤバイと思うくらい体が冷えます。林道は崖上3、40mでエスケープはできません。

カニは多いです。色が薄い。4cm位。

ナメです。幸いこの後は水に浸かる事はありませんでした。

見たかった黒滝に着きます。あー、良いですね。黒滝は猪ノ川に真横から落ちる滝とネットで見ていて思っていましたが、そうでは無く黒滝そのものが猪ノ川にあるのですね。滝から落ちた水は直角に左に曲がって流れていくのです。

滝の下からです。この地層が見物ですよね。ちなみに林道の上からは樹木もあって良く見えません。向かって右は20度位の斜面で楽々、滝の上まで登って行けます。

滝の上の部分です。この後、真ん中まで行ってスマホでビデオを写してから3mの2段目の滝を直登しました。

7、80mでこんどは左に直角に川は曲がっているのです。それまで右岸だった林道は橋で反対側に渡って今度は左岸を川沿いに走っています。

橋の下から石河原となります。

数百m進むとナメとなり、進んで行きます。

前に林道の橋が見え、真っ直ぐ行く物と思ってましたら、左側に高さ6m位の大きな川廻しのトンネルが現れます。ここで岩盤の上で遅い朝食に、ミニストップの店制作のおにぎりを食べます。お店で作ったおにぎりは美味しい。食後、木の所から林道に上がります。川廻しのトンネルから川は物凄く大きく蛇行してるのです。林道は真っ直ぐ短距離でつないでいますから。

高さ6m、幅8m位の大きなトンネルです。

しばらく行くとクレーン車がありました。土曜なので休工でしょうか。川面の工事ですね。

更に進むとトンネルが3つ並んでいます。真ん中が林道のトンネル。左下が川廻しのトンネルで直ぐに右側に曲がっています。林道の下を通っているのです。右側の川廻しのトンネルはとても大きく高さ10m以上、幅も8mはあります。

右の林道のトンネルを出てから写した川廻しのトンネルです。5角形のオーストリア式ですね。

更に進みますと、林道のトンネルの中に鹿が座っているのです。声を出したり口笛を吹いても動きません。仕方ないので進んで行きますと、立ち上がってゆっくりと進み、また立ち止まります。なかなか行こうとしないのです。写真を数枚撮りましたが、馬鹿チョンコンデジではうまく写りませんでした。

更に私が進むとよろよろと河原に降りて逃げて行きました。普通、鹿は人を見ると全速で逃げて行くじゃないですか。腹が膨れていて出産間近だったのではないでしょうか。この後も数回鹿を見ました。
この後は川は複雑に蛇行し、川廻しのトンネルは林道の下に幾つかありました。林道と並行する川は、石がゴロゴロして渓谷では無く、特徴も無いので、川から上がって林道を進みます。

平らだったのがジグを切って登りになると郷台の東大作業所に着きます。古い平屋の昔の山中の小学校といった趣きです。100m四方の畑があって杉苗を育てています。
作業所から林道は舗装となり大型トラックが通行できる立派な道となります。清澄寺に続く関東ふれあいの道に続くはずです。

しばらく進むと杉造林の伐採跡地が。このせいもあるのか。
更に進むと進行方向とは反対側に進む未舗装林道があり、地図を見ると稜線上を進んでいます。この前の土沢の登り上げ地点に近づけるかもと思い進んで行きます。途中「橋の沢林道」との標識がありました。そこから「相の沢歩道」標識もありましたが道は消失しています。

やがて林道は崩落廃道となります。ここまでは整備されていますが。これを500m進むとキンダン川です。

左側の崖上には廃材があります。建物でもあったのでしょうか。ここで来た道を引き返します。
林道は木々が茂り直射日光が当たらないのは助かります。その分眺望はありませんが。川登りと違って林道歩きは早い。
黒滝まで戻るとゲートがあって「東大演習林なので立ち入りは連絡して許可を」と看板がありました。川には一切標識は無かったので知らずに入りましたが。このゲートは下をくぐれます。黒滝は林道からは木の繁茂もあって、ほとんど見えないです。トンネルをくぐって進むとステンの真新しいゲートがあり、右端を簡単に巻いて、出てから写したものです。まー、ちょっと左側に石が落ちてますが。「崩落により通行止め」というのも。何か事情があるのでしょう。
直ぐに体験宿泊の「かずさの森」への入り口があります。

林道を進み車の停車位置まで来ると「かずさの森」が営業してるせいかゲートは開いていました。
着ている時は感じませんが、ウエアを脱ぐと汗臭さが凄い。14時ちょっと過ぎでしたので、着替えて東京へ戻りました。