ゲート先の落石の林道 |
森町を通って行くのですが春野町までは、掛川から1時間近くかかります。
石切集落までは生活道路なので、まだ良いのですが。そこからゲートまでは山を丸刈りにして用済の道なので荒れ放題です。
落石も多く未舗装ですので、注意して進みます。この間がどうして通行許可なのかとは思います。
ゲート前に着くと焼津NO.のスーパーカブがあります。展望地先でこの方と会う事になります。
着替えて9時50分出発します。
ゲート先でトップの写真、車が通れる状態ではありません。20分程で11.5kmポストの先60mに登山道があり、入っていきます。
登山口 |
どちらにしろ7月8月は低山ハイクの時期では無い事は承知済ですが。
ケーブルリフトとトラックのアルミ荷台
上部林道手前でケーブルリフトが現れると直ぐ林道です。左から行っても右から行っても直ぐに上部林道です。そして山の神があります。ここまで1時間20分、体調もいまいちなのは暑さでしょう。
ここから稜線手前まで10m幅の林道を行きます。「無残」の一言です。林道の他に集材場所やと思える250平米の跡地も散見されます。林道は一部崩落の所もあります。
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姫沙羅の標識 |
展望地、高塚山が見える |
全山、笹は枯れています |
歩き始めると焼津のスパーカブの方とお会いします。70代後半とお見受けしました、何度も登られているとの事。背は高いのですが肩幅と胸が非常に小さく、異様な感じです。今日は他はこの方とだけでした。「ここから、きついよ、きついよ」との事。
やがて林道は終わり、正面は広い涸れ沢の様になっており、真っ直ぐ進みます。帰りに解ったのですが、右手に登山道があったのです。マーキングが無いので解らなかったのですが。
この山は登山道入り口の標識と山頂標識だけで、他は一切標識はありません。赤テープも登山口を入っての上りにまばらにあるだけです。
直進100mでどちらに向かうか考えます、GPSは左が尾根筋を示していますが、右上が樹幹から空が見えているので右に進みます。
ありました登山道、全般的に道は良く踏まれ、はっきりとしています。ジグをきって稜線に出ると急な登り、確かにきつくはあります。
アップダウンも有り、少し崩落ぎみの痩せ尾根にはトラロープが添えてあります。
写真のとおり薬剤散布でしょうか、全山で笹枯れとなっています。
また稜線から地蜂、黒スズメバチでしょうか2時間近く執拗にまとわりつかれます。刺す訳でもなく、ただブンブンとまとわりつくのです。
ゲートから直ぐの所で、蜂が来て頭にパシッと当たっていったのでフェロモンでも付けたのでしょうか。御存じの方がいらっしゃいましたら御教示頂きたく、思います。飛ぶのは速く目視するのは困難です。
以前、櫛形山でも真っ黒な蜂、1匹にそれ位つきまとわれ、何度か頭にパシッ、バシッと当たってきたことがありました。
喘ぎながら13時50分、山頂へ。人為的にでしょうか、250平米くらい下草がありません。握り飯の昼としますが蠅がうるさい。手で払いながらです、蜂も変わらずまとわりつくし。ウエアは汗でびしょ濡れです。
眺望も無く、直ぐに下山します。しばらくして肌にかけても良い虫除けスプレーを持参していたので、それを髪や上半身にかけます。蜂がまとわりつかなくなりました。その後は数回、来ただけです。
山頂 |
深田久弥氏は藤原家に泊って京丸山へ登っています。氏が登った頃は、今の無残な林道は無く、広葉樹で覆われていたのでしょうか。
16時過ぎにゲート前に戻ります。着替えると、あー、ヒルにやられています。左ふくらはぎと踵、踵は毛糸の厚い靴下も血で赤くなっています。靴底で4mm位にまん丸くなったヒル、死んでるのか生きてるのか解りません。ヒルは1度吸血すると2年間は絶食で平気との事ですね。あと、左右の腰の部分が。スパッツにも裾裏に1匹づつ。虫除けスプレーをかけるとナメクジに塩の様に苦しみます。
スパッツを付けていれば防げるかと思っていましたがダメでした。最初のゲートから登山口までの林道が水が流れて湿っているので、やばい感じです。補水や写真でザックを下ろした時は、必ず確認していたのですが、靴からきた様です。
翌日、春埜山大光寺の展望台から。左、ポンジ山。中央、京丸山 |
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