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2014年8月6日水曜日

7月31日 カムエク八の沢カールで中止

こんな感じで渡渉しながら登っていく
 朝4時10分、先行者が出発。私も4時20分に後を追います。
最初左岸を進み、直ぐに渡渉が始まります。先行者の赤いザックが目立ちます、やがて300m位の幅となります。右に行きます、石を2つ積んでるマーキングが頼りです。

先行者は沢登り経験豊富な様でどんどん進んでいきます。三俣下で幕営者が1人、スピッツの様な犬を同伴「カムエクとコイカクを登った犬っていないんじゃないでしょうか」との言動。

三俣手前でカールで幕営での下山者1人と会う。
この頃から雨が落ちだす、例の4本の赤テープを横断する頃から土砂降りに。濡れ鼠となります、例のトムラウシから低体温症の不安を覚えます。
カムエクが見えるが上部は雲に

三俣の先行者とカール泊での下山者
先行者のルートファインディングは素晴らしく迷う事無くどんどん進んで行きます。
カール手前で急な沢を渡って行きます、反対側にも道があって「こっちにも道があるぞー」との呼び掛けにも「こっちだ」との返答。

三俣からは左へ左へと進んで行きます、滝横の巻き道を登りきると草原となります。カール手前からガスで視界は無くなります。

草原の中を進んで慰霊碑に着きます、9時過ぎ。
テント2張り、職業ガイドで3度目との事。今回はプライベートだが「今日は強風とガスで停滞している 、明日もあるので」との事。
先行者は私の「やめた方が良いのではないのか」との事に「俺は行く」と進んで行きます。

個人の自由ですが、ガイドの「この風では危険だ、それに何も見えないのに行ってもしょうがない」と、私も全く同意見です。

後1時間半で山頂ですが、行っても仕方ない。やっつけ登山です。
中止して帰る事にします、山の神様が「また来いよ」と言っているのでしょう。

土砂降りの中で何度も尻餅で降りて行きます。三俣を過ぎるとカンカン照りとなります。

濡れたカッパをザックの後ろにつけて乾かしながら下山します。
14時、八の沢。テントを撤収しヒュッテへ向かいます。
予備食料があればもう1泊して翌日再挑戦したのですが、雨の事は全く考えていませんでした。反省、他の方々のブログで晴天しか見ていませんでしたので。

帰りにカール下から沢を

帰りは三俣手前になるとカンカン照りに




例の浅瀬を400m進むと登山者が、「すいません道を教えて下さい」と泣きそうな単独男性。「このまま進むと左が八の沢のテンバ」と教えてあげます。

下山中、7名位の若い男性達とすれ違います。やはりカムエクは人気で毎日数名の登山者があるようです。


最後の札内川の渡渉を終えて林道へ、この2時間の林道歩きは流石に嫌になります。自転車を用意出来る方は最善かと思います。

札内ヒュッテ前で着替えて下山を記入後、中札内へ向かいます。給油で「入浴できる所は無いか」と尋ねると「無い、広尾か帯広となる」との事。ほんとうは広尾側に15分走ると虫類の道の駅にナウマン温泉があったのですが。

帯広に向かいます、水光の湯で入浴。音更町の道の駅に停車、500mの所にステーキチェーンがあり伺います。
熱々のステーキと生ビールは美味しい、4杯を美味しく頂きました。

17時間行動していたのですから、喉もカラカラですよね。

このステーキ屋さんは大正解でした、美味しかったーー。




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