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2012年5月29日火曜日

5月27日 大無限山 登頂

聖岳
沼津からの3人組が3時に起き始めます。私も起きてガスで湯を沸かしインスタントラーメンと乾燥野菜、少しのα米の 雑炊の朝食。
荷物をまとめ、25Lザックで4時半に出発します。
小屋を降ると8番目の写真、釣鐘の様なピークが並び奥に小無限山が見えます。巻き道は無く、ひたすらピークのトップを昇り降りです。P3を降りると7番目の写真、小無限のガレが朝日を浴びて輝きます。
特に危険ということは無く、道はしっかりしています。ガレを過ぎても急登は続きます。
登り切ると眺望の無いツガの中の小無限 山
                                                                                       頂です。小屋から3つのピークを越えて小無
眺望は無いが広い山頂
限山までがハイライトでしょうか。

更に尾根筋を進むと唐松薙に出ます。 6番目の写真、ここでやっと大無限山を見ることができます。小休止で小さなカステラを頂きます、気温は暑くも無く、寒くも無く、ぺらぺらの夏服1枚で心地よい感じ。
山頂手前はしまった残雪500m
 ガレの淵を進み、ゆるい登りを進んで行くと中無限山頂です。山頂というより、ただの通過点ですが、コースは左に90°曲がります。
往きはロープで塞がれ、はっきり解りますが、帰りは解りづらく注意が必要です。幅の広い緩やかな沢へ進んでしまわない様に。
電気ギターを背負って山行の沼津の方
10倍望遠で池口岳
 ここを過ぎると細い山稜のコースだったのが広い2重山稜となり、赤テープを見つけながらとなります。
2重稜線が終わり、細い稜線となったところで1か所西側の展望が開ける所があり、上河内から光、そして池口が見えます。薄雲がかかってはいますが、しばし眺望を楽しみます。

また幅が広い稜線となり締まった雪が続きます。
唐松薙から山頂
登り切って 9時に眺望の無い広い山頂に着きます。テントが何貼も貼れる広さです。木材も有り、何かの作業小屋があった感じです。真新しい青いポリタンが3個。ちゃんと持って帰れよ。

小無限山手前のガレ、急登
 晴れていたら前無限も考えられますが、すっかり曇天となり小休止の後、下山にかかります。
広い雪の稜線でコースがはっきりせず、GPSで軌跡を確認します。
中無限までの広い稜線は、帰りはマーキングが見づらく躊躇する事も。
風が出てきて寒くなりカッパの上を着ます。
中無限手前で14人の日帰りグループと会います。大半が60前後の女性ですが、山は慣れているのでしょう。

小無限山でカッパを脱ぎましたが、下りでそこから遠くにピーク越しに小屋のあるP4が見えます。遠いなーー。
小屋下からP1、P3、小無限
 小無限のガレと急なコースは強く印象に残りますが、その間のピークはあまり印象強く無いですね、眺望が無いせいでしょうか。
P2、3の辺りは赤ヤシオが結構咲いて楽しませてくれます。ただ樹林の中ですので写真は撮りづらいですね。
随所に咲いていた赤ヤシオ
13時半、小屋着。往きと同じ時間がかかりました。

サブザックを70Lザックに入れ、小休止のあと出発します。水は5L持参したのですが、1L以上余りました。
急な斜面を木に掴まりながら降りたのですが、ここでオーバーホールしたスントのルミの腕時計を落としてしまいます。手首にはめていたのですが、枝に引っ掛かったのでしょうか。

急斜面が終わった所で足指が当たりだします。靴ひもが緩んでいるのかと思い結びなおしますがダメです。足を横向きに着地する様にしますが、当たると痛い。
薄い靴下が悪いのでしょうか、長時間履いていると靴が収斂して空きがでるのでしょうか。
ソールは韓国製のスーパーフイートですが。

ペースは落ちますし、足に負荷はかかるし参りました。親指爪下は出血で赤くなりました。
とろとろペースで登山口へ。
登山届に下山した旨を記入、林道を越え田代集落を抜け駐車場へ。足の筋肉はぱんぱんになりました。


オートキャンプ場で入浴しようとすると、「今、入っているので待つことになる」というのです。個室の浴場の様です。反対側のおでん屋さんの自販機でコーラを飲みます。炭酸類はグラスに注いでが美味しいですね、直接ですと泡立ち過ぎて。


川根の道の駅併設の浴場へ向かいます。浴後の生ビール3杯の美味しい事。ちなみに19時半でオーダーストップです。

車中で仮眠後、28日2時半に島田へ出て1号から岡部ICで新東名へ。
とばして帰りました。







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