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2008年12月7日日曜日

12月7日 前袈裟丸山 登頂




朝6時半に自宅を出発、東北自動車道佐野インターでおり、桐生から122へ入ります。前に遅いワンボックスがいて登山口到着は9時近くでした。122からは表示があり、すぐに解りました。登山口まで6kmの表示があり舗装された人工林の中を進みます。やがて林道が分岐し、そこに正確ではない適当な案内板があり、右の寝釈迦の方に進みます。これが失敗でこちらの登山口からは稜線の賽ノ河原まで2時間近くかかるのです。左側の登山口からですと40分ほどだそうです。ネットですと情報を収集出来かねる事も、あります。


9時5分に沢沿いを稜線へ向けて出発します。ずっと沢の小川沿いを上がる感じで1時間45分で稜線に上がりました。3時間位の予定でしたが、この時点で狂います。山頂は遥か彼方です、1時間余りで着く様な感じではありません。急ぎ足で、雪でなだらかな稜線を進みます。

快晴で湿度が低いせいか、地平線の山々もはっきりと見えます。1番上は前橋市方面、拡大すると富士山が見えますでしょう。2番目は避難小屋前の登山道。雪の上を夏の登山靴で歩くとつま先保護の金属
が冷えるせいか、足指がとても冷たくなります。一昨年2月の七面山を思い出します。気温は氷点下でしょう、防水手袋では指先が冷たい感じです。猟期なのでハンターが入っており銃声が何度か響きます。雪の上には鹿の足跡や糞が多く、棲息しているいることは確認できます。
前袈裟の前は木の根を掴んで登る急登となります、先行者が続々と下山してきます。13時過ぎ前袈裟山頂に着きました、4番目の写真。手袋を脱いで写真を撮ると、手がしびれる程、気温は低いです。前袈裟ですが袈裟丸山山頂の標識があります。袈娑丸から奥袈裟丸へは登山道崩壊で禁止は有名な話しですが、今は袈裟丸までも一般的ではないのでしょうか。

すぐに袈裟丸山へ進みます。が、30m程で足跡が終わり皆引き返しています。そこからは積雪が多く、完全な雪山装備のラッセルでなければ進むことはできません。


写真撮影のあと引き返します。3番目の写真は袈裟丸、奥袈裟丸、皇海山、奥白根と続きます。拡大されると良くわかります。今日は地平線までの眺望でした。体調は良くなく、登り返しがとても疲れます。足が重く上がりません。賽ノ河原へ戻ったのは15時半です。ところどころ凍った雪の上で幾度が転倒しました。ここから寝釈迦経由の登山口まで80分の表示があります。

こちらの登山道は、藪の中の明確な道ではなく、樹林の中や沢沿いを赤テープを頼りに進むので、日没になったらアウトです。とにかく大急ぎで進みます。とばして16時半登山口に着きました。
情報収集不足と遅い出は、反省いたしました。片道3時間じゃ楽勝と思い食料も持たなかったのですから。昼は非常食のカロリーメイト2つでした。


遅出ですと、何も無くて日没ぎりぎりですから、道迷い等があれば降りれずビバークとなってしまいます。


122に降りて、蕎麦屋で暖かい蕎麦とミニとろろ丼を頂きました、空腹と冷えた身体には心地よいものでした。がらがらの東北道を150kmで、前に引っ張ってくれる車がいましたので、19時半に自宅着となりました。







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