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2011年5月23日月曜日

5月6日 快晴の守門岳

守門岳が近づきます

袴岳への取付き

稜線の来し方を振り返る
 喜楽荘で朝食後、浅草岳へ向かいます。ソールのクリーニングをしたのでスキーのシールが附くかと思いましたがやはりダメです。

守門岳へ戻り昨日と同じコースを担いで登ります。結局昨日より遅い時間になってしまいました。
昨日より途中の壁が雪解けで藪を登るのに苦労します、そして暑い。
稜線への取付きを昨日と変えたので、つかまるものが何も無い球面状の斜面でピッケルを出して突き刺しながら登ります。この斜面と藪に時間がかかり、稜線に着いたのは13時となってしまいました。
ここで素晴らしい眺望を楽しみながら昼食とします。青い空と雪がまばゆいコントラストです。

晴天のなか稜線を進みます、取付きまで近づきますと守門三山が並び、その下にカール、その右には鬼が面山が見えます。
昨日は登りで1人、稜線で5、6人のパーティー、そしてライフルを担いだ猟師1人に会いましたが、今日は私だけです。

14時、あと1時間もかからないでしょうが、今日もここで帰ります。
広くなだらかな稜線をスキーで滑走して稜線取付きまで行き、壁を降ります。
今日は下まで見える左から1番目を降ります。
そのまま下まで行けるかと思いましたが隣の2番目と同じ高さに5m位の穴が開いて川が流れています。その下も不安定そうです。
尾根の藪に逃げます、これが結構難儀し時間がかかります。
ちょっと下がると良さそうなのでスキー滑降でノドを抜け広い雪渓へ快適な滑降です。

ブナ林が両サイドにある所まで来ますと、やはり新芽の皮がびっしり雪面の落ちており、ソールに食い込み昨日と同じ様に滑らなくなってしまいます。川の上の雪のブリッジのしっかりそうな場所で川を渡りスキー場へ出ます。
15時半、終了の蛍の光が流れるゆるい斜面のスキー場を降り車に戻ります。

着替えて入広瀬の浴場へ向かいましたが休館です。
そのまま小出ICから東京へ戻りました。2日間天候に恵まれ素敵な山スキーでした。
稜線到達点のニセピーク

右が昨日降りた2番目、今日は左の1番目を降りる

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