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2014年9月7日日曜日

9月3日 カムエク 登頂

カールから日の出
4時前に起きましたが寒くてシュラフの中に。
4時過ぎに起きて日の出と景色を楽しみます。
スタメンと餅の朝食後、5時26分出発します。

左に道を進み、ピラミッド峰の下の所へ登ります。他は崖なので他にコースは無いのです。

稜線から5m位下を最初のピークまで行きます、そこから稜線歩きとなりますが細い。常時カールが見えるので私のテントも常時見へます。

登りはハイ松が逆目になっています、コイボクカールも見え熊がいないかと目をこらしますが皆無です。
途中でカッパの上を脱ぎます、
テン場からカムエク

朝焼けに染まってきます
山頂、小さな標識も
陽が上がると暖かくなってきます。
山頂から北方面
7時40分山頂へ、ネットで標識は無かったと相次ぎましたが小さな標識もあります。ただ、前の物の折れた柱に針金で結んであるので、無くなってしまうでしょう。

ぽかぽかと陽射しが心地よいカッパの下も脱ぎます、黒のクライミングパンツが陽を吸収し暖かさを感じます。
写真撮影後にソーセージとカロリーメイトを食べのんびりします。稜線からの日高山脈を楽しみます、カール泊の甲斐あり。40分滞在、気もち良くてこのまま3時間位居たい感じ。
8時20分山頂を辞します。

9時になるとガスが上がって来ます、眺望を楽しむには稜線近くに幕営でないとダメですね。

カールへ降りる際に直降の道を見つけて降りますが、急で歩きづらく時間も同じ位かかるので、最初の巻いた道の方が良いでしょう。

戻ってテントを撤収していると1人上がって来ます、昨日出会いでテントを張ったとの事。
熊の事を尋ねられますが「熊のクの字も無い」と返します。

ネットでカールで見たとありましたが、それなら糞があるはずですし極めて幸運な方なのでしょうね。

10時半、カールから下山を開始します。滝の脇の道はまだ良いのですが涸れ沢の降りは大変、大きな1枚岩の上で思いっきり後ろに転倒します。ザックがクッションになり何ともありませんでした。
テントは背負ってるものの、今日は晴天です。前回の土砂降りの中よりは楽です。

11時過ぎ、下から日帰りを狙って来たという方と会う。「道を間違えてしまった、カールまで行く」という。

11時半、皆が間違う沢が並んでいる所を過ぎて昼食とします。

えんどう豆のスープとα米とグリーンカレーで40分程のんびり寛ぎます。

出発すると直ぐに三俣です。そのまま進み、河床林の中の道を見つけて降ります。川原の石の上よりも全然楽です。

三俣から出会いまでは景色も同じで単調なせいか長く感じます。

出会いで登山靴からネオプレンソックスとスニーカーに履き替え15時半、出発します。

明るいうちに七の沢に着けば後は林道なので問題ありません。
とばしにとばします。17時10分七の沢出会いに到着、1時間40分です、早いー。

林道に普通の自転車が置いてあります、後でこれが日帰りを狙った方の物だと解ります。
林道からザックの重さが堪えま

ペテガリ、奥に神威
す。3、40分歩いていると単独日帰りの方が自転車で追いついてきます。帯広勤労者山岳会の方で、その方は自転車を降りて話しながら進む事となります。
昔はエサマオンもカムエクも七の沢まで林道があり車で入れて日帰りが出来たとの事。
ちなみに今の立派な道路は平成8年建設です。

18時を過ぎると真っ暗になり、その方の自転車のライトを頼りに話しながら進みました。ザックが肩に食い込み、痛い痛い。
1人だったら大休止でしたが、休憩したいとは言いそびれ19時札内ヒュッテに到着しました。

この方とはここで別れ、虫類の道の駅隣の入浴施設に向かいます。

ピラミッドの後ろにコイカク、右にペテ

昨日は9時間、今日は14時間半かかりましたが、サクっと登った感じです。
日高は幌尻、ペテガリ、カムイとガスで山頂の眺望は無かったので良かったです。
やはり高い所で幕営でないと眺望は望めませんね、日帰りですと運任せとなります。

他の方のホームページを拝見しますと「2度と来る事は無いと思うと感慨深かった」「6年間この山に全てをしぼった」とかありますが、私には特に感慨はありませんでした。
7月にペテガリとカムイを登ったせいもあって。
良い山である事は確かです、近くでしたらまた来たいという感じです。
山頂からピラミッド峰


山頂からカール
下山して12分後、カムエクを振り返る

稜線からカールと八の沢を

9時にはガスが上がって来ます、ピラミッド峰もガスに。

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