素敵なナメ |
東金市の方からも「良い雰囲気の沢だよ」と勧められた志組川(しぐみがわ)を遡行して高宕山へ登り、志組林道で戻ってきました。
国道から閉鎖された高宕自然園へ入り志組林道を行きます。廻田沢橋で通行止めとなり両側も虎ロープが張られています。
入渓して橋の下はいきなり深めの淀になります。左岸をへつって行きますが、40cmの長靴の筒で35cm位浸かります。セーフかと思いましたが引き足で左に水が少し入りました。
素敵なナメが続き楽しめます。まっ平らで初心者、未経験者でもOKでしょう。蛙やトカゲ、アナグマ、蛇、鹿と、今は訪れる人も少ない山中ですので、自然豊かです。「狸かよー」と声を出してしまいましたが、しっぽにシマリスみたいな縞があったので穴熊なのでしょうか。崖を登ってしまい写真は撮れませんでした。四つ足は速い。
直ぐに高い80m位の断崖、蛇行地点で下は崩落土砂が溜まっています。ここは舌状になっているのをショートカットしました。ここからは激しい蛇行が連続して何度も杉造林の所をショートカットしました。
断崖の上部にスズメバチの巣が。今はいない様です。
真っ平らな初心者コースと思っていましたら6m位の滝、左岸を登ります。
下部は足が付き、上部は手指が入るクラックがあって何の問題も無く登れます。
やがて三俣に着き、流れがあって本流と思われる左へ進みます。2度程倒木帯を超えて行きます。
ここで遡行を諦めて右岸の崖を登り上げます。志組林道からの登山道へ突き当たって行こうと思いました。初心者コースがいきなりエキスパートオンリーコースとなります。木の根をつかんで登り上げます。
2017年の方のブログを拝見しますと志組川稜線は扇状になっていてゆるく登降できるとありましたが、今は違う。三俣の真ん中、右側はどうなのでしょうか。経験者コメント戴けますと幸甚です。
自然林の痩せ尾根アップダウンが、緩斜面の杉造林に変わると直ぐに林道終点の駐車場に着きます。30台近く停められるのでしょうか。
立派な林道を降ると直ぐに廻田沢橋に着きます。激しい蛇行の志組川を団子の串の様な林道は、あっという間でした。着替えて金谷の温泉に入浴して保田の常宿に行きます。
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