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2012年8月27日月曜日

8月25日 神室山 登頂

稜線合流点手前10mから手前ピークと山頂
前日、ネットで西の又コースの反対側の金山町の神室ダムからのコースを発見します。

新庄市や真室川町へは行った事がないので、こちらから登る事にします。

ダムを過ぎ最終地点まで完全舗装です。30台程の大きな駐車場があり進入禁止の標識がありますが、そのまま進むと車止めがあり5台停められます。すでに2台駐車しています。
着替えて6時出発します。すぐに崩落があり、これで車止めをしたのでしょう。
30分ほど林道を歩くと登山口となります。
山頂から前神室
 前はここまで車が入れたのでしょう、コンクリート橋の新しさから見ると近年の様です。
自転車があれば往復1時間の歩きを短縮可能です。川沿いに右岸を平らに30分ほど進むとロープを張った渓流があり、この先から稜線へ向けて九十九折の登りが始まります。

水筒があれば沢で冷たい水がとれます。私は2Lのペットボトルを持参しましたが。

1、2匹ですがアブが常時五月蠅い、嫌になるほどです。寝てないせいか体調すぐれず、暑さもあり、のんびり行く事にします。
薄曇りですが暑く汗だくです。
稜線に飯豊りんどう
登山道はずっとブナの自然林で雰囲気は良いです。蛙やとかげが何匹も登山道を横切ります。アブを3匹叩き殺します、動いてるとこないのですが、立ち止まると止まってきますね。
ブナが終わり1m程の灌木となると神室山頂と避難小屋が見えてきます。U字型にぐるーっと回って行くのでまだまだ遠い感じです。
(実際はそうでもありませんでした)
手前から山頂
10時18分、稜線到達、パノラマコースと合流します。比較的なだらかな稜線歩きとなります。うつぎの花やりんどうが少しだけあります。西の又コースとその先に黄緑色の平地が望めます。ガスが上がってくる感じです。


バナナを食べて稜線を進みます、西の又分岐を経てあっさり11時山頂へ、合流点からは起伏があまりなく早かった。
最上町からのコースを登って来たという男性1名がいます。先週も登ったという地元の方の様です。今日会ったのはこの方だけでした。
山頂から稜線合流点
 昼食としコンビニおにぎりを食べて30分くつろぎます。とんぼが舞います。西の方には沢筋の先に金山の街も見えます。神室山は特徴が無く、同じような山が幾つも連なります。

11時半、山頂を後にします。ガスっていたのがスポットライトの様にカンカン照りとなりタオルを頭にかけます。
遠望も効くようになります。合流点では手前ピークと山頂も見えます。日焼けも凄かったですが。

陽射しの中を降って行きます、汗だくになって斜面取りつきのロープを張ってある沢で冷たい水をペットボトルに汲んで飲みます。
顔を水に浸けます、気持ち良い。沢の中に入りたい気分です。

背の高いブナの中をゆっくり進みます、虫が五月蠅い。鼻や耳の中に入りそうになったので途中で少しの間、防虫ネットを被りました。
稜線合流点から手前ピーク
 2本目の沢でまた水を飲み、顔を水につけます。小腹が空いたのでカロリーメイトを食べます。
ウエアは水をかけられた様に汗グッショリです。自分でも汗臭い。

平らなブナの登山道をたんたんと登山口に向かいます。
のんびり歩いて車に着くと朝の2台はなく、登山ではなかった様です。

アブが最高に凄く、登山靴を脱いでる間に顎の下を噛んできます。車の中にも入ってきますし、たまらずダムまで戻って着替
灌木となり山頂と小屋が見える、遠い感じが

稜線取りつき手前の沢
えをしました。
民家のあるところまで降ると自販機がありコーラを飲みます。きのこ採りの地元の若者3人も居て話します。
新庄に戻りガソリンを入れた後、真室川温泉に向いました。

この日は新庄祭りで、夕方から山車を楽しみました。
登山道入り口

車道歩き

車止め、5台駐車可

2012年8月19日日曜日

8月18日 二王子岳登頂

うつぎの花の美しい青
 朝、6時半神社から出発します。山側に挿してある注ぎ口から水を取りますが、やや泥臭い。キャンプ場でもあり、洗い場には「飲料に適さず」の札が。
ガイドブックにはたくさんの水場があり、水を持ってこず、少し後悔。

曇天ですが湿度が猛烈に高く、汗ぐっしょりで今夏1番の暑さです。
取りつき登山道は神社に水を送るため、右側が掘削されて小川になっています。1合目過ぎまでは間伐された杉造林、それからブナ林となります。
最初から親指爪程のハエを大きくした様なア
6合目から左奥が山頂
 ブが付きまとって五月蠅い。
2合目水場は枯れており、3合目一王子小屋へ着くと水場1分の大きな立札があり、水場へ向います。これが滔々と流れる冷たい水、冷たさが何より美味しい。
たっぷり飲んだ後、水筒の水を入れ替えます。

