標高年、2020mの鬼怒沼湿原へ2年振りに再訪して来ました。沼に映る景色が見られ、良かったです。
日光市今市に前泊、夫婦淵駐車場へ。着替えて8時出発します。
つり橋を渡ってしばらく行くと地面に栃の実がびっしりと落ちています。くるみの様な皮に包まれています。1個のもあれば写真の様に3つ入っている物も。
途中、河原にピンクテープが幾つかコースを示しており、河原を進むことにし進みます。やがて、淵なって進めず崖を木につかまりながら登ります。最後は笹薮になり、バッサバサと漕いで進みます。上でガランガランと鐘の音が聞こえます。
林道に出ると釣り竿を持った初老男性が泣きそうな顔で居ました。熊だと思ったのでしょう。
八丁の湯、加仁湯を過ぎて日光沢温泉に着きます。口笛を吹いても犬はちらっとこちらを見ると、また寝てしまいます。ここで水を補給し登山届を記入します。6月に行方不明が出ています。強い日差しなので日陰で食事をと思っても良い場所が無く、先へ進みます。
オソオソロシの分岐点で遅い朝食兼昼食とします。つり橋の向こうは鬱蒼とした自然林です。自然林は良いなー。ここで40分居ました。
直ぐにカモシカの親子に遭遇します。口笛を吹いて手を振ると、子は不思議そうな感じでこちらを見ています。
左が親、右が子です。大きさは倍位違います。4、5分すると奥の方へ去っていきました。
登山道の左側は深く谷になっており底の鬼怒川までは数百mあります。転げ落ちたら数十mも落ちて助からないと思います。登山道は写真の感じで大きな石があって、足元が悪く段差の感じで、足への衝撃もあって、ほんとうに歩きづらいです。上り下りもきつい感じがするのは、このせいなのでしょう。
眺望の無い針葉樹の中を延々と進むと、湿原へ出ます。2年ぶりですが周囲はガスに包まれています。
広いです。奥の東電小屋まで木道を進んで行きます。半分は新しい物に換えられています。
ガスがどんどん晴れていきます。一番大きな金沼から、奥が根名草山と温泉ヶ岳。右奥にかすかに白根山。
一番奥の東電小屋前から湿原を。奥に日光白根山が見えます。
金沼に山と雲と青空が映ります。素敵な景色です。
「来て良かった」と思える景色です。1時間半はあっという間。もっと居たかった。
15時下山します。ずっと雷鳴がとどろきます。オソオソロシの滝分岐でカッパを着ます。同時、雨が落ちてきます。カッパを着るのはほんとうに久し振りです。
日光沢温泉まで戻ると自販機があり、サイダーを購入。水場のステンカップで呑みます。炭酸が喉に心地よい。夫婦淵へ進みますが、帰りは山側の道を進んだので30分早く日光沢温泉から1時間半でした。渓谷で雨もあって暗く、18時夫婦淵は真っ暗な感じでした。夫婦淵に車中泊で早出した方が良かったですね。
ヤマップのログです。4つの温泉の内、加仁湯、八丁の湯は宿泊者を夫婦淵から送迎してくれます。温泉に泊まってのんびり登るというのも良いと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