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2008年5月24日土曜日

5月23日 立山 奥大日岳手前ピークで撤退


















週末の天気が悪いとの予報で、急遽立山の奥大日岳へ出発しました。前日町中に泊まったのは失敗でした、ま、下に着いたのが午後10時でしたが。立山駅始発のケーブルカーは午前7時だったのです、車で5時には着いたので待ちぼうけでした。10分で美女平に着き始発バスが7時半、室堂まで小一時間かかるので、室堂出発が8時半でした。有名な雪の廊下はまだ10m位ありました。
3番目の写真は雷鳥平からの稜線と手前2番目のピーク、6番目は稜線から雷鳥平越しの立山と快晴の下まだ白一色の素晴らしい世界です。下山する初老の3人組が「名残惜しいなー」と呟いていました。ウエブアルバムにもある様に雷鳥にも何度もお目にかかります。
2番目の写真は手前ピークからの弥陀ヶ原越しの薬師岳です。写真のとおり奥大日岳への稜線と室堂、弥陀ヶ原の間は断崖となっており、室堂から一旦雷鳥平へ降りてから稜線に登り、向かうことになります。
稜線へ上がると、剣、先週の毛勝三山、立山等360度の展望の中を進みます。5番目は稜線からの奥大日と手前2つのピークです。シール登行とシールを付けたまま滑り降りたりして進みますが、手前2つのピークはなかなか急で、雪質もあってジグを切って進みますが、中程からスキーを担いでのつぼ足登行となります。
写真3番目は2つ目のピークを越したものですが、雪庇側、谷側と共に大きくクラックが入っており、通れる幅は1mちょっとしかありません。なかなかのスリルです。
今月は体調がすぐれず、雪壁をつぼ足で登るのが全然駄目で10歩登っては小休止を繰り返します、その繰り返しです。平らな所やスキー滑降は全く問題無いのですが。モチベーションも下がり気味です。手前2500mピークでも全然足が上がらなくなり、午前11時中止することに決めました。あと1時間あれば到達するでしょうが。
1番目の写真が手前ピークからの頂上です。ただこの先にもあちこちに大きなクラックが走っており、何時雪面が崩れ落ちても不思議はありません。写真と眺望を楽しみ戻ります。シールの脱着が面倒くさくピークからはつぼ足で降りました。稜線へ戻るのも雪が腐ってシール登行が出来ない所もありスキーを脱いだり履いたりで面倒でした。
稜線から雷鳥平への滑降が唯一の醍醐味ですか、ただ夏に来た時もそうでしたが、雷鳥平から室堂までの登り返しがきついんですよねー。
室堂へ戻ったのは午後3時、ダム方面からや雪の廊下を見る観光客で混雑していました。立山駅まで戻り魚津の料理屋三玄を予約、車でサンルート魚津ホテルへ戻りました。




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