Powered By Blogger

Translate

Translate

2013年7月28日日曜日

7月27日 金北山 登頂



白雲台からゲートと金北山

妙見山とのY字路、標識有
 当初、霞沢の予定でしたが、天気予報は長野、新潟共に雨60%。予定を変更してやっつけ登山の金北山へ。

佐渡は観光で行った事があり、知人で佐渡に何年か居た方もおり、ドンデンも大した事は無いと再三聞いていたので、雨でも良いと思いました。

1か月近く入庫していた愛車で、26日夕方関越を新潟まで。翌朝、水中翼船ジェットフォイル始発で佐渡へ。料金と時間が倍位フェリーと違います。でも6時5分の発のフェリーと6時55分発のフォイルでは到着にそんな差が無いなー。
前日、ネットで往復切符を購入。同時レンタカーの手配も済ませました。大手レンタは満車で地場のレンタも満車が多く、タクシーかと思いましたが、渡辺産商というレンタでファミリーカーを予約出来ました。ネットで軽では大佐渡スカイラインを登るのが大変だとありましたので、結果大正解でしたが。

新潟での駐車料金は佐渡汽船から割引券が出ており1日800円です。
島のレンタカーはSクラス(1500CC)で6時間6,000円ちょっとでしたから高いですね。

桟橋近くで手続きをして白雲台へ向かいます
山頂神社

鳥居、灯篭、狛犬と神社へ向けて続く
 、大佐渡スカイラインその物も自衛隊管理道路です。金北山にレーダー建設のため必要だったのでしょう。ネットの通り軽2台が喘いでいます。ファミリーカーですと楽勝です、追い越して白雲台に到着、着替えてゲートの看板にある航空自衛隊運用に電話し通行許可をもらいます。下山時にも一報をくれとの事。
朝が1番見通しが良く、金北山も見えます。後はずっとガスでした。

コンクリー舗装はすぐ終わり10m幅のダートとなります。巨大なレーダーのある妙見山との分岐となり、ここは標識があります。

ここを進んで大型車両6台が固定されている所で、右に進みレーダーサイト群へ行ってしまいます。
民間工事関係者と思われる男性に、「車があった所を左下に降りていくのだ」と教えられ引き返します。20分位のロスでしょうか。
取り壊しが始まっている山頂施設、右を巻いて行く
サイトへの通行跡が濃く、また標識も無いので解りませんね。

10m幅の道路をひたすら進みます、眺望も無く面白くも何ともありません。

40分程進むと山頂の旧施設に着きます、50年以上前の施設でしょうか、取り壊しが始まっています。そこを右に巻いて行きます。
鳥居、灯篭、狛犬と続きコンクリの細い階段状となっています。鳥居は落ち、灯篭は1つは崖下に落ちたのでしょう。狛犬も片方は倒れそうです。

すぐに古いトタンの施設に挟まれた神社に到着です。神社下に山頂を表す板が置いてあり、他に山頂標識とか三角点は見当たりませんでした。
神社の先を50m程行きましたが、何もありません。
9時に白雲台を出て10時半着、ロスがなければまだ早かったでしょう。

すぐに道路を引き返します、帰りは1時間10分で。
道路を進み始めるとガクアジサイが多い

間違えたY字分岐、右の施設へ行った
とにかく面白くも何ともない道路歩きです。
白雲台の売店でカレーライスとコーヒーを頂きます。「7月は連日ガスで観光客が上がって来ない」と売店の方。今日の登山も私1人でした。

スカイラインを降り国道にぶつかった所を右に行き、更に中に入った所で佐渡社共の金北の里で入浴します。

13時50分、両津へ戻りレンタカーを返却、フェリー乗り場へ。当初17時過ぎの予約でしたが、14時半出発に繰り上げてもらいます。

出航して振り返ると、山にはガスがかかっています。
ジェットホイルは行きは1番前でしたが、帰りは1番後ろの36番Aで音がうるさい。

新潟へ戻り車で関越を物凄い雷雨の中、水上まで戻り宿泊しました。

帰りのジェットフォイルから反航船を望遠

7月21日 帰京

登頂証明とアニバサリーバッチ


 
 
なきうさぎの切手と消印
 
全日空の早割で22日にとってあったのですが、全て登ってしまったので1日繰り上げて帰る事にし、レンタカーも繰り上げ返却し旭川空港へ。
レンタカーも1日半早くても当初の金額を決済されました。さて航空券。
早割なので、変更は効かないとの事で、当初の24,770円から取消手数料12,300円、払戻手数料420円をとられて、別途ピーク割増の正規購入券41,770円を購入。
 
