ほとんど旅行ですね。ストイックにしゃかりきにならない様に、気楽に、そして楽に、楽しくのんびりと進めていきたいと思っております、ただ登っただけでは無い様に。 2014年9月3日、日高山脈カムエクで完登しました。有難うございました。最近は未踏の山を登っています。リンクフリー、お問い合せもどうぞ。
2010年6月6日日曜日
6月5日 蓮華岳登頂
6時10分扇沢駐車場を出発します。先々週は埋め尽くされていた駐車場も今日は数台です。右岸を伝って徒歩で雪渓最下部の大沢小屋対岸へ向かいますが、ルートを上に取りすぎて藪こぎとなり時間をロスします。1番目の写真、カール下の島が大きくなっています、稜線は雲に覆われています。なお、雪渓は中間部から大きく左に回り込んでおり、マヤクボ沢出会いや針の木峠は下からは見えません。雪渓下部からシール登行で出会いまでは先々週の針の木岳との同じコースですので順調に進みます。2回目となると緊張感はまるで無いですね。出会いからスキーを担ぎアイゼンを付けツボ足で前と反対の左側、針の木峠に進みます。近くに見えて中々着かず、やはり3000m級は楽はさせてくれません。斜度30度位、立ち止まって小休止繰り返しながら登ります。を40度以上のマヤクボ沢よりは楽ですが。
2番目の写真、峠の稜線を仰ぎ写します、このから雲が晴れ、美しい青空が見え出します。11時10分標高差1000mの稜線に達します、3番目の写真下を映します。真下の所がマヤクボ沢出会、ノドの部分です。上を写すと高度感はありませんが、下を写すとあります。実際はこれ以上の感じがあります。
峠に達するとまだ営業していない針の木小屋があり、反対側は険しい山々が連なります。
ここから蓮華岳は雪が無く夏道となります。休憩の後、アイゼンをはずし、スキーをデポし階段状に整備された道を、青空の下、美しいはい松の中を登ります。4番目の写真は手前のニセピークを写したもの。これは針の木岳からも大きく見え、今日もこれが山頂と思っていたのですが、そうではなく山頂はこのずっと向うだったのです。峠から楽勝で往復と思ってスキーを置いてきたのですが、「これじゃ担いで行って山頂から大沢を滑ったのに」の思いはあとの祭りです。5番目の写真ニセピークから針の木岳を写したもの、右下のマヤクボ沢を登り、カールを横切り、山頂左の鞍部に登ります。きつかったなーー。
ニセピークからは若干台地状になります、青空の素晴らしい眺望が楽しめます。いつもそんなに写真は写さないのですが今日は43枚も写しました。後ほどアップします。14時30分山頂に着き景色と先行者との会話と写真を楽しみます。
6番目の写真は山頂下の大沢雪渓から針の木岳を。カールから落ちるマヤクボ沢の急斜面が良く解ります、何十度あるんだっちゅうの。
山頂下で昼食、休憩後15時30分、針の木峠へ戻ります。岩つばめの飛び交う中、シールをはがし滑降の準備をしますがこの時間では雪渓には誰1人見えません。反対側の山々、はい松に覆われる蓮華手前ピーク。美しい景色を眺めて16時、雪渓の滑降を始めます。7番目の写真出会まで降りて峠を写したもの、この地点も斜度30数度、転ばない様に写真を写します。最低鞍部から中央2つの島の間を抜けるので、3番目の写真のとおり、じょうごの口を抜ける感じです。島の両サイドは横から入ってくるものとなります。
稜線に近い所は陽が当たって奇麗ですが、雪渓は急な峡谷でこの時間になると陽が入ってこず、写真の様に暗くなります。サングラスをかけていると暗くて見えずらい感じです。撮影後雪渓をとばしております。早い早い、すぐに最下部へ。大沢小屋は営業しており散歩している方がいます。ここからも右岸をすべり降りますが、雪が切れ先々週より2kmほど上で徒歩となり林道歩きとなります。朝は無かった赤テープやマーキング、標識がびっしりと。更には「歓迎、慎太郎祭」の横断幕も。
6月6日は慎太郎祭、そして針の木の山開きです。
扇沢駐車場まで戻り、着替え後大町温泉郷へ向かいました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