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2017年12月13日水曜日

12月10日 鹿岳(かなたけ)登頂

四つ又山から、右後ろは浅間山
 8時、車を産廃の前の指定駐車場に入れ出発します。直ぐに鹿岳登山口となり杉造林の中を登って行きます。このコースは失敗、杉造林で稜線手前まで眺望がありません。
稜線手前で落葉した雑木林となり急登となります、かすかに雪も。鞍部の稜線は細い、林越しに一の岳と二の岳が見え、二の岳へ向かいます。
下仁田側は覗き込む様な絶壁です、ただ木は生えていますね。下仁田側へ巻いて岩峰を登ります。木の梯子を登ると固定された鎖があります、高度感は満点です。
二の岳から一の岳を。左は四つ又山
 9時半、山頂着、360度の眺望で素晴らしい。お薦めです、天気も快晴で彼方までの眺望。
山頂から浅間山
 お薦めの山ですね。二の岳は一の岳より標高が高く、見下ろす感じになります。
妙義山の右に赤城山、後ろ奥に尾瀬の山々も
 荒船、浅間、榛名、妙義、赤城と北側の眺望は素晴らしい。反対に南側は特徴の無い山々です。
妙義山望遠、奥に尾瀬の山々

手前が二の岳西側の岩峰、その後ろ中間が黒滝山
 二の岳山頂は1時間いても飽きないでしょう、お薦めです。
来た道を戻り、一の岳へ向かいます。まあ、急ですが鎖場もなく直登な感じで山頂へ。一の岳は周囲は岩盤の絶壁なのに、山頂は下仁田側の東半分は木が生えており眺望は今一です。
荒船予定だったが凍結で、夏タイヤで行けずに転進したという若い群馬からの3人連れが食事中です。
一の岳から二の岳を
 鞍部に戻り、下仁田側の基部を巻いて四つ又山へ向かいます。見上げるとオーバーハングの絶壁です。
尾根筋をゆるゆると降って行くとマメガタ峠です、途中見晴らし台があり一の岳を振り返るビューポイントとなります。2カップルと行き交います。

峠からしばし登って行くと7名のパーティとすれ違います。皆、大久保登山口から四つ又山を登って鹿岳登という感じで、その方が良いですね。それで高原登山口へ降りるのが定番なのでしょう。
最初の四つ又山ピークから鹿岳
 最初のピークに着きます、3つのピークにそれぞれ山頂という標識がありますが四つ目が最高点の本当の山頂となります。
四つ又山山頂
 四つ又山山頂からは南牧村集落と下仁田の街並みが窺がえます。
四つ又山山頂から鹿岳
 大久保登山口へ向けて下山します。落葉した広葉樹林の中を行きます。やがて杉造林となると何十段もの石垣が。
数十年前は畑だったのでしょう。
何十段もの石垣

杉造林の中を抜けると一の岳が
 やがて大久保集落の登山口に、空き家も多い。14時に車へ戻りました。
着替えた後、象ヶ滝へ向かいましたが、勧能という集落の所で電光掲示板の路面凍結という表示で諦めました。
星尾の民宿に泊まったのですが夏布団で寒くて参りました。
11日は立岩(たついわ)予定でしたが、路面凍結で諦めて東京へ帰りました。
下仁田IC近くから四つ又山と鹿岳、手前はねぎ畑
懸案だった鹿岳は眺望は素晴らしく、大変に良かったです。南牧村の他の山も登りたいですね。

2017年12月4日月曜日

12月2日 黒滝山 登頂

観音岩から鹿岳(かなたけ)、奥に妙義山、素晴らしい眺望
群馬県南牧(なんもく)村の黒滝山へ登って来ました。良かったですよ。
東京を4時半に出発、上信越自動車道の下仁田IC下車。ナビをセットして登山口の黒滝山不動寺へ向かいます。手前まで鹿岳登山口と一緒の道です。
寺下700mの第1駐車場へ車を停めて、寺へ向かいます。寺務所の隣に民家もあり朝餉の支度で煙突から煙が上がり、洗濯機の音も聞こえます。
この時、印刷した地図を車に忘れた事に気づきます。


寺の前の杉林の中を進むと5分で林道へ当たります。左は六車、右は荒船山の表示があり、荒船山方面へ行きます。間違いでしたが。
六車も右方面でこの標識は問題あり。
立派な鉄柵も、昔は整備され行き来もあったのでしょう。戻ってから写す
 ずっと杉造林で軽トラの走れる道ですが、踏み後はありません。平らな単調な林道を進むと20分程で右手に鹿岳が手にとる様に見えてきます。標識やマーキングは一切ありません。40分程進んだ所で、違うのだろうという事で戻ります。

戻る途中で寺の月西岩の岩峰の上に行きます。祠があり、落石防護ネットのワイヤーが打ち込まれています。下を覗くと寺が見えます。

間違えた標識まで戻り、先へ進むと直ぐに馬の背への標識があり進みます。先行2名の鈴の音が聞こえます。後続4名の姿も。

馬の背を見下ろす
馬の背は幅50cm位で両側絶壁ですが、50cm毎に鉄の杭が打ってあり問題ありません。むしろ垂直の梯子の方が凄い感じです。
先行2名を追い抜きます、73、4歳とお見受けしましたが。

同じ所から不動寺、月西岩が大きい。奥に四ツ又山、鹿岳がちょこっと
見晴らし台から少し戻って観音岩へ向かいます、直ぐです。50cm程の観音様が据え置かれています、ここは360度の眺望。快晴で遠くまで見えます。黒滝山で1番の眺望です、写真を楽しみます。

観音岩から鹿岳と四ツ又山

観音岩から西、上底瀬(かみそこぜ)の集落と寺に戻る林道が見えます
九十九谷を降りて行きます、まあ急な降りです。半分位降りて鷹ノ巣山です。不動寺の案内板では鷹ノ巣岩となっており、そちらの方が当たっている。
鷹ノ巣山から下底瀬の集落
鷹ノ巣山から上底瀬へは杉造林の中を降りて行きます。直ぐに2車線のアスファルトに出ます。集落を少し歩くと黒滝山への表示板があり、林道を登って行きます。
養豚が行われており、臭います。豚舎から大きな豚が出てきて鳴きます。豚の鳴き声を聞くのは、ほんとうに久し振りの感じです。

石垣が何段も
林道の随所に石垣が何段もあり、この山奥が何十年も前には畑だった事が窺がわれます。

写真や眺望を楽しんで11時分岐点に戻り、寺へ降ります。南牧村の山々は大きくないので、時間も2、3時間で登山というよりハイキングといった趣きです。

樹齢1200年の県天然記念物の杉と山門
御朱印を頂き参詣します、岩峰沿いに細長く作られた境内を進みます。
不動明王の後ろの黒滝
岩盤から水がちょろちょろと流れ黒く見えます、黒滝はここから名付けられたのでしょうか。
山門脇の紅葉

入り口の鐘堂、崖の上です
黒滝山は、そのもののピークは無く、寺を含めて地一帯を呼称する様です。山も寺も変化に富み、眺望も良く、お薦めです。