1日繰上げで、〆て53,490円の出費でした。取消手数料と正規の割増航空券も結構な値段ですねー。
あと全日空の東京ー旭川間はエアドゥとの共同運航がほとんどなのですが、全く同じ席なのにエアドゥで航空券を購入すると1万位安いのです。何かおかしいとは思います。
 
上士幌観光協会から葉書の登頂証明が送られてきました。切手も消印もなきうさぎで、とても気を使ってます。しかしながらチープな感じは否めません。
 
 
 
 
 


2013年7月24日水曜日

7月19日 夕張岳 登頂

望岳台から芦別岳
 3時半に目覚めましたが、うつらとしてると4時半。5時出発します。馬の背コースはヒュッテの水ホースの所の道を行くのだったのですが、標識が無く解らなかったため林道を一旦下って冷水コースを行きます。

1度伐採されているため細い木ばかりですが、鬱蒼と茂り怪しい雰囲気です。対熊用8インチのナイフを持参すれば良かった。
冷水コースは緩やかに登っていきます、細いですが25m位に高く伸びた木々は見事です。

馬の背コースと合流し、シラネアオイの咲く所で朝食とします。花は既に終わっています。

前岳湿原で夕張岳と対面
ここから望岳台まで左に滝ノ沢岳の鋭鋒を見ながら進みます。前岳中腹にある望岳台に着くと芦別岳が見え写真を写します、この一瞬だけで後はガスに隠れ姿を見せる事はありませんでした。

登りはこの望岳台までで、後は水平に前岳を巻いて、ほとんど水平な感じで山頂手前まで行く事になります。前岳と夕張岳の間が高原台地上になっていると表現しても良いでしょう。

道に倒れこんでいる笹をかき分けながら進む事になりズボンがびしょ濡れです。

                                                                               
快適な湿原の木道歩き

左からガマ岩、夕張岳、男岩、
 登山者は私1人なので、熊と鉢合わせは絶対避けたいので、常に前方を注意して進みます。 前岳湿原に出て笹が無くなった所で夕張岳全容と対面する事になります。
男岩、ガマ岩、釣鐘岩とピークが有り、巻いて行くのですが登山道を進むごとに位置関係と景色が変わっていきなかなかのものです。
「吹き通し」と呼ばれるガレ場手前で金山からのコースと合流します。
釣鐘岩を右に巻いて登った所が山頂です。

ガスが晴れたりかかったりですが、充分に楽しめます。

幾つかのピークを有する高原台地状の景色は素晴らしくリピーターが多いというのは納得しました。花の山とも云われますが既に終わっておりユウパリコザクラ他は見る事は出来ませんでした。

でもこの景色はどなた様にもお薦めです。2度目以後に金山コースを登るのは良いのですが、それだと高原台地状を歩く事が出来ないので初回は夕張コースが絶対お薦めです。

下山する時は何度も振り返させられました。

山頂に居るとき、当日林道を歩いてきたという八王子からの男性が上がってきます。当初カムエクの予定だったが入山できないためこち
山頂から前岳方面

芦別岳方面に山々が続く
 らに来たとの事。その後も金山コースから5人、他に3人。下山中に夕張コースで単独2名と上がってきます。
1人は馬ノ背コースに入ってからで、林道閉鎖を知らなかったとの事。3回目で前はこんなに笹は伸びていなかったとの事。
夕張市破綻で予算がつかないので仕方ないでしょうと返しておきました。

笹ぼうぼうの馬ノ背コースを下山し水音が聞こえるとヒュッテです。
テントを撤収、河村管理人と会話のあとヒュッテを後にゲートの車に向かいました。

来た時と同じ、芦別を通って富良野に出て美瑛で入浴後、国道沿いの道の駅に車を置き、蕎麦処つるきで生ビールの夕餉としました。
湿原はワタスゲの様な紫色の花が多い

湿原から前岳を振り返る

左から釣鐘岩、夕張岳、ガマ岩を振り返る

夕張岳とも、そろそろお別れ。右が男岩

2013年7月23日火曜日

7月18日 夕張ヒュッテへテント泊

白金の青い池

白髭の滝
 美瑛国道沿いの道の駅で早朝目覚めますが、疲れがたまり休養日とします。昨日の石狩岳もきつかった。

セブンイレブンで朝食、美味しくは無いが豆挽きコーヒーもあり2杯頂きます。100円だから
仕方ないか、高くてもよいからもっと美味しいコーヒーを飲みたいと心から思います。
雑誌を購入、車中で読みのんびりします。

