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朝7時20分、浜平の駐車場を出発します。先行の車が2台。駐車場を降りると鳥居だけの神社跡、その前に20基程のお墓。その横を降りて川沿いに進みます。墓は大きな新しい1基と50cm程の長方形の古いもの10基、楕円形の自然石の古いものが10基程と、いにしえからの生活がこの山奥にあったことを偲ばせます。
その川に注ぐ渓流沿いを進んでいきます。2番目の写真、自然林の紅葉の中、良い感じでしたが30分程で、「出ました、砂防ダムと杉造林」。こんな山奥に。
この渓流を何度も渡ったりしながら緩やかに進むのですが、反対側にも道や標識があり、よく道は付け替えられている様です。
やがて伏流水の涸沢となり、カラ松の純林の斜面をジグを切って登ります。下部は間伐採されているので植林かもしれません。
登りきって1時間40分程で1番目の写真の稜線へ出ます。前方に三笠山から諏訪山までのピークがここで望まれます。ここから左側に孤を描く様に稜線上を進んでいきます。
10数分で楢原からのコースと合流します。ここから避難小屋までは山々を見ながらの平らで快適な稜線歩きが続きます(3番目の写真)。
やがて避難小屋に着きます、ここからが三笠山への急登の始まりです。2段のはしごを過ぎると両手足での登りです。三笠山は岩峰のピークといった趣きで、眺望も良く、このコースのハイライトです。
ここまで来ますと東側に両神山が望めます(6番目の写真)。
4番目の写真、来し方を振り返ります。手前稜線が伸びてぶつかる所のちょっと左側の最低鞍部が浜平からの取り付き地点です。楢原からのコースはぶつかった手前を谷に降りて行きます。
5番目の写真はズームで山頂を写したもの。右端が山頂ですが、際立ったピークではなく、すぐ西側にも同じ位のピークがあり、あまり特徴はありません。
三笠山からロープを使って降っていき、また登り返して行きますと7番目の3等三角点のある山頂です。樹林の間越しに僅かながら遠くの山々が見えます。
写真を写したり、景色を見ながらで4時間程かかりました。
バナナと栗の簡単な昼食後、往路を戻ります。帰りも立ち止まっては景色を眺めながら戻りました。
渓流沿いは先が見え、稜線上からは山々が、常時眺望はある山です。
14時駐車場へ戻ります。すぐ近くにある「しおじの湯」で入浴と軽食をとりました。
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