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2011年9月25日日曜日

9月24日 燕岳 登頂 

大天井を振り返る

赤牛岳(右端)

大下り手前から槍

表銀座で槍、大天井を振り返る

早朝の奥穂、奥にジャン

大天井斜面から裏銀座

宿泊した大天井荘で4時過ぎにトイレで起きて0度Cの外に出ると満点の星空です。日の出を狙って大勢が三脚を立てています。
また布団に入り、のんびり休んで朝食も2番目でとります、味噌汁と熱いお茶がおいしい。

外は相当寒かった様です、テント泊の家族連れの子供が「寒かったー、寒かったー」といって石油ストーブに噛り付いています。
後で満員で燕に幕営できずに合戦小屋に下がってテントを張った方に、「合戦小屋でもばんばんに氷が張った」事を聞かされます。

その後、500円のコーヒーを2杯頂いてのんびりしたあと燕に向け出発します。
快晴、雲1つありません、富士も見えます。朝日を受け1年位に何度かの360度の大展望です。写真もきれいに撮れます。

6時過ぎに小屋を出ましたが、素晴らしい眺望です。下り斜面下が乗越になっており、常時風が吹く様で、寒風の洗礼を受け、冷たい。ハイ松も20cm位できびしい気象の様です。やはり下りは楽です。下ってから表銀座を燕に向けて進みます。風が当たると夏服ではやはり寒い、というか冷たい。
写真を何枚も写しながら9時半、燕山荘に到着、ケーキとコーヒー950円を頂きます。のんびり歓談しながら頂きます、そうしている内にも続々と登山者が上がってきます。

とにかく素晴らしい眺望です、皆さんおっしゃってますが今年は山はほんとうに天気が悪かったですね。街中は快晴でも山だけガスっていることが多くて。


燕岳へ向かいます、岩峰の山頂は3畳位。写真を写したり写してあげたりしてから、北燕側へおりて大天井山荘で作ってもらった弁当を頂きます。
冬服でしたら餓鬼岳へ向かったのですが、戻ることにしたので1時間以上休憩します。
こんなにのんびりした山行は久し振りです。でも寒いのは否めません。

小屋まで戻った後下山します、たくさんの登山者と行き交いますが、合戦尾根の登りはきつそうです。

下山後、有明荘で入浴。いつもの穂高の藤味庵さんへ伺ったのですが16時半で営業前でしたので近くの古民家の百八(ももはち)さんで天ざる蕎麦を頂き、豊科ICから帰宅しました。

良い写真がたくさん写せましたので後程ウエブアルバムにアップしたいと思います。

9月23日 大天井岳 登頂 稜線は冬の寒さ

表銀座稜線を振り返る

山頂から常念

大天井下にある喜作のレリーフ

燕山荘から燕岳
 前日、梓川SAで仮伯。が寒くて寝るどころではなく震え上っていました。4時過ぎにSAで朝食後中房温泉登山口に向かいます。
第1、2駐車場は当然満杯、有明荘裏の第3に入れ着替えて1km程歩き登山口へ向かいます。
多くの人で、公衆トイレは30人以上並んでいます。
6時に渋滞の登山道を登りますが、体調悪く喘ぎます。6、7歳の子供を連れた家族連れも見ます。
10時10分ファン投票日本1の燕山荘に到着します、凄い人出です。ガスが沸いてきていますが燕山頂は見えます。
燕山荘で昼食と思っていたのですが11時からという事でカップヌードルを購入しますが足りない感じです。
ザックを置いて山頂往復の人も多数ですが、私は明日の予定にして大天井へ向かいます。

ガスがかかってはいますが眺望はあり懐かしの烏帽子岳も(良かった)見る事ができます。風が冷たくぺらぺらの夏服にゴアのカッパでは寒く大失敗でした。
汗ダクの夏の予定でいたのですが稜線は冬です。皆、冬用アウターや防寒着を着用していました。
また、間食できる様な物を持参していればまだ良かったと思います。

相変わらず体調不調で喘ぎながら進みます、大天井下からの登りでは寒風に吹きすさばれ、芯から冷える感じです。過去、秋に何度か経験してヤバイ感じ。
この登りは皆がきついといっていました。
小屋に到着して宿泊手続きをとった後、10分程の山頂へ向かいます。東側は眺望はありますが、西は真っ黒な雲で覆われ、小さなアラレの様な物が降って来ます。
高瀬湖が見えます。しばし眺望を楽しんだ後、小屋に戻り寝床の中にもぐります、この時はまだ良かったのですが、隣に宿泊の方と石油ストーブが何台も焚いてある談話室に行ってから悪寒と激しい頭痛が来て、夕食もキャンセルして就寝します。