白金温泉へ行き、ネットで話題の青い池と白髭の滝を見学します。
大した事はなかった、滝は十勝岳登山の時に見た事を思い出します。

時間があるので夕張岳金山コースへ伺います。国道を南下、ガスの中オベリスク様に聳え立つ芦別岳を一瞬望みます。

金山から林道に入りダートの道を9km程行くと登山口です。うっそうたる樹林、登山名簿を見ると3日に1人位、「下草が刈られ歩きやすかった」と同時に「熊の掘り返しと糞が2か所」との記載も。
引き返して南富良野のドライブインで昼食、美味しくなかった。

富良野まで戻り桂沢湖経由でシューパロ湖へ向かいます。桂沢湖周辺はコンビニはおろか建物など一切なく三笠市のコンビニへ向かい食料を調達します。富良野で調達しておけば良かった。途中、廃棄された炭住長屋や産廃受け入れ施設が時代の変遷を訴求します。
夕張ヒュッテ、右が旧、左が現在建築中の物。手前が私のテント

桂沢湖へ戻り452号をシューパロ湖へ向かいます。山間の道路をひた走ると夕張岳登山道への標識を見てダートの道へと入っていきます。新設の大規模ダムの工事のためダンプがうじゃうじゃという感じで走っています。

建設廃棄物一時保管所、有毒物質保管のためかシートをしっかり張ったプールもあります。聞いた話しでは、かっての廃棄物保管所が新設ダムで沈んでしまうので、それを移しているとの事です。

何もない林道を進むと7km手前のゲートに。支度してテント一式を背負いヒュッテに向かいます。平らな夕方の林道を進みますが、ハエの様な虫がうるさく防虫ネットを被ります。視界が暗くなるので好きではないのですが。

早足で進み1時間半で18時半ヒュッテへ。河村管理人がいて500円を支払います、500ml缶発泡酒を1本頂きます。テント設営後「落ち着いたらこっちで呑みましょう」との誘いでヒュッテの中へ、これが23時までお相手をさせられる事となります。安物サントリーオールドを呑むのは何十年ぶりです。満州生まれの河村管理人は日本酒の安コップ酒からオールドストレートを煽ります。私も付き合います。
明日は山行はダメと思いました。「望岳台まで行ってくりゃーいいよー」と前立腺肥大症か、トイレの近い管理人がわめきます。

幸い定時の3時半に目覚めて出発出来ましたが。

ちなみに旧ヒュッテは営林署の伐採飯場の夕張市への無償払下げでプレハブです、傾いています。新しいのはユウパリコザクラの会が寄付を募って建設した物です。廃校小学校の廃材を流用しています。管理も同会がボランティアです、中を作っている処ですね。破産した馬鹿丸出しの夕張市には一切期待は出来なくなりました。

林道ですがゲート付近の崖岩の上部が崩れそうになっているからです。でも営林署やヒュッテ関係者は車で通行してるのですから論理的整合性は全く無いですねー。



7月17日 石狩岳 登頂

支稜線を登り始めるとニペソツが見える、天狗達も
3時半起床、4時に宿泊所を出発します。ニペの林道分岐までは昨日と同じです。
石狩岳方面に進み何億円とも思われる大橋を渡り進みます。標識は一切無く、派生する林道の所で徐行して確認します。走行痕の濃い方へ進みます。
かっとばして進み、緩い坂を上っていくと右後方に広い駐車場が見えライトバンが停まっています。バックしていってその駐車場に入り奥に進むと石狩岳登山道の標識が。

ライトバンの隣に停めて着替えます。多摩NO.で先行している様です。
 
ガスが上がってくる、こちらからは鋭鋒

同時、音更山方面
下が笹でやや密度の低い樹林帯を進んでいきます。平らな道で1時間程で渡渉となります。渡ってしばらく進むと取り付きとなり斜面をジグに登ります。左に半周して支稜線です。
滑り台の比喩がぴったりです、最初平らな細い稜線を進みます。

ここで快晴の中、ニペソツが樹幹から見えます。昨日と同じでガスがどんどん上がってきます。 反対側に僅かに音更山も。

ここから、今日は1日中、乳白色のガスの中となります。
やがて平らだった登山道は見上げるような急登となり稜線まで一直線に進みます。
喘ぎに喘ぎます、何度も立ち止まりを繰り返しガイドブック通り5時間で主稜線へ、手前500m位から背丈程のハイ松となります。

本当にきつかった、眺望が無いので尚更か。
稜線で昼食中に一瞬晴れて東大雪方面
稜線寸前で上から「こんにちはー」と声掛け。
先行した多摩NO.の方でした、定年後車中泊で1か月北海道を旅してるとの事。町田市との 事です。疲れるので登山は1日置きとの事、3時半に出て頂上は行って来たと、健脚です。

