JR浜金谷駅から車力道登山道へ向かい、石畳の道を登ります。雰囲気の残る道です。右側の石積みは崩れていますが。
5m位の切通もあります。一般道では車力道が一番見所です。そして緩やかで楽なのです。
やがて前方に15m位の高さの石積みが見えてきます。
切り出した石を置いておく貯石場です。3カ所続きます。上から樋で滑り落した石を、ここからネコ車で降ろしたのでしょう。
車力道が一般の観光コースと合流します。写真によく出る切通です。
その手前の5m左側がアドベンチャーコースへの入り口です。「ここはコースではありません」の標識があります。ここを降って行きます。ちなみに左に行かず、右のロープで塞いでいる所を入って行くと猫の彫り物がある「猫丁場」です。
50m程降ると、トンネルが見えてきます。周りは切り出し跡や樋など遺構だらけで、最後まで遺構が続きます。赤テープもあり、進路自体ははっきりして迷う事はありません。トンネルを抜けて50m程進むと、アドベンチャーコースのハイライトのS字型切通があります。
虎ロープでU字溝を降りると、右側にあります。入り口は5m以上土砂に埋もれていますので、見逃す方もいますね。切通を入ると100mの高さの石切り場です。楽しんだ後、U字溝を登り進みます。6mの高さの石切り跡を登って行くと、石の階段となり進みます。
階段右側にはロープが張ってあり、コース自体は良く整備されています。ただ危険である事は確かで自己責任で登る事となります。
振り返ると金谷港、フェリーも見えます。対岸は横須賀です。
稜線へ向けて階段と石壁が続き数100m登って行きます。左は30mの崖斜面で落ちるとアウトです。石壁もこの先で無くなります。壁は厚さ2m未満で垂直に何10mも落ちています。 階段だけは稜線へ行くために残して、他は石を切り出したのです。
進行方向左手に、谷を挟んで大きな石切り場も見えます。
右側の石壁が無くなった所を振り返った所です。何10mも垂直に落ちています。行方不明者関連で気になる所ですが、手前から完全装備でチームを組んで行かなければだめです。まっ平らな所が、いきなり垂直に切れてる所もあるからです。
ここを抜けて、赤テープがはっきりしない所になりますが、どこからでも上に突っ切れば二重稜線へ出ます。
山頂二重稜線です。左右どちらの稜線や下を進んでも、山頂に行けます。10数分でしょうか。去年から4回目の山頂、特に見るべきものも無く、直ぐに辞します。
「地球の丸く見える丘」へ進みます。途中、石切り場跡。まっ平らな所が、いきなり何10mもスッパリ落ちてる所が多々あり、コースを外した場合は十分な注意が必要です。
「ラピュタ」等の一般観光コース「関東ふれあいの道」へ向かいます。その手前ロープで塞がれトイレボックスのある所を降りると「猫丁場」です。
危険という事で、ネットでは所在がつかめません。だいたい検討をつけて、更に地元の方に伺って行きました。
石切り場の下に、コの字型に彫り込んだ所の上部に猫はいます。見たとおり落石の危険はあります。
反対側には彫り込んだオブジェが。上にはロープが張ってありますが、50mの垂直に切れた石切り場跡です。周囲の木は刈払われて整備され、一般公開も視野に入れているとネットにありましたが、やはり危険です。事故が起きそうな気がします。烏帽子岳山頂の様に「自己責任で行かれて下さい」の表示が良いのではないでしょうか。繰り返しますが、「アドベンチャーコース」と「猫丁場」は危険な場所を含みます。自己責任で行かれて下さい。
「猫丁場」から降ると、車力道に出ます。降って浜金谷へ出て、船主(ふなおさ)さんは残念ながら定休日でしたので、ガストで遅い昼食を頂きました。
浜金谷駅の跨線橋からの鋸山です。楽しいハイキングでしたね。
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