幸い翌朝には回復しました。






表銀座から烏帽子岳、10倍望遠

2011年9月18日日曜日

アークテリクス

背中、ロゴがいい

前、ポッケの絵がいい

アークテリクス、サイロ30
先日の安平路山でアークテリクスのザックの腰ベルトの左側を、腰ベルトを締めないで肩だけでしょって歩いていて落としてしまいました。

柴又に代理店があるので、伺って購入しました。左右セットでぺらぺらの薄い物です、7035円。高いーーーー、735円でも納得する様な品物ですが。

山スキーの時に使用して、夏山に使ったのは初めてでしたが。トールサイズで3年前に購入。


普段はドイターの25Lを使っています。たまご型で背中にあたる部分にネットがあって、風が入る様になっているのですが、合わないのかとても肩がこるのです。


店舗でスタッフ用で作成したというTシャツを購入しました。写真のとおり絵柄は素敵です。
純綿ですので山では使えません。
3990円と安いのですが、カッティングが悪く腹回りがダボダボなのです。
肩幅が広く、腹が細いスポーツ体型の私には、腹回りがそのとおりダボダボです。

9月17日 大天井、燕 中止

お奨めのとんかつ屋さん

穂高神社

わさび園からの山並み
前日、梓SAで仮眠。朝起きると薄雲に月が霞んでいます。穂高ICを出てコンビニで食料を調達、中房温泉登山口へ向かいます。

が、手前から雨となります。雨の中、一応登山口へ行きます。第1、第2駐車場も前日から入っているのでしょうか、びっちりです。
カッパを着て登って行く人もいます。
私は御免です、ユーターンして戻ります。3連休だけあって中型バス、タクシーが続々と上がって来ます。
街が近づくにつれ雨があがり薄陽が射す様にさえなります。

1日ずらしてもと思い安曇野界隈をぶらぶらする事にします。


何度も来ていますが見ていない所もあります。
前は24時間だった穂高のデニーズは8時から23時の営業となってます。
穂高IC出口のマックでコーヒーを飲んでから時間つぶしにデニーズへ入ります。

その後わさび園に向かいますが凄い人出です。隣接の川がNHKの朝ドラでロケされたせいもある様です。広大なわさび園は田圃の様です。


山を上がった時に何時も伺う国道沿いの藤味庵さんに、今日は昼食で伺います。

午後からも美術館や資料館を廻りますが、夕方になっても山は厚い雲に覆われたままです。
帰る事にし中央高速に載りますが雨となります。
晴れていればきれいな山並みの南アルプスも雨と雲の中です。

今シーズンはあまり天気に恵まれない感じですね。

2011年9月11日日曜日

9月10日 安平路山 登頂

眺望の無い畳2畳ほどの山頂



白びそ山頂というか平らな台地

避難小屋から山頂、写真スポットというか此処しか無い

小屋手前から望遠で越百山、南駒ヶ岳
 前日飯田IC手前の座光寺PAで仮泊(大型がうるさく睡眠不足)、4時半に出て大平峠を経て、すぐですが林道の舗装最終点でスポーツカーの愛車を置いて宿泊用具と30Lザックを入れた70Lザック背負い摺古木小屋へ歩きます。
悪路で有名な林道は岩石が劣化して軽石の様になった土砂なので、雨が流れると30、40cmの溝が出来てしまうのです。
前回豪雨で小屋まで行って中止した時は飯田市でレンタカーの軽トラを借りて行きました。何回かスタックしましたが4WDにすると簡単に脱出出来ました。
今日は前日に重機が入ったらしく、真新しいタイヤ痕と、きれいに平らにされています。ワゴン車なら良いでしょうが乗用ですと腹を擦ってしまうでしょう、高級車は止めた方が無難。


5時35分に歩き出して7時半、登山口の摺古木小屋に着きます。ワゴン車が2台、小屋の中に宿泊用具を置き30Lザックで下はカッパを履き出発します。いきなり急登ですが、すぐに山の片斜面を緩やかに進むようになります。途中5か所沢水があり、水はとれます。