主稜線は平らです、しばらく進んだ後昼食とします。その時一瞬東大雪が見え写真を写します。この一瞬だけでした、後は乳白色の中。

小さな花畑もあり、山頂手前は急になります。
山頂から最高点を
 乳白色の中、山頂へ。最高点もガスの中です、行っても仕方が無いか。

戻ります、稜線はハイ松ロードです。背丈は高くないですが。

分岐点からシュナイダーコースを降ります。長い、降りてから樹林帯も長い。
疲れ切って車に戻ると多摩NO.の方が居ます。今日はこの方と2人だけでしたね。

そこで夕張岳の夕張からのコースがヒュッテ手前7kmで通行止めになっている事を知らされます。

前日ペテガリに登ったというライトバンの方も見え、いろいろ話しが弾みます。「そんなにきつくなかった」との事。

夕張岳に向けて美瑛町へ向かいます。美瑛の銭湯で入浴後道の駅に車を停めて、国道沿いの蕎麦屋つるきで夕餉とします。

富良野近辺は夕方は半袖では寒い、美瑛駅前の道の駅はびっしり。テントを張ってる奴もいます、キャンプ場じゃないんだよ。
私は国道沿いの道の駅で車中泊とします。


稜線の花畑

稜線到達点にコマ草が数株

稜線手前の背丈ほどのハイ松、帰りに

7月16日 ニペソツ山 登頂

樹林帯を1時間登った所で振り返る、ピンネシリが

樹林帯、灌木帯を抜けた所で石狩岳方面を
今年、西暦と高さが一致する標高年です。地元の上士幌(かみしほろ)町も力を入れています。

 4時10分、宿泊所の糠平温泉を出発します。全く車の走ってないガスの国道、林道をカットんで40分かかります。
4年前に1時間程登った所でガスと雨で中止しています。

着替えて5時出発、エゾ松樹林帯をくねくねと登っています。快晴で木漏れ日の陽射しが強烈です。これはガスが上がってくるなと思わずにいられません。
うっそうたる樹林帯で湿度が高く、蚊がうるさい。20分程の所でたまらず防虫ネットを被ります。
しかし、その間に左のこめかみから右まで額を一直線に10数か所刺されます。
1時間程でエゾ松帯は終わり雑木林に、それも抜けた所で石狩岳が見えます、ガスはどんどん上がってきます。
石ころだらけの所を進んで天狗のコルに到着、ニペソツが半分だけ見えます。

前天狗や天狗岳はピークを巻いていきます。コースは大変に変化があり、飽きさせません。
風があるせいかガスは晴れたりかかったりで何も見えないという事はありません。

ガスの山頂に着きます、眺望はなくても満足感はあります。時々晴れて全容を窺い知る事が出来たからでしょう。20分程滞在して下山
天狗のコルからニペソツ
 します。
山頂手前から天狗岳を振り返る
 すると単独が次々と登って来ます。ガスの中は涼しい、天狗のコルまで戻り昼食に。

小天狗の辺りは道が付け替えられた様で、紐で塞いだりした道があります。

のんびり写真を写したりしながら下山し、糠平温泉の宿泊所に戻りました。

1日1枚の外湯カードが配られ、好きな宿泊所の風呂に入る事が出来ます。昨日は老舗湯本、今日は糠平国際観光ホテルに入浴しました。
湯本は逐50年以上でしょうか、汚い(失礼)建屋ですが、風呂付素泊まり1,500円でライダー達で賑わっています。水戸NO.品川NO.等が何台も止まっています。

外湯から帰るとくるぶしが500円玉大に虫に刺されており、就寝中に股間も刺されこの日は虫刺されだらけになります。

宿泊所で上士幌町が作成したアニバサリー記念のチープなバッチを無料で頂き、同時町発行の登頂記念証明の手続きをしました。

鄙びた山の中の糠平温泉はGSも無く30km程離れた士幌町まで給油に行ってきました。

山頂手前から、右裏に取り付き左上の山頂に行く
牧草地や畑しかない、寂しい所でした。


ガスに包まれた山頂

山頂から来た道を

天狗岳手前からニペを振り返る

ロックガーデンの様な天狗のコル手前

2013年7月22日月曜日

7月15日 ニセイカウシュッペ山 登頂

左が山頂、右がアンギラス、真ん中ピークを左に巻きます

まっすぐな登山道を1時間ほど歩くと灌木となり大雪と対面
 旭川から林道入り口まで、早朝の高速と国道をカッとんで2時間近くかかります。それから14kmの林道を30分。
林道終盤はバラス(砂利がまいてある)道で軽レンタカーの細いタイヤがパンクするのではないかと危惧しました。

