Powered By Blogger

Translate

Translate

2016年10月18日火曜日

10月15日 前穂高岳 登頂

左から霞沢岳、御嶽山、乗鞍岳、焼岳と上高地越しに。この素敵な景色が小屋からしばらく続きます。焼岳右の雲海は高山市街です、10時には雲散霧消。

再び晴れマークが続きます。今回は慎重を期して前日岳沢小屋泊まりとします。14日10時に電話すると「夕食は17時なので、それまでに入って欲しい」「上高地に来たらまた電話して欲しい」。
急いで出発します。沢渡大橋駐車場着は14時半でしたがバス待ちで上高地着は15時20分となり、とばしにとばします。2時間で小屋着。1泊3食で10,500円。これから降りてくる客もいるので夕食は17時45分からにとの事。涸沢から奥穂、前穂を11時間で来たという相室となる3人が到着、まあまあの夕食となる。アジフライでレンジで温めている様。とても遅いペアがいて大丈夫かと話題になる。このペアは19時、真っ暗な中を到着した。
3人組の1人の携帯着信音で21時半に目が覚める。その後は朝まで、こいつの鼾を聞くことになった。眠れない、体調は良くないのか。

5時半の朝食後、6時10分出発します。小屋の屋根には真っ白に霜が降りている。クライミンググローブでは手が冷たい。前回ほど体調は悪くなく、また1度登ったコースなので順調に高度を上げていく。

コースを振り返る、急登だがコース自体は良く整備されている。きついとは思う、反対の涸沢からの方が楽ですね。

前穂が近づいてくる

順調に進み紀美子平らへ、ここでザックをデポしてカメラだけ持って前穂へ向かいます。が急登です、段差が大きいのです。ガイドブックには30分とありますが、それでは無理かとは思います。
皆さん言うのですが「エネルギーを吸い取られる様だ」との事です。

山頂手前の急登

登り切って山頂、ジャンダルムから槍まで、360度の眺望

これで日本に21ある3,000mサミッターとなりました。それよりとても素敵な景色です。皆様にもお薦めです。

1番奥は南アルプス、左に富士山も見えます。

前衛4番峰、霞沢、乗鞍、御嶽と続きます

屏風の耳を、奥に表銀座と燕が続きます

奥穂から槍まで、左下吊り尾根

吊り尾根から前穂を見上げる

最低鞍部から振り返る

前穂から直接降りられると良いのですが、紀美子平らへ戻ってから吊り尾根に入る事になります。落ちたら助からないコースです。鞍部まで下がって奥穂へ登り返します、これが最高にきついんですよー。壁に貼り付いてノビていたら、後続の若い方が「僕たちも寝たい気分ですよー」と言いながら進んでいきます。岳沢コースはほんとうにきついと思います。前穂か奥穂か1つだけなら良いのですが、両方はきついです。

奥穂山頂、ジャンが素敵、急激にガスが涌いてきます

ヘロヘロで14時15分奥穂山頂へ、2度目ですがほんとうに素敵な眺望です。ここから見るジャンダルムも、ほんとうに素敵、絵になります。西穂からは冴えない。また午後は逆行で暗いですよね、朝の方が陽を受けて素敵、きれいですね。
あーー、また来たい。ジャンへも。岳沢コースは最もきついコースと思います、前穂と奥穂と両方やれば。

笠ヶ岳の長い稜線、百名山の頃に集中豪雨の中を川の様になった登山道を歩きました。

穂高小屋手前から槍を、右は涸沢カール

15時半、穂高小屋で宿泊手続き。今日は土曜で百人以上の宿泊です。缶ビール500mlを800円で購入、冷えてなく泡だらけですが美味しい。手前の木のロフトで上半身裸で寛ぎます。心地よい、もっと飲みたい気分ですが疲労と風邪で自重します。体調は良くなく、よく眠れませんでしたし、鼾のオーケストラを聞く事になります。耳鼻科で治療すれば良いのにと思うのですが。
非常に軽い頭痛と吐き気、今頃の時期の脱水症状に特有ですが、風邪や体調不良の様でした。ほとんど寝る事が出来ませんでしたが。



0 件のコメント:

コメントを投稿