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切通、石やクズを運び出した切通
ネットで車力道(しゃりきみち)を知りました。江戸時代から切り出した石を上部は石樋、木の滑り台で降ろし、下部は大八車で女性が引いたのです。
その石畳の道や、石切り場が残されているとの事で。また、学生時代に同級生に連れられてロープウエイで行った山頂駅はほんとうの山頂でない事も知りました。
前泊して、朝に金谷駅前の国道の無料駐車場に車を置いて車力道へ向かいます。ネットで地図は落とせます。
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車力道は左、中央は関東ふれあいの道
面白かった車力道に比べ、関東ふれあいの道は下山に通りましたが、見る物は全く無く、予算がついたから作った感じです。帰りも車力道の方が良い。
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石畳の道が続きます。山側に石垣も散見出来て楽しめます。
ネットで知った、エキスパートコースへ行きたかったのですが、解らず山頂でジモティに教えてもらったのは、途中に「こちらはコースではありません」札の所を行くそうです。
そこを行くと最大の石切り場跡が見れるそうです。
やがて吹抜け洞窟に着きます。落盤を防ぐためか石積みで補強されています。丸太から見ると、新しい物ですね。
中の高さは25m位です。
稜線へ向かいます。やや急な石を削った階段となります。直ぐに稜線で「地球が丸く見える展望台」へ行きます。
快晴ですが春霞で遠望がききません。富士山は見えませんでしたね。保田市街と遠くに館山です。ちなみに金谷までが東京湾で、保田は外洋になります。
山頂は更に20分位です。行って戻ります、標識だけで特に見る物はありません。稜線を戻って他の石切り場を見学します。
ラピュタと呼ばれる横に掘った跡です。
岩舞台。昭和後半にチェーンソーやフォークリフト、輸送リフトが使用される様になって切り出しが進みました。96mの高さを掘ったそうです。
石切り場横を進んで、関東ふれあいの道に行って下山しました。
鋸山の車力道からの石切り場は、お薦めです。