登山道へ戻ると頭から水をかけられた様に汗ぐっしょりの中年男性が「暑いー」といって座り込んでいます。

基礎代謝は齢と共に低下しますが、体熱調整も伴うのでしょう。お会いした中年男性は口々
登山口の二王子神社
に「暑い、暑い」と汗ぐっしょりでしたが、20代の男性は、そんなんでもなく早く進んでいきましたから。

ブナ林の中を登って行きます。4合目で五月蠅いだけで無害と思っていたアブに左手首を服の上から噛まれます。痛さで払いのけると出血しています。
その後、右手に握っていた日本手拭いで3匹を叩き殺します。

4合目半ばを過ぎる頃から道沿いに青いうつぎの花が現れ和ませてくれます。5合目半ばまで続きます。水があって湿度が高い証拠ですが。
うつぎの葉にとまるバッタと蛙、尾が少し残っている
 葉の上には爪程の蛙がたくさんとまっています。水たまりにはおたまじゃくしも見えます。

6合目で低い灌木となり眺望が広がります。
手前ピークや山頂も見え出します、道は平らとなり進んでいきます。
ガイドブックでは定高山、油コボシ等とありますが、標識等は無くはっきりとは解りません。

少しですが、キスゲがあり池塘もあり楽しませてくれます。
キスゲの群落の先、トラロープの登りの手前にも水場があり、登山道脇で糸の様に流れ出ており、飲んだ後水筒に詰めます。
山頂、飯豊は見えず
細い流れなので冷たくなく美味しくありません。詰めるのもかなり時間が掛かります。
後続から中年男性が、「風呂に入っている様だ」と云い、続いて水を詰め込んでいます。
私も汗だくです、陽射しは無いのですが服が乾かず、濡れた状態です。
遠くから見えていたアンテナの隣に三王子神社があり、そこが九合目表示です。
平らでオレンジ色の小屋と釣鐘の柱が見えて直ぐに山頂となります。
取りつき登山道、右が掘られて小川となっている
10時40分山頂。 残念ながらガスで遠望は効きませんが、充分楽しめました。コンビニおにぎりの昼食とします。
六合目の登山道
 今日は20数名の登山者でしょうか。道は大変良く踏まれ整備され、今日も途中で1名が整備していました。
陽射しの元、トンボが飛び交う中のんびりします。
4、50分寛いだのでしょうか、下山にかかります。時間は十分にあるので写真を写したりのんびり下ります。5合目付近にある、うつぎの花を楽しみます。10数cmのヤンマがぶんっ、ぶんっと飛び交います。早いし、とまらないので写真にとる事はできません。
ヤンマのせいでしょうか、登りであれほど五月蠅かったアブが降りはほとんどいないのです。
「トンボがでるとブヨはいなくなる」といいます。
7月は「ブヨが五月蠅く山頂にいられなかった」という群馬朝日岳や白毛門も今月私が登った時はトンボが舞ってブヨは全くいませんでしたから。

降りは楽でのんびりいきます、3合目の水場に寄りまた喉を潤します。

ここから背の高い林となり更に湿度が高くなる感じで、とにかく暑さに疲れます。登山口近くでたまらず小川で顔を洗い、頭に水をかけます。
14時神社に下山、手前駐車場に止めた車に向います。


九合目手前の池塘、おたまじゃくしがいっぱい。
今日は体温調整が出来なかった感じで疲れました。二王子温泉へ向い入浴しますが、これが湯船だけで洗い場が無く、石鹸やシャンプーもありません、知っていたら行かなかったのですが。シャンプーは何時も持参しているので、湯船から洗面器で汲み洗い流しますが長髪ですのでシャワーが欲しいところです。

あちらこちらに大きな立て看板がありましたが、一人も入っていない道理です。飲み物も無く、ほんとに何もないのですよ。



手前ピークのキスゲ
浴後、時間はたっぷりあるので、奥 胎内まで車で伺いました。昆虫館、ビール園等の箱物は結構な数がありますね。

今日は暑さで疲れた感じで翌日の杁差岳は止める事にしました。


9合目から山頂、アップで
先日、伺った国道沿いの新井焼肉店は営業しておらず(がっかり)、道の駅加治川に車を停め向い側の「どさんこ」で生ビール3杯他を頂きました。
九合目から手前ピークを振り返る

2012年8月9日木曜日

群馬朝日岳の反対側

検索はしていたのですが、見つけられなかった土合と反対側の清水からの山行。かなり前ですが、既に三百名山を達成されてる「てくてく漫遊記」さんのHP。http://hwm7.gyao.ne.jp/mima/tozan/04/040801.htm

私も土合より早いのではと思っていましたが、11時間かかったそうです。若干早いがお花畑や尾瀬方面の眺望が無かったのでは。
朝日岳は素敵な山ですので、両方からでも良いですね。