先行は5台、着替えていると2台到着します。1台は10歳位の子供連れの家族で、既に登山スタイルで着くなり登っていきます。

旭川から、こんなに時間がかかるとは思わず、7時12分の出発となります。
林道跡と思われる幅3m位の平らな登山道を真っ直ぐに進み、やがて緩やかな上りになると低い灌木となり右側に大雪山が見えます。

登山コースは釣針の針の様に左に曲がっていきますので、この地点の方が大雪には近いです。
稜線に出た所でアンギラス、奥の平な山の右端が平山

山頂はガスが上がって大雪にかかる
 ピークを左に巻いて釣針の底の部分でアンギラスの全貌と対面です。ニセカウでは無くこちらに登る地元の方もいらっしゃるそうです。
3番目の写真の奥の平山は現在林道が崩れて通行止めで、こちらからテントを持って行かれる方もおり、人気のある山だそうです。
山頂から最高点

山頂手前、左端が山頂、右の高いのが最高点
稜線は少しお花畑となっています。6番目の写真、U字型に戻る感じで右下から左上に登っていきます、登り切った所が山頂です。
10時過ぎで快晴だったのがガスが上がり大雪にかかってしまっています。
やはり登山は早出が大事と認識します。パンを齧ってから最高点に向かいます、地元の方5人が宴会状態です。
平山の事はここで教えてもらいました。360度の眺望でガスが晴れたりかかったりですが、眺望は十分に楽しめます。
急斜面や危ない個所は無く、緩やかな登山道なので家族連れにもお薦め、ハイキング気分で登れます。

写真をとったりして、のんびり下山しました。

2013年7月21日日曜日

7月14日 芦別岳 登頂

山頂より左が夕張岳、右から2番目が前岳

山頂から西側
 3時半起床、テントを撤収して吹上温泉を後にします。富良野のセブンイレブンで朝食と買い物を済ませ新道登山口に向かいます。

太陽の里を目標に進みますが標識は何も無く、大きな駐車場で登山準備をしていた20代男性に伺うと「この先500mに新道登山口があります」と教えてくれます。
道路のカーブ沿いにあり鹿柵でしょうか、ゲートが有り、登山者名簿がありますが標識は無く誰かに教えてもらわなければ解らないでしょう。
着替えて5時半出発します。

多くの山の様に途中まで林道を進むのではなく、民家がある所からの出発です。
やや急な登り、眺望のない樹林の中を2時間半、ひたすら鶯谷へ向けて進みます。
昨日の疲れが残っているのか喘ぎます。

鶯谷へ着くと旧道がある断崖の様な山々が見えます。木が茂っていますが、こちらのコースも進行方向右側は断崖でしょう。
半面山に着くと鐘が有り、東側下にパッチワークの様に畑が見えます。
ここから灌木となり視界が開けます、下って直ぐ熊の沼という池塘があり一抱えもあるカエルの卵が幾つかあります。全く動いておらず孵化してカエルになるのに2か月位しか期間はないですね。
山頂から富良野越しの十勝岳

山頂から雲峰山を見下ろす
灌木で視界は広がるも山間で傍の山しか見えない中を登って行きます。そして雲峰山に着くとやっと芦別岳と対面です。太陽の里に林間学校に来ている高校生の4人組は「断崖絶壁の様だ」と声をあげ、ここで引き返して行きます。
ここからハイ松の中を降り、水平に一直線に廊下の様になっている 笹原を山頂直下まで進みます。ジグを切って急斜面を登り切って山頂です。一挙に360度の眺望が広がります、見事です。

南側に夕張岳が見え、西側は丘状になり雪田が幾つかあって山々が連なっています。
芦別山塊は東側が断崖となり南西に奥深く山が広がっているので熊の生息域足り得るのでしょう。雪田の上の熊をビデオや写真にとった方がいて、私も期待したのですが30分の滞在中に見る事は出来ませんでした。

単独の若い男女が上がってきます、男性は北見からとの事。パンをかじり終え下山します。それまで高曇りだったのが晴れてきて陽射しが強烈になります。下山だからもう良いのにと思います。
鶯谷までは湿度も低かったのですが、樹林帯に入ると高くなり暑い。この樹林帯は行きも帰りも眺望が無くわりと急で面白くなかったですね。
旧道がある尾根筋

雲峰山から山頂を見上げる
熊の沼、一抱えもあるカエルの卵が幾つもある
汗ぐっしょりとなり、15時車に戻ります。疲れました。
本来は翌日夕張岳予定でしたが、時間の短いニセカウに変更し、富良野で入浴後旭川に向かいます。