林道と合流する牛首峠 |
ネットで先々週の方のものを参考にします。
「崖崩れで牛首まで行けなかった」とありましたが今は取り除かれています。ただ車をとめる所が無いので路肩に何10台もとめれる笹山登山口になります。
8時20分、快晴のもと笹山へ。半袖1枚でも良い感じ、冬服ですので暑い暑い。すぐに山頂、眺望が遠くまであり、良い感じ。
ここで問題標識に惑わされます。
台地状の落葉樹林 |
実は「林道」が来た道で、Y字路なのです。おまけに示す方向が不正確。写真で真上に牛首峠と示すのは牛首峠と井川峠の間の井川峠よりになっているのです。
写真のすぐ右下に矢印が立てられています。これが井川峠への道なのです。牛首峠への道は、写真のずっと左側なのです。
これでは初めての方は誰もが間違います。
私も迷う事なく井川峠への道を牛首峠への道と思い進みました。
笹山を下って東へ進みます、平坦な落葉樹林帯の道を今年初めての夏登山靴でぐいぐ
双耳峰の池口岳から光岳、仁田岳 |
聖、赤石 |
兎に角標識と思いますが、1つもないのです。しかし、南アと平行に北進するのに完全におかしい。40分位で引き返します。
笹山まで戻り、上の事態を認識します。
1時間半のロスです。
笹山を下ると林道と合流する牛首峠です。工事標識は5月28日までとあり、開通も近いでしょう。稜線の下を並行して延び、山越しに南アが見え、素敵なドライブコースでもあります。山伏下も通っているので、そこからですと30分で登る事ができます。
山伏方向からモトクロスバイクが走って来て、引き返していきます。実際、山頂で井川からバイクで山頂下まで来たという方に会いました。余裕で文庫本を読んでいましたが。
山頂から北に布引、笊 |
いいかげんな標識 |
次第に登りが急になると樹林の間に梅が島の街が見えます。やがて西日影沢コースと合流します。ここから山頂はすぐです。何人もの下山者とすれ違います。こちらがメインコースの様です。雪が残っていますが、少しです。ネットで参考にした方は「踏み抜いてワカンが欲しかった」とありましたが。
春の雪融けは加速度的ですからね。
雲が上がってきて眺望の無くなった山頂に13時過ぎ到着します、寒い感じ。昼食にしますが、時折ガスが晴れ、笊を見る事が出来ました。
手前の布引山の稜線の急な事、あれを去年登ったのですからね。
車のガソリンが乏しく、街まで戻って給油しなければならない事もあり、13時半急いで下山にかかります。
やはり下りは楽、すぐに猪の段へ。西日陰沢との合流点に「ここから牛首へのコースは大変危険です」の表示があります。ネットで「どこが危険なのか」とありましたが、 台地状の所は広い樹林帯で、痩せ尾根のはっきりした道という訳ではないですし、百名山
快晴の笹山から南ア南部 |
猪の段、笹原が良い感じ |
林道を35分ほど歩いた所でハプニング。
15m先の路肩に後ろ向きに大きな熊が。
右手足を前に出し、左を後ろに引いて伏せるようにしており、筋骨隆々。西日を受けてあずき色に輝いています。
大きい、猪よりもだんぜん。
すぐに後ろに歩いて5、60m戻ります。
そこから大声を出しながら近づきます。
が、全然動かない。再び15m位になり、「通るぞー、通るぞー」と叫びます。
熊はゆっくりと振り返ります・・・。
角がはえています、カモシカでした。
毛がふさふさで丸っこく見えるのです。雪国にいるのは黒っぽくて鹿に近い感じに見えますが、温かい所のは毛が長くふさふさで白っぽいです。個体差もあるのでしょうが。
写真は路肩から10m降りたところを写しましたが、顔も角と耳がなければ熊に見えますよね。
フサ毛のカモシカ |
そこからカーブを曲がって200mで愛車でした、16時5分。
着替えて急カーブのワインディングを行きます。井川で給油後、高いリッター175円、川根温泉へ向い宿泊します。
0 件のコメント:
コメントを投稿