笠から清水峠越の魚沼、左に大源太山も。前のブログの8番目の写真の
左側となります。空の色が素敵ですね。

2012年8月5日日曜日

8月4日 群馬朝日岳 登頂

白毛門山頂からひうち
 5時登山口出発、先週に途中の白毛門まで行ってるので2回目ですので全く緊張感はありません。
「初めて」がほとんどの私が途中まででも2回目を登るのは珍しい。

コンビニで嵩の多い野菜サラダとお弁当を買ったので、2Lペットボトルと1.5L水筒の予定が25Lザックに入らず2Lのみとなる。後で苦しむ。
白毛門山頂から武尊
暑いので曇天が良いなと勝手な期待もむなしく 取りつきからブナ林に白い水蒸気が漂い、蒸し風呂状態。あえぎながら進みます。
笠から左奥が朝日
標高1200mを超えるとガスを抜け少しの風があって涼しくなります。同時に谷川連峰が見えだします。 やはり遠望がきき早朝の景色は素敵です。
先週迷った直登登山道をまたしても登ってしまいます。確かに道なんですよね、でも今日は解っていましたので岩峰を登らず右に巻きます。すぐに登山道に復帰します、白毛門は近い。

到着しますと雲海の上に山々が頂きを出し、遠望が素晴らしい。山の景色はやはり朝ですね。
笠が見えますが、登りがきつそう。直ぐに向かいます。
鞍部へ降りていく途中、至仏、ひうち、景鶴、平、といった登った山々を眺める事が出来、感慨を覚えます。
鞍部へ降り登り出しますが、中途でへ垂れ休憩。他の方々もきつかったと云っていましたね。
9時10分、笠に到着。馬蹄形奥の魚沼市まで見えます。
ここで、笠の右が朝日岳とばかり思っていたのが、遥か手前のピークで朝日岳はずっと向こうという事を認識します。
見た目はかなり遠く、「えーーっ」と思いますが、稜線で標高差が少なくピークは巻いていますので1時間半程です。
笠を降りて直ぐ、トタンの避難小屋があり、ピークに取りつきます。ここから薄雲が出て北から稜線を風速10m以上の風が吹き抜けていきます。往復そうでしたので涼しく気持ちよく、とても助かりました。朝日手前のピークで、突然百花繚乱の花畑となります。この部分だけです。
朝日手前の花畑
 ここで昨日谷川ロープウエイで登り蓬ヒュッテに泊まり、朝日を経て土合に降りるという方と会います。楽しめて無理のない山行と思います。馬蹄形も1日では楽しむ余裕は全く無いと思います。

笠から1時間半、意外とあっさり朝日山頂に11時、到着します。それまでの稜線歩きから一転して広い草原に木道がつながっています。遠くに巻機山や魚沼市も見え、素敵なロケーションです。ここで昼食とします。
沢登りやトレランの方達も登って来ます。沢登り2名は関西からで、「上越の沢は明るくナメが素晴らしい」との事です。
朝日山頂から西側
11時に到着したときは素晴らしい遠望でしたが30分にはガスが上がり見えなくなってしまいます。
山頂を辞し戻ります。帰りも強い涼風で助かります。13時、笠から素敵だった朝日を振り返ります。笠を降りるともう見る事はできません。鞍部を過ぎ白毛門へ登り返しで直射日光無風状態となり、あえぎます。
小休止しますが熱中症になりそうな感じです。二人連れの登山者2組が朝日へ行きます。
150台以上駐車可能、正面を進むと登山口
この辺りから、今日はファイントラックのフラッドラッシュスキンという汗をベースレイヤーへ透し肌を乾いた状態にするという物を靴下の下へ履いていたのですが、それが爪先が破れていたのが重なっていたらしく。右親指下が痛くなってきます。水ぶくれが出来ていました、ほんのちょっとの事ですが。下りで痛くて難儀します。
 白毛門へ着くと5人が昼食中。ここで引き返すそうです。ここで控えめにしていた水を飲み切ります。

松の木沢の頭の手前から無風直射となり、暑さにあえぎます。何度も小休止をして降りますが、登山口手前で先週もそうでしたがラフティングの歓声が響きだし、盛夏の山行は再考の思いを強くしました。
駐車場真ん中にある水場、冷たく美味しい
 16時50分、駐車場に着き、すぐに水場で700ml飲みます。ステンレスカップを首に当てると冷たくて気持ち良い。
笠山頂から魚沼市方面、遠くに巻機山
白毛門から左が笠、朝日は右の遥か後ろになります。
笠の登りはきつい。
距離はありますが、笠からの稜線と朝日山頂は素敵です。花丸の山です。
白毛門までの急登とコース上に水場が無い事が要注意ですが。

今日は稜線上だけは薄い雲と強風で助かりました。直射日光ガンガンの無風ではたまらなかったと思います。
水上へ戻り出光GSで紹介された源泉かけ流しの「鈴森の湯」さんで入浴後、
朝日から来た道を振り返る、右奥が笠
291号セブンイレブン反対側のレストラン「諏訪峡」へ向いました。