東山林道の標識から未舗装となります |
ネット検索でもあまりヒットせず、299号側からは廃道、ガレで山頂手前で引き返したとの事が目につき、茂来山からの縦走でもコース不明瞭で山頂手前で引き返したとあります。
そのうち299から引き返したが、白岩からの林道を軽トラで詰めて簡単に登ったとの記述が目を引きます。
白岩手前のエネオスで給油後、舗装の林道を行きます。しかし、東山林道の表示からダートとなり私の車ではダメです。白岩まで引き返します。各住居に軽トラが多く見られますが、まさか伺って貸して下さいというのも憚られます。
エネオスの給油所に軽トラが2台あったので、引き返して四方原山へ登るので二千円で貸して欲しい旨交渉します。「四方原なんか行ってどうするんだい」との事。
標識手前に軽トラを入れます。下草は無く薄い踏み跡が稜線へ続きます |
久し振りのダート走行はとても面白い。
例によって林道は網の目の様に走っており、手前の沢から登るコースの先は二岐に分かれておりカンで左へ進みます。右でも合流して行けそうな感じでしたが。
やがて写真の様に四方原山の表示があり着替えて11時42分出発します。
10分で稜線へ |
マーカーでなぞった地図を持っており山ズレしている感じです。
四方原から沢コースを下山し、林道を白岩までですと結構時間はかかると思います。
今日はこの方と会っただけでした。
北側から稜線までカラマツ、稜線下から雑木。境目に薄い踏み跡が続く |
木々は落葉しています、山頂南側の雑木の間からは眺望があり僅かな救いです。平らに進んで10分で山頂です。
稜線北側のカラマツは間伐採されておらず密生です、低木の藪もあり299側からは難しいです。
山頂、北側はカラマツが密生 |
稜線南側は樹間から僅かに眺望 |
菓子パンをかじって山頂を辞します。
樹間から小座山 |
とりあえず支稜線の道を進みましたが100数mで無くなります。GPSですと800m程で林道です。
藪を突っ切って降りる事にします。最初は1mの青笹で割と楽に進んで行きましたが、やがて2mの枯れ笹となります。これが苦闘になります、股、手足に引っかかります。青笹ですと弾力があり手でかき分ける事が出来ますが、枯れ笹ですとダメです。
枯れ笹になった時、カーボンストックを左手に2本持ったのですが、見ると1本は木の枝です。
斜度もありあきらめます。この春にフランスから取り寄せた良い物でしたが。
2mの涸れ笹を振り返る |
更に進むと蔓状の植物の塊となります、縦横に網を固めた感じで足を引き抜いたり手を引っ張ったりです。
中が山鳥の巣になっているらしく、激しい羽ばたき音が続きます。中を飛行するのも見えます。
これがしばらく続くと林道が見えました、ほっとします。漕ぎ続けて林道へ降ります。カンで右方向と思い進みます。1km弱で軽トラに戻りました。GPSの軌跡もちゃんと出ます。
分岐合流点の標識と同じ様な物が手前にあって、勘違いしたのです。その時点で100%確信していましたが。
藪漕ぎのアルバイトで汗ぐっしょりとなりました。
蔓植物の藪の先に林道 |
時間があったのでR299を十石峠まで行きます。1車線の山道を行くと展望台があり、西側はダメですが東側は群馬から埼玉まで、特に両神山の眺めは素敵でした。
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