ガスの山頂 |
久し振りです、チングルマ |
ロッジで朝食後、 痛い様な強烈な陽射しのもと、乗り換えバス発車場所のアルパこまくさへ向かいます。既に駐車場は満杯、手前の道路脇に停め始めてますので、それにならいます。
夏季は一般車規制が行われており、バスに乗り換えなければなりません。八合目まで往復1200円、すぐにバスに乗り込みます。凄い人です、60代後半以上といった高齢の方がほとんどです。
30分ほどで八合目登山口に着き、登り始めますが快晴の麓に較べ九合目以上は雲が覆っています。すぐに鉱山跡に着きます、この時は気にもかけなかったのですが。
ガスのせいで涼しく、昨日に較べとても快適です。順調に進み池の手前でキスゲが出始めますが昨日の乳頭山に較べるべくもありません。
池に到着するとガスは濃く何も見えません。最高峰の女男(おなめ)岳へ登ります、丸太で階段となっており、ややきつい感じとなります。
連休中日で何千人もの登山者が入っているのでしょう、常時前後に人がいる感じです。
山頂は濃いガスですぐに辞します、降りて小屋前に戻ると「八合目へ、荒廃」云々の案内板があり、当初は小焼砂を通って戻る予定でしたがこのガスでは何も見えないので、このコースで戻ることにします。
小屋下の木道を降りるとすぐにチングルマが現れます、いやー久しぶりです。黒部五郎岳の小屋の先の800m程の大群落を思い出します。木道から道を下りますが草の間に踏み跡はしっかりとついています、3人連れと行きかいます。中途から崩壊地に入りマークや標は無いので勘案しながら進みます。写真の崩壊斜面を横切ります、写真なので斜度は感じませんが危険個所です。滑落したら命は無いでしょう。支尾根筋を上り下りして鉱山跡の一般登山道に合流します。少し歩くと八合目です、11時でした。15分発のバスでアルパこまくさへ戻ります。
写真では緑色の山々が美しく紹介されていましたが、今日はガスで全くダメでした。冬は田沢湖スキー場から八合目まで雪上車で行けるので、そこからスキーでと考えてもいたのですが夏に登りました。
十分に時間に余裕がありましたので、湖畔の草薙家住宅、金峰神社、そして阿仁熊牧場を見学、打当(うっとう)温泉マタギの湯に投宿しました。
小屋下の荒廃道に続く木道 |
渡ってからの崩落斜面 |
崩壊地、硫黄鉱山跡か |
池近くになるとキスゲが |
池の淵の木道、何も見えない |
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