魚道 |
堰堤 |
ダムサイドの道路はとても立派です。
ただ気温0度の電光掲示板、凍結注意の看板が多く立ち並び、減速して注意深く進みます。やがて右折が日窒鉱山への分岐の所を真っ直ぐ行きます。
ここから細い1車線の市道となります。細いV字の中津川渓谷です。こんな所にと思う所に中津川集落があります。集落を過ぎて直ぐにこまどり荘です。
12月から冬季休業となっていますがバスは来ています。
更に進みますと右に浄水施設が、左に学習の森の看板と橋がありそこからダートとなります。
落石でバーストも嫌なので手前空き地に車を置いていきます。実際は平らで落石も無く車高の低い車でも登山口まで大丈夫でした。
8時40分、着替えて出発します。今季初の冬服です。
ちょっと行くと魚道があり、堰堤を壊した跡もあります。
気の利いた自然保護と思いましたら何と7、800m程で堰堤が。
予算消化の税金ドブ捨てです。
9時登山口に、手前の橋は霜で真っ白です。
登山口からは支流の川を取り付きまでほとんど一直線に行く事になります。
間違えようのない登山口 |
渡ってすぐ戻る木橋もあり、帰りは岸を一直線に戻りました。
滝の手前で大きな山鳥が飛び立っていきます。
杉造林が目に余る様になり、川が消え涸れ沢になると分岐点です。
鹿が走って逃げていきます。涸れ沢の向こうに南天山の標識があり、そちらに向かいます。
行きは分岐点と解らず、帰りに確認となりました。
取り付きから山頂までは大規模、密集の杉、ヒノキの造林で眺望皆無の悪夢の斜面です。ひたすらジグを切って高度を上げていきます。
ゆるやかな細い流れが続く |
法印の滝、右岸を巻いていきます |
過剰な木橋 |
稜線の落ちた標識 |
過剰な距離標識の川沿いに比べ稜線はこの朽ち落ちた標識だけです。
右に稜線を進み若干登り上げますと、いきなり山頂標識と両神山に続く山並みが現れます。
まさしく唐突といった感じです。360度の眺望は全て山並みです。
若干、雲はあるものの眺望は明瞭。写真と景色を楽しみます。
大規模造林がなければ最高なのに。でも、元々この登山道は林業の作業道でしょうね。
微かにに雪が残りシャッターを押すのに手袋を脱いだ手が痛い程冷たい。
手袋をつけてサンドウイッチの昼食とします。南側は杉造林、北側は雑木があるので眺望は山頂しかありません。
ただ、この眺望は特筆ものです。特にナゲシから両神山の尖った山並み、他は特徴が無いのです。たくさん写真をとりましたが南側だけは山頂部に雲がかかり特定出来ませんでした。
北側は下方に立派な道路が走っているのが見えます。地図ですとこの北側の道路が近いですよね。
山頂 |
ナゲシから両神山の特徴的な山並み |
東側、遠くは雲取りか |
特徴のない西側 |
稜線を進みますがBDのアーバングローブでは手が冷たい、スキー用の革手袋も持参したのですが車に置いてきてしまいました。稜線は氷点下と思います。
今日は1人かと思っていましたら稜線分岐まで戻ると高齢カップルが、帰りに登山口の車を見ますと湘南NO.でしたね。
帰りは谷コースと思い稜線を進みますが直ぐに二岐に分かれ解りづらいですが、稜線と思われる方へ進みます。道ははっきりあるのですが標識やテープ等は一切無く、若干不安です。
やがてネットでも見ました通行止め表示が。しかし道はあり大きなピンクテープも先に見えます。案内板にはこの直ぐ先に林道があります。
杉造林の中を登り降りするより、幾らかでも眺望のある林道の方がましかもしれませんね。情報がありますと良いですね。
稜線の通行止め、道はあり大きなピンクテープも見える |
汗もかかず、疲れもせず、まさしく淡々とした山行でした。川沿いの気持ちよさと山頂眺望が素晴らしいだけに大規模造林が残念です。
分岐点へ戻る、造林が谷コース、右へ涸れ沢を渡るのが直登コース |
この後、車で小鹿野町まで戻りR299を八丁峠、上野村、十石峠と超えて長野県佐久市へ向かいました。
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