2時間ほどで摺古木山頂に着きます、快晴で展望の良かった南木曽岳、御嶽山が望めます。国交省の1等三角点と、2m程離れた所に御陵局の三角点があります。6番目の写真の白びそ山の手前が見えます。白びそ山は何千mかある台地状で取付くと7番目の写真の様に白びその木の下の笹薮漕ぎが始まります。
道の上には笹が生えておらず、両側の笹が倒れこんでいるので1段低く、はっきりと道は解ります。マーキング等はありませんが、迷うところは1つもありません。

途中、 若いガイドが先行の70歳位と思われるおしゃべりな老女5名、後尾に挨拶も返さない憮然とした爺さん1人のガイドツアーとすれ違います。
私もそうでしたが否定的な方が多いガイドツアーですが、70歳位でも登山が出来るなら良いのではないかと思う様になりました。

通過点といった感じの白びそ山を通り越して下りに入ると、このコースで最大の展望地点の安平路避難小屋と山頂が見えてきます。
ガイドブックや他の方のホームページでもこの

摺古木山頂、国交省と御陵局の2つの三角点が
 写真が使われています、というか他は白びその下の藪漕ぎなので眺望はあまり無いのです。この先は頂上を含めて全く眺望はありません。
摺古木山から白びそ山の前衛

大半を占める笹原、でも道は明確

南アルプスの池口岳10倍望遠で
小屋脇を通ってしばらくすると川の流れる音が響いてきます、こんな高所にと思いますが、そこが水場です。11時半、ここでコンビニ飯の昼食にします。

20分以上休憩したのでしょうか、やや急な斜面を登り始めるとプッツリ糸が切れる様に私のスタミナも切れ足に重りを付けられた様になり喘ぎます。


喘ぎながら12時45分山頂に、眺望の全くない2畳ほどの土の上に1m程の木の標識が立っており、かろうじて安平路山頂が読めます、後1、2か月で読めなくなるでしょう。他に標識は見当たりません。
悪評の和名倉山程ネットで評判が悪くないのは同じ200名山でも登る方が少ないからでしょうか。
土の上に5cm程頭を出した3等三角点があります。


写真を数枚写した後、下山します。快晴だった空も雲が涌き、いきなりガスも出て降雨もありそうな気配になります。山頂から水場は急なのと足元が悪く3度程転倒します。疲労感も強い。安平路小屋まで戻ると雲で周囲の山は見えなくなっています、喉が異常に渇きます。
セブンイレブンのいくらの握り飯は塩をかじっている様なしょっぱさだったが。

往きは1.5Lのボトル半分で済んだのが帰りはここで残り僅かとなります。

白びそに登り返し、台地状の長い帰り道を進みます。白びそ山頂で水を呑み切ります、摺古木山を下れば沢水をとれます。

6番目の写真の白びそ前衛地点から下りに入りますが2つ程小さなピークを登り返します。大幅に時間が遅れているのではと思っていましたが15時50分、摺古木山に戻ります。喉はからからです。雲が晴れ太陽が直射します。
下って10分ほどで細い沢水があって、手ですくい飲みます。美味しい。
更に10分程でやや太い沢水があり、飲みます。ボトルにも満タンにします。

緩やかな下りを進み急降となると、登山口の摺古木小屋です、17時8分。予定を若干過ぎましたがO.Kです。疲れていたらここで宿泊予定でしたが余力もあります。
此処に泊まってアルファ米の山飯を食うより風呂に入って旨いものを食べたい。

70Lザックに全てを詰め込み、18分林道を下ります。早足といっても、そんなに早くはなりません。18時を過ぎると山の斜面の林道は暗くなってしまいました月明かりの中を進みます。「一般車は御遠慮下さい」のゲートを過ぎると「まだか、まだか。こんなにあったけ」という思いです。19時、車に着きました。真っ暗でドアを開けて室内灯の灯りでで登山靴を脱ぎ着替えます、汗臭い。14時間半の山行は終了、林道歩きの3時間半は余計でしたが。


真っ暗な林道を大平へ、そして飯田へ細い急カーブの山道をとばします。山を降りると花火大会で大きな花火があがっています、きれいに見えます。降りてすぐの道路際の砂払温泉の前で少しだけ眺めていました。
田舎に良くある一般の入浴施設という趣きですが入浴します、とにかく風呂に入りたかった。

とんかつを食した後、21時飯田市へ投宿のため砂払い温泉を後にします。