うつぎの花の美しい青 |
ガイドブックにはたくさんの水場があり、水を持ってこず、少し後悔。
曇天ですが湿度が猛烈に高く、汗ぐっしょりで今夏1番の暑さです。
取りつき登山道は神社に水を送るため、右側が掘削されて小川になっています。1合目過ぎまでは間伐された杉造林、それからブナ林となります。
最初から親指爪程のハエを大きくした様なア
6合目から左奥が山頂 |
2合目水場は枯れており、3合目一王子小屋へ着くと水場1分の大きな立札があり、水場へ向います。これが滔々と流れる冷たい水、冷たさが何より美味しい。
たっぷり飲んだ後、水筒の水を入れ替えます。
登山道へ戻ると頭から水をかけられた様に汗ぐっしょりの中年男性が「暑いー」といって座り込んでいます。
基礎代謝は齢と共に低下しますが、体熱調整も伴うのでしょう。お会いした中年男性は口々
登山口の二王子神社 |
ブナ林の中を登って行きます。4合目で五月蠅いだけで無害と思っていたアブに左手首を服の上から噛まれます。痛さで払いのけると出血しています。
その後、右手に握っていた日本手拭いで3匹を叩き殺します。
4合目半ばを過ぎる頃から道沿いに青いうつぎの花が現れ和ませてくれます。5合目半ばまで続きます。水があって湿度が高い証拠ですが。
うつぎの葉にとまるバッタと蛙、尾が少し残っている |
6合目で低い灌木となり眺望が広がります。
手前ピークや山頂も見え出します、道は平らとなり進んでいきます。
ガイドブックでは定高山、油コボシ等とありますが、標識等は無くはっきりとは解りません。
少しですが、キスゲがあり池塘もあり楽しませてくれます。
キスゲの群落の先、トラロープの登りの手前にも水場があり、登山道脇で糸の様に流れ出ており、飲んだ後水筒に詰めます。
山頂、飯豊は見えず |
後続から中年男性が、「風呂に入っている様だ」と云い、続いて水を詰め込んでいます。
私も汗だくです、陽射しは無いのですが服が乾かず、濡れた状態です。
遠くから見えていたアンテナの隣に三王子神社があり、そこが九合目表示です。
平らでオレンジ色の小屋と釣鐘の柱が見えて直ぐに山頂となります。
取りつき登山道、右が掘られて小川となっている |
六合目の登山道 |
陽射しの元、トンボが飛び交う中のんびりします。
4、50分寛いだのでしょうか、下山にかかります。時間は十分にあるので写真を写したりのんびり下ります。5合目付近にある、うつぎの花を楽しみます。10数cmのヤンマがぶんっ、ぶんっと飛び交います。早いし、とまらないので写真にとる事はできません。
ヤンマのせいでしょうか、登りであれほど五月蠅かったアブが降りはほとんどいないのです。
「トンボがでるとブヨはいなくなる」といいます。
7月は「ブヨが五月蠅く山頂にいられなかった」という群馬朝日岳や白毛門も今月私が登った時はトンボが舞ってブヨは全くいませんでしたから。
降りは楽でのんびりいきます、3合目の水場に寄りまた喉を潤します。
ここから背の高い林となり更に湿度が高くなる感じで、とにかく暑さに疲れます。登山口近くでたまらず小川で顔を洗い、頭に水をかけます。
14時神社に下山、手前駐車場に止めた車に向います。
九合目手前の池塘、おたまじゃくしがいっぱい。 |
あちらこちらに大きな立て看板がありましたが、一人も入っていない道理です。飲み物も無く、ほんとに何もないのですよ。
手前ピークのキスゲ |
今日は暑さで疲れた感じで翌日の杁差岳は止める事にしました。
9合目から山頂、アップで |
九合目から手前ピークを振り返る |
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